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「仕事辞めたいけど次がない」と悩む人へ|転職を迷ったときの対処法を解説!

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あなた
仕事辞めたいけど次がない…転職活動を先にするべき?それとも先に退職して問題ない?

なるべく次の転職先を見つけてから退職するのが理想とわかっていても、我慢の限界で「先に退職してしまいたい!」と感じる人は多いです。
退職理由次第では速やかに職場を離れた方がよいケースもあるので、次がない状態での退職が必ずしも悪いとは限りません。

そこで本記事では、仕事を辞めたいけれど次が決まっていない人に向けて、転職のコツや注意点を解説します。

目次

次がないけど仕事を辞めたい…よくある理由7つ

あなた
次がないけど仕事を辞めたいと感じるのは、それ相応の理由がある!

転職先を探す前に辞めたいと考えるのは、ほとんどの場合「我慢ならないほど職場環境がストレスになっているから」です。
次を見つけてから転職すべきだとわかっているのに、どうしても先に退職せざるを得ない理由として、主に下記が挙げられます。

今まさに悩んでいる人は、自分の悩みが下記に該当するかチェックしてみてください。

激務で働き続けるのは無理だと感じたから

過剰な残業・休日出勤や明らかに重すぎるノルマのプレッシャーなど、激務が原因で「働き続けるのは無理」と感じる人は多いです。
あまりに激務な状態が続くと心身のバランスを崩しやすく、体調不良やうつに発展する恐れがあるので注意しましょう。

特に、休みの日でも仕事のことを考えてしまうくらい精神的に圧迫されている場合や、無気力で何もする気がおきくない場合は注意サイン。
自分でも気づかないうちに症状が進行するケースが多いため、自分のキャパシティーを明らかに超えていると感じたときは早めに職場から離れるのが理想です。

筆者
労働基準法を遵守していない会社であればさらに危険です!

育児や介護との両立に限界を感じているから

育児や介護など家族の面倒を見る必要がある人にとって、仕事との両立はひとつのキーワードとなります。
理解のない職場では「またお子さんお熱?困るな…」「家族の介護なんて福祉サービスに丸任せできないの?」と言われてしまうことも。
比較的理解があり柔軟に対応してくれる職場であっても、「周りに迷惑をかけている」と自責してしまい両立が難しくなる場合もあります。

自分にとって無理のない範囲で働けて、かつ希望の年収に届くような職場に出会えるのはレアケースかもしれません。

筆者
家庭の事情が変わって急に退職せざるを得ない人もいます。

職場の人間関係が悪すぎるから

職場の人間関係が悪すぎて雰囲気が常にギスギスしていたり、恋愛関係や金銭貸借の揉め事に巻き込まれたりすると、何のために職場に来ているのかわからなくなってしまいます。
仕事で得られるメリットより出勤するデメリットの方が多くなってしまい、即座に辞めたくなることも。
人間関係が原因で精神的に病んでしまう人もいるので、仕事だと割り切れないレベルになっているのであれば無理は禁物です。

特に上司や先輩社員を味方につけられないのであれば、どんどん居心地が悪くなってしまうので注意しましょう。

筆者
職場の風通しが悪いと、働くときの負荷も大きくなります。

仕事内容に対して給料が低すぎるから

仕事内容に対して給料が低すぎる場合、他の会社に転職したいと考える気持ちが大きくなります。
業界全体の平均年収が低い場合は、別業種・別職種にキャリアチェンジすることも検討してよいでしょう。

また、「成果を上げても給料が上がらない」「何年経っても新卒同等の給与しかもらえない」などの金銭的な不満も退職の要因になります。

筆者
自分の許容範囲を超えて収入が低いと、自己肯定感も下がってしまいがち。

セクハラやパワハラにイライラしているから

セクハラやパワハラなど深刻なハラスメントに遭っている人は、理不尽さや相手の自分勝手さにイライラすることも多いでしょう。
自分の尊厳まで台無しにされるようなハラスメントであれば、早急に離れることをおすすめします。

また、ハラスメントに対して上司や人事部・経営層が本気で向き合ってくれないと、会社全体への不信感につながることも。
周りの人ほとんどを信じられなくなってしまうので、行動を起こせるうちに転職してしまうのが理想です。

筆者
ハラスメントに抵抗する気持ちがなくなり、自分を責めるようになってしまったら要注意!

会社への不信感が蓄積しているから

儲け主義で取引先や顧客を大切にしない企業体質や、不透明な昇進・昇格基準など、長年の不信感が蓄積して退職を検討する人もいます。
どんなに職場の同僚たちに恵まれていても、会社自体への不信感が強いと長く在籍し続けることはできません。
「この会社のために貢献したい」というエンゲージメントが下がり、働く意味ややりがいも失ってしまいます。

働くことを誇りに感じられるような会社に転職した方が、実は生活の質を上げられるのかもしれません。

筆者
会社だけでなく、上司や役員を信用できないときも同じ心理が働きます。

自分以上に活躍している同年代の話を耳にしたから

自分以上に活躍している同年代の話を耳にすると、「自分も何かしなければ」「このままではいけない」と焦りの気持ちが生じます。
特にライフイベントに差が出やすい30代になると、結婚・出産・マイホーム購入・社内での昇進など各所に差が出てしまうことがあるので注意しましょう。
学生時代自分と同じような生活をしていた人が、自分の何倍も良いライフスタイルを送っていることに対して、どこか妬ましいような気持ちになることも。

転職を機にキャリアアップしようと考える人は珍しくないですが、次がないまま焦って対象するのが正解とは限りません。

筆者
キャリアプランに合った転職にすることが何よりも大切です。

仕事辞めたいけど次がないときの対処法5つ

あなた
仕事辞めたいけど次がない!まずはどうするべき?

退職するタイミングは人それぞれであり、次が決まってから辞めることもあれば、次を決めず先に辞めてしまうこともあります。
また、退職を検討していても最終的に辞めることなく働き続ける人もいるので、退職だけが正解とも限りません。

下記では、仕事を辞めたいけど次がないときに取るべき対処法をいくつか紹介します。

次が見つかるまで働き続ける

キャリアにブランクが生じることや収入が途絶えることを懸念しているのであれば、次が見つかるまで働き続けるのが理想です。
忙しくなりますが在籍中に転職活動をしておき、内定が出てから退職交渉をするのがポイント。
転職先が決まっていると伝えれば強く退職を引き留められることもなく、意外にもあっさり手続きが済むことが多いです。

目先の仕事があるため転職先選びに焦りすぎてしまうこともなく、納得できる会社が見つかるまでとことん転職活動ができるのもメリットです。

筆者
転職活動のペースも自由自在なので、「いい会社が見つかり次第転職」とすることも可能です。

同じ会社内で異動や配属変更を願い出る

人間関係や仕事内容がストレスなのであれば、同じ会社内で異動や配属変更を願い出るのもおすすめです。
部署が大幅に変われば上司や同僚も変わるため、勤続年数を積み重ねたまま人間関係をリセットできます。
仕事内容が変われば働き方も残業時間数も変わるので、ワークライフバランスが整うかもしれません。

ただし、会社全体への不信感が強いときや会社のスタンス自体に納得できないときは、抜本的な対策とならないため注意しましょう。
あくまでも「会社に不満はないが人間関係や仕事内容にだけ不満がある」という場合に有効な手法です。

筆者
社内立候補制度等がある会社であれば、積極的に活用しましょう。

有給休暇を取ってリフレッシュする

一時的な疲れで退職がよぎっているのであれば、有給休暇を取得して思い切りリフレッシュするのがおすすめです。
一日中趣味を楽しんだり、周りが働いている平日日中に遊んだりすれば、精神的に楽になることも多いはず。
自分が仕事に何を求めているのか徹底的に向きあう時間にしていくなど、フレキシブルな時間の使い方が可能です。

ただし、慢性的に過労気味になりやすい働き方を強制される職場であれば、数日の有給休暇取得だけで根本的な解決にはなりません。
あくまでも繁忙期後など積もり積もった疲れを払拭するための対処法であることを理解し、自分の状態に合わせて選択することが大切です。

筆者
有給休暇を使って転職活動する方法もあります。

休職してしばらく仕事を休む

体調不良など明らかな症状が出ているときは、無理に退職・転職せず休職するのもひとつの手段です。
医師から労務不能であることを証明してもらえれば傷病手当金を支給できるため、休職中の生活費負担も軽減できます。

基本的には復職を前提として休職するのが一般的ですが、心身の回復状態次第ではそのまま退職することもできます。
休職中に転職活動するのも療養に努めることもでき、仕事に制限されない自由な時間が手に入ります。

筆者
まずは療養に専念するのがおすすめです。

次がなくても仕事を辞める

次がなくても思い切って仕事を辞め、それから今後について考えることも可能です。
あと1日たりとも在籍していたくないような職場なのであれば、早々に退職の相談をしてよいでしょう。
次がないことによるデメリットより、早く辞めるメリットの方が勝るのであれば、決して悪手ではありません。

失業期間中はハローワークから失業手当を受け取ることもできるので、意外にもしっかり次への転職活動ができるのもポイントです。

筆者
無理して働き続けるより、早い段階で見切りをつけてしまってもよいでしょう。

次がないけど仕事を辞めた方がいいケース

あなた
次がないのに仕事を辞めてよいものか悩んでいます…

下記に該当する人は、次がない状態でも速やかに仕事を辞めた方がよいでしょう。
無理をすると毎日がストレスフルな状態になり、心身共に病んでしまうことがあるため注意が必要です。

深刻なハラスメントに悩んでいる場合

深刻なハラスメントに悩んでいるときに最も手っ取り早い解決策は、ハラスメント元と物理的な距離を置くことです。
精神攻撃をするようなつらいパワーハラスメントや、自分の意志を完全に無視したセクシャルハラスメントを受けているときは、すぐに退職して問題ありません。

上司や人事部に相談することもできますが、当事者同士の意見がぶつかり合うことも多く、解決に至らないケースもあります。
一時的な減給や訓告だけで済まされてしまったり、別部署に異動できたとしても社内で噂になってしまったり、居心地の良さが変わらないことも多いのです。

ハラスメント被害者側が転職させられるようで癪に障らないかもしれませんが、どうしてもストレスなのであれば思い切って環境を変えてみましょう。

筆者
ハラスメント元をがばうような会社であれば、どちらにしても長くい続ける価値はありません。

激務すぎて転職活動に割く時間すらない場合

激務すぎて転職活動しようにも転職活動に割く時間すら作れない場合も、退職して問題ありません。
過労による体調不良は慢性化しやすく、時にメンタルヘルスの悪化にまで発展することがあります。
退職すれば時間に余裕が生まれるため効率よく転職活動でき、選考もテンポよく進みます。

ただし、激務な会社では人手不足になっていることが多く、退職を強く引き留められることが多いため注意しましょう。
退職の「相談」ではなく「報告」をするなど工夫し、最低限の業務引継ぎには協力的な姿勢を見せつつ確かな意思で辞めることが求められます。
いざとなったら退職代行を使うという手も考えながら、早い段階で離れることを意識しましょう。

筆者
なるべく繁忙期を避けて退職報告するなど、配慮も必要です。

心身の健康状態に影響が出ている場合

明らかなうつ症状が出ていたり、普段の自分とは違う心身状態にあるのであれば、退職を躊躇う必要はありません。
特に、「眠れない(起きられない)」「なにもやる気が起きない」など、心因性の症状が出ている場合は要注意。
また、出勤しようとするつもりはあるのになかなか体がついてこない、など思わぬ症状が出ることも。

まずは有給休暇を取得して数日間だけでも休み、その期間に心療内科や精神科で相談することをおすすめします。

筆者
無理が祟ると転職活動もままならないくらいの症状が出てしまいます。

就労にドクターストップがかかっている場合

病院で相談した結果、就労に対しドクターストップがかかったときは素直に従いましょう。
「働けない」ことを直視したくないあまり、無理に出勤してしまう人は少なくありません。
また退職してもパート・アルバイト職で働き続けるなど、自分にできる限界以上の挑戦をしてしまうのも要注意。
却って症状が悪化するだけでなく、根本的な治療計画にも支障をきたします。

ドクターストップがかかっていれば退職を強く引き留められることもなく、手続きがスムーズに進みます。
「退職したいのに退職させてもらえない」など事情がある人も、医師に一度相談してみましょう。

筆者
明確な基準のないメンタルヘルスだからこそ、医師からの診断がひとつの物差しとなっています。

働き続ける方がストレスになる場合

働き続けるメリットと退職のデメリットを比較し、働き続ける方がストレスになるとわかっているのであれば、遠慮なく退職を検討しましょう。
自分を守るための有効な手段として活用できるため、無理に働き続ける必要もありません。
時間の使い方も自分次第で決められるため、無職期間中はリフレッシュにも転職活動にも充てられます。

ただし、無計画な退職は後悔を招く要因となるため要注意。
無職期間中に何をするのか、明確に可視化できているか自分と向き合いつつ、一時の感情に影響されての退職でないか見つめなおしてみましょう。

筆者
この判断をするには、自分のストレス源を可視化しておくことが大切です。

何よりも優先するべきものが仕事の他にある場合

仕事以上に優先するべきものがある場合、残念であっても退職せざるを得ない場合があります。
例えば、仕事が明らかに家庭の妨げになっている場合、働き方自体を根本から変えなくてはいけません。
「残業が多すぎて子どものお迎えに支障が出ている」
「仕事が終わってから介護を頑張ろうとしても、不在時をカバーできる人がいない」
という場合、やむを得ず退職する人も多いです。

市区町村の福祉サービスや周りの協力をフル活用しても限界があるのであれば、仕事を見直すことも大切です。

筆者
生活における優先順位をつけて割り切っていくことも大切です。

次がないまま仕事を辞めない方がいいケース

あなた
次がないまま仕事を辞めて、後悔する場合もある?

速やかに仕事を辞めた方がいいケースがある一方、安易に辞めるのが悪手になってしまうケースもあります。
退職理由が下記に該当するのであれば、キャリアのブランクを防ぐためにも慎重に判断しましょう。

一時的なトラブルで辞めたいと感じた場合

一時的な職場トラブルで辞めたいと感じているときは、自分でも気づかないうちに感情的になっているだけかもしれません。
「上司に理不尽な注意・指摘を受けた」「同僚の〇〇さんに嫌なことを言われた」などの場合、双方の認識に相違が出ているだけということも。
非常に腹の立つ出来事かもしれませんが、果たして自分のキャリアをリセットしてまで向き合うべきトラブルなのか、客観的に判断していきましょう。

退職により一時的にすっきりするかもしれませんが、その後の再就職を考えるとデメリットが大きくなってしまう場合もあるので、慎重に考えるのが大切です。

筆者
長期間トラブルが解決しない場合は、そこで初めて退職準備を始めましょう。

やる気やモチベーションが原因で辞めたい場合

「やる気が続かない」「最近モチベーションが下がっている」などを理由に退職を検討している場合、根本的な原因を探ってから辞めるのが理想です。
なぜやる気が続かないのか、なぜモチベーションが下がってしまうのか、原因を見つけましょう。

仕事内容がつまらないと感じるのであれば、別部署への異動を含め仕事内容を変える施策を考えるのが近道となります。
退職する場合でも急ぎでの退職理由とはならないため、転職活動して次が見つかってから辞めるのでも遅くありません。
「今の退職理由に緊急の理由があるか」という視点を持つことで、理想的な退職タイミングを見つけやすくなります。

筆者
「どんな仕事がしたいか」も含めて考えておけば、転職活動もスムーズになります。

今後数ヶ月の生活を支えられる貯金がない場合

今後数ヶ月続くかもしれない無職期間を過ごせる貯金があるか、事前にシミュレーションしておきます。
今の生活費を可視化し、貯金で何ヶ月過ごせそうか逆算してみるとわかりやすいでしょう。

傷病手当金や失業手当金を受給できる場合でも、申請してから実際の受給開始までの間には一定のタイムラグがあり、即時受け取れるわけではありません。
急ぎで転職しないであれば最低3ヶ月程度の生活費を蓄えるなど、事前に対策する必要があります。

できる限り転職と貯金を両立させていくのが理想ですが、難しいときは貯金をしてから退職し、そのあと転職活動を進めるなど工夫しましょう。

筆者
資金面で困窮すると、転職面接に出向くまでの電車賃やスーツ代の準備も難しくなります…。

求人の少ないエリアに住んでいる場合

求人の少ないエリアに住んでいる場合、転職活動が困難を極めることが多いので注意しましょう。
「自分のスキルが活かせる職種の求人がない」「求人はあるが今より年収が圧倒的に下がってしまう」など、納得できる転職にならないため転職できなくなってしまいます。
結果、無意味に無職期間ばかり伸びてさらに転職しづらくなるなど、負のスパイラルに入ることも。

レアな職種に就いている人や、退職を機に引っ越しを検討している人も、事前に求人情報をリサーチしておきましょう。

筆者
想像以上に転職活動につまづいてしまい、貯金が底を突いてしまうことも…

勤続年数が浅くて失業手当を受け取れない場合

失業手当を受け取るためには、「雇用保険の被保険者であった期間が離職の日以前2年間に12ヶ月以上ある」という条件をクリアしている必要があります。
会社都合での解雇など別の事情があるときはこの限りでないものの、自己都合退職の場合は基本的に勤続1年以上が必要だと捉えましょう。

転職を急がないのであれば、失業期間中の生活費を賄うためにも一定以上の加入期間が必要です。
少しずつ転職に関する情報収集を進めながら勤続年数を伸ばし、機を見て退職することを目指しましょう。

筆者
失業手当は転職先が決定するまでの生活費を支援してもらえる制度であり、次がないまま辞めた人にとってありがたいシステムです。

仕事辞めたいけど次がない人が仕事を辞めるメリット

あなた
次がないのに仕事を辞めるメリットなんてあるの?

下記では、次がない状態で仕事を辞めるメリットを解説します。
一見するとネガティブなことに感じますが、実はメリットも大きいことに注目してみましょう。

仕事から解放されてストレスフリーになる

次を決める前であっても速やかに退職する大きなメリットとして、仕事から解放されてストレスフリーになることが挙げられます。
退職を検討する人は職場で何かしらのストレスを抱えていることが多いですが、退職すれば全てのストレス源から離れられます。
翌日の出勤を考えて憂鬱になったり、休みの日でもどこか気持ちが晴れなかったりする日々からも解放されるので、気持ちが軽くなるかもしれません。

筆者
最終出勤日には晴れやかな気持ちで歩けるようになるかも!?

本当にやりたかったことに時間を割ける

退職により時間的な余裕ができるようになると、本当にやりたかったことに時間を割けます。
家族や友人と過ごす時間を作れたり、徹底的に趣味にのめりこむ時間が生まれたりするので、有意義な毎日になるでしょう。
曜日や時間を気にせず眠れるなど、自分のリフレッシュに割く時間も十分です。

十分な貯金もあれば充実した無職期間を過ごせるので、次の転職に向けたエネルギーも蓄えられますよ。

筆者
ブランクなく転職すると、また仕事に追われる毎日になりやすいため要注意。

本腰を据えて転職活動に臨める

次が決まっていない状態で仕事を辞めて無職期間を設けることで、本腰入れて転職活動に臨めるのもポイント。

在職中に転職活動をする場合、退勤以降の夜や土日祝日を使った転職活動になりやすく、どうしても時間的余裕が生まれません。
ただでさえ忙しい毎日に転職活動も加わるようになって、目の回るような多忙を極めてしまうことも。
結果、疲れ果てて妥協した転職先を選択してしまう人もいるので注意が必要です。

納得できる転職先を見つけたいのであれなば、しっかり腰を据えて転職活動と向き合うのがおすすめです。

筆者
あまりにも長期化した場合、生活費の問題が出てくるため注意が必要です。

仕事辞めたいけど次がない人が仕事を辞めるリスクとデメリット

あなた
次がないのに仕事を辞めるのは、当然リスクやデメリットもある?

ここでは、次がない人が仕事を辞めるリスクやデメリットについて解説します。
下記に強い不安がある人は、なるべく在職中に次を見つけられるよう転職活動していきましょう。

金銭的なリスクが生じる

次がない状態で退職すると仕事が途絶えてしまうため、当然ながら金銭的なリスクが生じます。
一時的とはいえ収入が途絶えるので、無職期間をどう過ごすか、貯金額と照らし合わせながらシミュレーションしておきましょう。
不足する場合は短期のアルバイトや副業、手当金なども活用する前提でシミュレーションしておくことで、金銭的な不安を軽減できます。

特に生活費が足りないと、よく吟味せず焦って転職先を決めてしまいがちなので注意しましょう。
転職先でも同じようなミスマッチに悩まされたり、早期離職を繰り返して職歴がぐちゃぐちゃになってしまったり、将来的なリスクが高くなります。

なお、既に副業や不労所得があって生活費を賄える収入が期待できる人や、家族からの支援がある人はさほど心配しなくてもよいでしょう。

筆者
「貧すれば鈍する」の典型例にならないよう注意が必要です。

再就職できなかったときのダメージが大きい

万が一スムーズに転職できなかった場合、職歴に大きなブランクが空いてしまうので注意が必要です。
20代など市場価値の高い人材であれば比較的心配することなく転職できるケースが多いですが、30代40代以降になってブランク期間が長いと「訳アリな人かな?」と採用を躊躇われてしまいます。
当然、前職を辞めた理由や無職期間中の過ごし方に関する質問もされるので、自己分析と面接対策が欠かせません。

ブランクのない人が同時に応募したときは負けやすくなってしまうため、どうしても転職市場で不利になることを理解して対策を立てておきましょう。

筆者
気持ちの面でも焦りが生じてしまうので、あまりメリットはありません。

家族のライフプランに影響する

家計を一にする家族がいる場合、収入の減少が家族のライフプランに影響する場合があります。
「お金のかかる部活をやっている子どもがいる」「子どもが今年受験を控えている」という場合は要注意。
何かと出ていく額が大きくなるため、貯金を食いつぶす毎日に焦ることも多いです。

その他、冠婚葬祭を控えていたり出産予定があったりするときも、慎重に判断してください。
少なくとも安心できる程度の収支計画を立て、無理せず退職できるか考えておく必要があります。

筆者
あまりにも無防備な退職では、家族から猛反対されることも。

周りの人に心配される

次がない状態で退職するのは非常に無計画だと感じる人も一定数存在しており、過剰に心配されてしまうケースがあります。
「経験も積んでいないのに退職したら再就職できるわけがない」
「目先の楽さに飛びついてすぐ退職するなんて、社会からドロップアウトする予兆では?」
など、自分にとっては余計なお世話だと感じるような心配をされることも。
無職でいることにネガティブなイメージを持っている人も多いので、要らぬアドバイスをされることも覚悟しておきましょう。

とはいえ、全てのアドバイスが無駄なものとは限りません。
なかには耳を傾けるべきアドバイスもあるので、自分にとって有益なものを見極める力が試されます。

筆者
計画的な退職だと証明できるプランが必要です。

ずるずると無職期間が長引く

「無職期間が楽しすぎる」「なかなか理想的な求人が見つからない」という理由で、ずるずる無職期間が長引いてしまうこともあります。
十分な貯金があるときはなおさら、急いで転職する理由がなくて無職を謳歌してしまうことも。
結果的に次が見つかれば問題ないですが、転職したいタイミングで転職できるとは限らず、再就職へのハードルばかり上がってしまうケースも考えられます。
ブランク期間が長いと転職市場で不利になることも多いので、いつまで無職でいるか人生計画を立てておく必要がありそうです。

筆者
「やっぱり早く転職しておけばよかった」と後悔しても後の祭りになってしまいます。

次がないけど仕事を辞める場合の事前準備

あなた
次がないのに退職したいときは、まず何から始めるべき?

安易な退職を防ぐためにも、突発的に退職届を突き付けるのはNGです。
まずは事前にやっておくべきことを整理し、安心して退職できるよう対策しましょう。
ここでは次がないのに退職したくなった時の事前準備について紹介します。

転職したい理由を可視化しておく

まずは退職したい理由を明確に可視化します。
「営業のプレッシャーがつらい」「人間関係が悪すぎてストレス」など、具体的な退職理由まで挙げておくことがポイント。
「月〇万円までのノルマなら妥当なのに…」「会社全体の人間関係が悪いのではなく〇〇さんだけが苦手…」などより深掘りしながら考えることができれば、問題がはっきりします。
転職時に企業選びをする基準として活用できる他、退職を検討する理由が本当に会社にあるか見極められるのもメリットです。

反対に、会社が理由ではなく退職を検討しているのであれば焦った転職は禁物です。
「なんとなく疲れた」「働くのが嫌だ」など会社に理由のない退職をした場合、再就職もうまくいかない可能性があるため別の対策を考えましょう。

筆者
自分にとって何が許せないのか、価値基準を明確にするのが近道です。

転職情報を収集しておく

次を決めずに退職する場合でも、転職情報の収集を進めておくのがおすすめです。
ブランク期間はなるべく短めに抑えるのが理想であり、ブランクが長くなればなるほど再就職しにくくなるため要注意。
転職したいと思ったタイミングで理想的な求人があるとも限らないので、早い段階で情報収集だけでも始めておきましょう。

もし理想的な求人と出会えたら、想定より早いタイミングであっても応募してみるのが近道です。
相性の良い職場であれば働くことも苦にならず、むしろやりがいをもって働けるようになりますよ。

筆者
求人との出会いは一期一会!チャンスを逃さないためにも、常に目を光らせておきます。

転職サイトや転職エージェントに登録しておく

転職エージェントは求職者と企業をマッチングさせるサービスであり、求職者側の思いにも企業側の狙いにも精通しているのが特徴です。
次を決めずに退職するリスクやデメリット、転職する場合のコツやノウハウも詳しく教えてくれるので、登録して損はありません。

また、退職したい本当の理由や自分の価値観についても一緒に深掘りしてくれるので、キャリアプランが迷走したときの相談先としても有効です。
なかにはブランクがある人向けに特化した転職エージェントや特定職種特化型の転職エージェントもあるので、自分の属性に合わせて選びましょう。

筆者
プロのキャリアアドバイザーが伴走してくれるのは頼もしいですね。

失業保険や健康保険について調べておく

失業手当とは、雇用保険の加入歴が一定条件を満たす人に対し、失業中の生活費を支援する手当金制度のこと。
退職後に会社から発行される離職票を持参し、最寄りのハローワークで手続きすることで受給を開始できます。

ただし、もらえる金額やもらえるようになる時期は人により異なるので注意しましょう。
ハラスメントなど深刻な労働問題や会社都合での退職である場合、待期期間の短縮など特例が受けられることも。
事前にハローワークでシミュレーションしておけば、生活費の見通しが立てやすくなります。

また、退職した後は住民票のある役所にて国民健康保険に切り替える必要があります。
国民皆保険制度が導入されている日本では、全員が必ず何かしらの健康保険に入らなくてはなりません。
退職して社会保険を抜けたままだと無保険になってしまい、いざ病気・怪我が生じたときに健康保険の還付を受けられないのです。

なお、会社によっては「社会保険の任意継続」が使えることもあります。
これは元いた会社で加入していた健康保険組合にそのまま在籍し続ける方法であり、人によっては国民健康保険料より保険料負担を抑えることが可能です。

筆者
再就職手当などその他の手当金制度も多く、支援制度が確立しています。

無職期間の収支をシミュレーションしておく

毎月どの程度の生活費が発生しているか家計簿をつけ、貯金とのバランスを試算しておきます。
できる限り生活費3ヶ月分程度の貯金をしてから退職するのが理想ですが、状況によっては貯金がないままの退職となってしまうことも。
今ある貯金で無理なく生活できそうなのか、副業やアルバイトなども含む別の対策が必要なのか、事前に理解しておくだけで対策しやすくなります。

貯金額から逆算して転職活動を始めるなど別の対策もできるようになるため、緻密なシミュレーションをしておいて損はありません。

筆者
一人暮らししている人であれば、特にお金の問題は深刻です。

次がないけど仕事を辞める場合の注意点

あなた
次がないけど、本格的に仕事を辞めると決めた!事前に知っておくべき注意点とは?

ここでは、次がないけど仕事を辞める場合の注意点を解説します。
思わぬミスマッチ転職や想定外に長くなる無職期間を予防するためにも、事前に目を通しておきましょう。

転職先に求める条件を可視化しておく

転職先に求める条件を可視化しておくことで、求人の選定や応募先の比較に役立ちます。

  • 給与・手当・賞与など金額面
  • 業種
  • 職種(仕事内容)
  • 福利厚生
  • オフィスの立地(通勤時間)
  • 就業時間・曜日
  • テレワークやフレックスの有無
  • 既存従業員の属性
  • キャリアパスやロールモデルの存在

複数ある条件のなかでも優先順位をつけておけば、満足度の高い転職にしやすくなります。
条件が多ければ多いほど応募先の選択肢が狭まってしまい、理想的な会社と出会える確率が下がる点にも注意しましょう。

筆者
いい求人が出たときの反応速度も早くなり、「迷っているうちに応募を逃した」ということも防げます。

なるべく早く転職活動をスタートする

本格的な応募・面接に進まずとも、手軽にできる範囲で転職活動を始めておくのもおすすめです。

  • 転職エージェントやスカウトサービスに登録する
  • 転職サイトで今の求人をチェックする
  • キャリアコーチングを受ける
  • ハローワークで就労相談をする
  • 市場価値診断を受けて想定年収を可視化する
  • 適職診断を受けて未経験分野への転職も視野に入れる
  • 履歴書・職務経歴書の作成を進める
  • 自己分析をしてアピールポイントを整理する

転職経験がないと、いざ気になる求人を見つけてもなかなか応募に踏み切れないものです。
自己PRの方法や転職先に求める条件、転職理由を整理しておくだけでも転職準備としては十分。
履歴書・職務経歴書など応募書類を作成しておけば、とりあえず書類選考に応募することも可能です。

将来への不安が強い人ほど、早めに転職活動の準備を始めておきましょう。

筆者
上記の対策は、全て在職中でも始められます。

気になる求人があればどんどん応募する

気になる求人があれば、選考対策や内定可能性を気にせずどんどん応募するのもおすすめです。
「内定が出たらラッキー」と思っておけば、選考の場を練習として捉えて肩の力を抜くことができますよ。
選考の場にも慣れていくので、面接をすればするほどクオリティを上げることができ、本格的に第一志望の会社ができたときの自信になるのもメリット。
場数を踏みながら対策していくことも有効なので、気後れせず応募することを意識してみましょう。

筆者
どうしても不安なときは都度転職エージェントで選考対策してもらうなど、工夫も可能です。

自己分析を進めておく

自己分析とは、下記のように「自分を構成する要素」について考えながら言語化していく作業です。

  • 自分の強み・弱み
  • 将来的な目標・キャリアプラン
  • 転職理由
  • 志望理由
  • 今までの担当業務に関する棚卸し
  • アピールできる具体的なエピソードの書き出し
  • 周囲から見た自分のイメージ

自分について正しく理解しておくことで、志望動機や転職理由も可視化できます。
また、「自分とはこういう人間関である」と正しく伝えられるようになるため、仕事内容との相性を判断するときにも役立ちます。

筆者
具体的な応募先が決まっていない段階からでも、自己分析は始められます。

できる限り貯金しておく

貯金は多いに越したことはありません。
貯金が多ければ目先の金銭的不安で転職を焦ることもなく、どっしり構えて転職活動できるのがメリットです。

反対に、貯金がないと辞めたい仕事を辞めることもできず、ずるずる続けるしかなくてストレスフルになってしまいがち。
無職期間も生活費の心配ばかりしてしまい、転職を急ぐ結末になってしまいます。

少し退職が頭をよぎった段階から少しずつ貯金を進め、無理なく転職できるよう準備しておきましょう。

筆者
お金の余裕は心の余裕にもつながります。

仕事辞めたいけど次がない人におすすめの転職エージェント

あなた
とりあえず退職してしまったけれど、早めに転職活動を始めておきたい!おすすめの転職エージェントはある?

ここでは、仕事辞めたいけど次がない人におすすめの転職エージェントを紹介します。
退職すべきかの相談や転職先に求める条件の可視化など、さまざまな手伝いをしてくれるので頼れるキャリアアドバイザーを探してみましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、全国最大手レベルの転職エージェントです。
47都道府県全てに対応している他、20代から50代以上まで幅広い層を対象にキャリアアドバイスしているため、実績・経験ともに豊富なのがポイント。
キャリアアドバイザーの経験値も高く、業界ごとに専門的なアドバイスをしてもらえます。

転職サイトやハローワークには掲載されない、希少な非公開求人も多いのでチェックしてみましょう。
土日祝日や夜間のカウンセリングにも対応しているので、本職が忙しい方でも安心です。

マイナビエージェント

マイナビエージェントのホーム画面

マイナビエージェント全国をカバーしている転職エージェントであり、公開求人数・非公開求人数ともにトップレベルを誇ります。
特に20代30代など若手人材の転職実績が多く、第二新卒や既卒の利用率も高め。
早期離職を不安に感じる人でも転職できる可能性が高く、ネガティブな転職をポジティブに変えるサポートをしてくれます。

転職者一人ひとりに密な連絡や迅速な対応をしており、利用者満足度も高いのでぜひ活用してみましょう。

doda

dodaは、転職サイトと転職エージェントどちらの性質も持つ転職サービスです。
会員登録だけで公開求人は全て閲覧できるようになるため、スピード重視でどんどん応募しながら転職活動を始めたい人は、自己応募を進めましょう。

反対に、プロのキャリアアドバイザーと相談しながら応募先を選定したい人は、dodaのカウンセリングを活用するのがおすすめ。
きめ細かなアドバイスをしてくれるので転職活動の軸がブレることもなく、確実にステップアップできるのが魅力です。

DYM就職

DYM就職は、既卒・フリーター・ニートでも安心して就職・転職できる企業を紹介してくれる転職サービス。
カウンセリングを通して自分のやりたいことを徹底的に可視化できるので転職後のミスマッチも少なく、腰を据えて長く働ける企業を探せます。
扱う求人は東証プライム上場企業からベンチャー企業まで幅広く、偏りがないのもメリット。

面接の日程調整など面倒な交渉事も任せることができ、効率重視の転職活動が可能です。

まとめ|「仕事辞めたいけど次がない」と焦る必要はありません!

「仕事辞めたいけど次がない」という場合、「次が見つかるまで辞めるわけにはいかない」と思い詰めてしないがち。

しかし仕事を辞めてから次を決める人は意外に多く、転職エージェント等でのサポートも受けられるので安心してよいでしょう。
無職期間中の過ごし方や金銭的な計画だけしっかりイメージしておけば、特段困ることもありません。

とはいえ、無職期間が長くなりすぎてしまうのは禁物
できる限り早めの転職活動を意識しながら、納得できる転職先を探してみてくださいね。

この記事を書いた人

株式会社CREXiA代表取締役。1991年生まれ。

広告代理店にてリスティング広告を学び、化粧品通販会社で部門リーダーとして販売戦略立案〜実行までを経験。その後、プログラミングスクールの運営会社にてWebマーケティング全般を担当。退職後、フリーランスマーケターとして広告運用代行・集客コンサルティング・アドアフィリエイト・Instagramメディア立ち上げ等を実施し、株式会社CREXiAを設立。

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