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【体験談あり】「仕事から逃げたい」と思うのは甘え!?逃げるべきか迷ったときの判断基準は?

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あなた
仕事がつらい!仕事から逃げたい!でも、簡単に転職するのは甘えかもしれない…

「石の上にも三年」という言葉を信じて、「職場には最低3年在籍すべき」と考える人は少なくありません。
また3年経ってからも、頻度の高い転職は却って履歴書に傷がつくのでは?と考えてしまい、なかなか転職に踏み切れないこともあるでしょう。

そこで本記事では、仕事から逃げたいと感じたときの対処法を解説します。
迷ったときの判断基準や退職すべきタイミングにも触れるので、ご参考ください。

目次

「仕事から逃げたい」と思うのは甘えではない!

あなた
仕事から逃げたいけど、甘えなのかもしれない…

結論からお伝えすると、「仕事から逃げたい」と思うのは決して甘えではありません。
人生の大半を働きながら過ごすことを考えると、理想的な職場を探した方がQOLが上がるのは明確です。
あえてストレスフルな環境に身を置かず、無理のない範囲で転職を検討してもよいでしょう。

下記では、仕事から逃げたいと思うのが甘えではない理由を解説します。

会社は人生の責任を取ってくれないから

残念ながら、どんなに勤続年数が長くても会社が人生の責任を取ってくれることはありません。
もし鬱や過労で休職しても、健康保険から最低限の傷病手当金が支給されるだけ。その後のキャリアや転職先を保証してくれることはないのです。
それどころか、プライベートの全てを犠牲にして仕事に身を捧げても、50代60代になってリストラされてしまう可能性も。
また、「あのとき仕事より子どもの世話を優先すればよかった」「仕事ばかりせず親孝行すればよかった」と後悔しても遅いです。

今やりたいことに全力投球するには、仕事から逃げるのも甘えではありません。

筆者
後悔先に立たず。今本当にやりたいことができているか、振り返ってみましょう。

モチベーションが低いまま働き続けてもスキルアップできないから

収入を得るためだけに働くこともできますが、モチベーションが低いまま仕事をしていてもスキルアップにつながりません。
結果、昇進・昇給などキャリアアップすることもできず、収入も今のまま据え置きになる可能性が高いです。

近年は年功序列型ではなく実力主義型で評価する企業が増えているからこそ、常にハングリー精神をもって努力していく姿勢が求められます。
「頑張りたい」「もっと努力したい」と思える仕事でなければ、無理に続ける必要はありません。

筆者
せっかく働くなら、やりがいを求めることも大切です。

ストレスが溜まりすぎると私生活にも悪影響だから

仕事から逃げたいと考えている今は、少なくとも仕事由来のストレスが溜まっているはず。
完全にストレスフリーに働くのが無理とはいえ、ストレスが溜まりすぎると私生活にも影響するため要注意。
友人と遊ぶ気力がなくなったり、家族の些細な言動にイライラしたりすることも増えてしまいます。
また、体調に異変が出るなど深刻な症状になることも。

個人的なストレス解消だけでは間に合わず、かつどうしてもストレスの根源を解消できない場合は、転職を検討してよいでしょう。

筆者
休日も仕事のことばかり考えてしまうなら要注意!ストレスが溜まっているサインかも。

気分が落ち込んでいる状態のままでは周りを心配させてしまうから

仕事でのストレスが原因で気分が落ち込んでいると、周りを心配させてしまいます。
「最近過労気味に思えるけど、大丈夫…?」「いつもの楽しそうにしていたのに、最近はいつも辛そう…」と気を遣わせることも。
特に、家族や親友など距離感の近い人にこそストレスは伝わりやすいもの。
自分では気づかない落ち込みぶりを周りに指摘されたときは、仕事を見直す機会と捉えましょう。

筆者
大切な人がいるときこそ、心配する気持ちを素直に受け入れるのが大切です。

仕事から逃げたいと感じる理由

あなた
仕事への疲れやストレスを感じるけど、根本的な理由は何だろう?

普段ストレスを感じるのが当たり前になっていると、根本的な理由がわからなくなってしまうことも……。
ここでは、仕事から逃げたいと感じる代表的な理由を紹介します。
自分に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

職場の人間関係が悪すぎる

職場の人間関係が悪すぎると、当然ながら居心地も悪くなります。
悪口・職場いじめ・パワハラやセクハラ・社内派閥間の争いが多いと、板挟みになって苦しい思いをすることも。
自分が直接関与していなくても、悪口が絶えない職場では自分がいつ標的になるかわからず、心理的安全性を保つことができません。
風通しのよい職場であれば感じずに済むストレスなので、逃げたいと感じるのは当然と言えるでしょう。

筆者
度を越えたハラスメントは訴訟沙汰になることもあり、深刻なトラブルに発展するので要注意。

責任や業務負荷が重すぎる

責任が業務負荷が重すぎてプレッシャーに押しつぶされそうな職場も、「逃げたい」と感じる理由になります。
特に、下記のようなシーンが思い当たるときは注意しましょう。

  • 自分の代わりになる人がいなくて仕事を休めない
  • 些細なミスでも厳しく追及される
  • ダブルチェック体制がないまま重大な契約を任される
  • 気分の上下が激しい厄介なクライアントを抱えている
  • 気軽に相談できる上司・先輩が不在でいつも自己判断が求められる
  • 周囲から過度な期待がかかっていて常に視線を感じる
  • 怪我や事故など健康リスクの高い仕事に従事している

常に自分ひとりに負荷がかかる環境では、気が張って休まることがありません。
場合によっては休日でも仕事の対応に追われるなど、プライベートに影響する場合もあります。

筆者
仕事をしている間一瞬も気を緩められないのは、大きなストレスにつながります。

残業・休日出勤が常態化している

残業・休日出勤が常態化していて激務の場合、体調不良を起こしやすくなります。
慢性的な睡眠不足・肩こり・腰痛などの身体症状や、イライラ・不眠など精神症状が出ることも。
人手不足を解消しようにも、求人に応募が集まらなかったり会社側に採用意思がなかったりすることも多く、即時の解決が難しいのが現状です。

責任感が強い人ほど、「周りも頑張っているのに自分だけ転職はできない…」と深刻に考えてしまいがち。
いよいよ就労継続が厳しくなる前に、自分を大切にする判断をすることがポイントです。

筆者
過労状態で車を運転して事故を起こすなど、思わぬトラブルに発展することも…

厳しいノルマや目標を課せられている

厳しいノルマや目標を課せられている場合、常に数字を追い続けるプレッシャーに晒されます。
特に、下記のような定量評価されやすい職種に多いストレスなので注意しましょう。

  • 売上額・単価で評価される営業職やコンサルティング職
  • PV数・CV数で評価される企画・マーケティング職
  • 採用人数・内定辞退率で評価される人事職
  • 紹介人数で評価される人材派遣・人材紹介
  • 生産数で評価される工場・製造

「目標を達成できなければ休めない」「目標を達成していない人に発言権はない」など極端な思考になりやすいのもデメリット。
ようやく目標をクリアしてもすぐ次の目標が課せられるので、いつか気持ちが切れてしまう人も多いです。

筆者
適度なノルマはモチベーションアップにつながりますが、過度な目標は却ってやる気を削ぐことも…

ストレスが体調に表れ始めている

仕事のストレスが原因で体調に異変が表れている場合、仕事から逃げたいと感じるのは当然です。
寝不足でいつも集中できなかったり、蕁麻疹や眩暈などの症状が出ている場合、日常生活にも影響します。
悲しいことがあったわけでもないのに涙が出てくるなど、鬱症状が出たときは要注意
「この程度の症状なら大丈夫」と無理な自己判断をすることで、取り返しのつかない状態まで症状が進行してしまうことも。

完全に健康な状態に戻るには時間がかかるからこそ、早い段階でストレスの根源を断つことが大切です。

筆者
安易な自己判断は禁物です!

仕事から逃げたいときの対処法

あなた
仕事から逃げたいと常々思っているけど、具体的にどんな逃げ方があるの?

「逃げる」という言葉からネガティブな印象を受けるかもしれませんが、適切に対処してストレスを緩和する方法があるのでチェックしてみましょう。
下記では、仕事から逃げたいときの対処法を解説します。

上司や経営者に直談判する

まずは、何がストレスなのか、どうしてほしいのかを明確にしたうえで、上司や経営者に直談判する方法。
「このままの人員では繁忙期を乗り切れないので、今月中に2人雇ってほしい」
「あまりにも残業が続いて部署全体に疲れが溜まっているので、交代で有給がほしい」
など、課題に合わせて提案してみましょう。

このとき、ただ愚痴や文句を言うだけにならないよう要注意。
具体的に何を改善してほしいか伝えることが、解決への第一歩になります。

筆者
現場を離れているマネジメント層だからこそ、課題に気づけていないことも。現状を正確に訴えましょう。

部署異動や転勤の希望を出す

働く環境自体を変えたい場合、部署異動や転勤の希望を出すのも効果的です。
例えば、激務で有名な部署からそれ以外の部署に異動することで、少しペースを落として働くなどワークライフバランスが整います。
人間関係が悪い場合、転勤の希望を出して直接の関わりを避けてもよいでしょう。

会社全体ではなく特定の部署や人に問題がある場合は、無理に転職するのではなく社内での異動を優先的に考えましょう。

筆者
許可されれば勤続年数が切れることなく働き続けられるのがメリットです。

降格させてもらう

責任の重さに押しつぶされそうな場合、思い切って降格を願い出ることも可能です。
部署長やリーダーだからこそのプレッシャーが原因であれば、降格によって解放されるかもしれません。

ただし、「降格を希望するなんてやる気がないと思われそう」「降格した後に白い目で見られるのが心配」という心理が働きやすいのも事実。
願い出る場合は直属の上司に意図をしっかり理解してもらうなど、配慮が求められます。

筆者
その後の再昇格が難しくなる会社もあるので注意しましょう。

有給休暇を使ってリフレッシュする

一時的な疲労であれば、有給休暇を使って思い切りリフレッシュするのがおすすめ。
自分が好きなことに時間を使ったり、友人や家族と気兼ねなく過ごしたりすることで、疲れを払拭できます。
または一日中寝て体調を整えるなど、時間の使い方は自由自在。
場合によっては連休を取って旅行に出かけるなど、仕事を忘れる時間を作りましょう。

筆者
オンオフを上手に切り替えることができれば、職場でのストレスが多少高くても問題ありません。

働き方を変える

職場ではなく働き方を変えてみるのも、ひとつの方法です。
例えば、テレワークやフレックスタイム制度をフル活用し、自分のペースで働く方法があります。
子育てや介護とも両立しやすく、時間をうまく調整すれば仕事前後でのプライベートタイムを確保できるので、リフレッシュしやすいのがメリットです。

または、思い切って正社員からパート・アルバイト・契約社員に雇用形態を変えることも効果的。
収入は下がりますが、無理なく働くことを優先するのであればひとつの選択肢として考えましょう。

筆者
柔軟な働き方が認められるようになっている今だからこそ、取り入れやすい対処法です。

休職してメンタルバランスの調整を図る

どうしても仕事を続けるのが難しい場合、休職してメンタルバランスや体調を調整してみましょう。
健康保険の加入歴が要件を満たしていて、かつ医師からの診断書があれば、休職期間中でも傷病手当金を受け取れます。
退職して完全に無職になるよりも生活基盤を保ちやすく、復職先も確保されているので安心です。
場合によっては休職期間中に転職を考えることもできるので、無理して体調を崩す前に判断しましょう。

筆者
休職は労働基準法で認められた権利であり、決して甘えではない点にも注目です。

転職する

どうしても仕事由来のストレスを緩和できないときや、上司に相談しても解決が難しいときは、転職を検討します。
職場環境を抜本的に変えられるので、思ったより簡単にストレスから解放されることも。
転職先次第ではやりがいも良好な人間関係も両立でき、満足度高く働けます。
今の職場だけに固執しすぎず、まずは視野を広く持ってみてください。

筆者
転職エージェントに在籍しているプロのキャリアアドバイザーを頼れば、ネガティブな転職をポジティブに伝えるコツを学べますよ。

仕事から逃げて良いか分からない人のための判断基準

あなた
今の自分は、仕事から逃げていいかわからない…何を基準に判断すべき?

自分が我慢できなくなったタイミングで仕事から逃げればいいとはいえ、そのタイミングがわからなくなってしまう人は多いはず。
ここでは、仕事から逃げる判断基準を紹介するので参考にしてみましょう。

ストレスが体調に表れているか

ストレスが体調に現れている場合、元気が少しでも残っている今のうちに行動するのが大切です。
具体的には、下記のような症状が出たときを基準に考えましょう。

  • 不眠、過眠
  • 食欲不振、食欲過多
  • 体重の増減
  • 気力がない
  • 疲れやすい
  • 集中できない
  • 決断できない
  • 普段楽しめていることが楽しくない
  • 意味もなく涙が出る
  • 常にイライラする
  • 希死念慮がある

有給等を使って数日休んだだけでは治らない深刻な症状が出ている場合は、無理せず働き方を見直しましょう。
特に、うつ状態を放置してしまうと治療期間が長くなりやすく、休職・退職を挟んでも思うように復職できなくなる場合があります。
あえて放置して働き続けるメリットはないので、早期発見・早期治療に踏み切ることが大切です。

筆者
体からのSOSを見逃さないようにしましょう。

やりがいのある仕事か

仕事内容にやりがいを感じられているのであれば、今の会社に居続けるか、同職種に転職するかを検討します。
やりがいが多きければ、職場の人間関係が悪かったり収入が相場以下だったりしても、極端に支障がなければ継続できます。
反対に、仕事内容にやりがいを感じることができず相性が良くないと思うのであれば、転職または職種異動を考えましょう。

筆者
「つまらない」と感じたまま働き続けるのはもったいない!

今のまま働き続けてキャリアアップできそうか

今のまま働き続けてキャリアアップできる見込みがあれば、耐えて働く道も。どんな仕事にも下積み時代があるため、実務経験が浅いうちは評価されないことも多いです。
徐々に信頼関係を築きながら実績につながる仕事ができたとき、正しく評価されて給与や待遇に反映されるのであれば、まだまだ居続ける価値はあるでしょう。

反対に、働き続けてもキャリアアップできる見込みがないのであれば、転職を検討します。
5年後10年後に今より成長できている自分の姿がイメージできるか、考えてみましょう。

筆者
年齢が上がるほど収入が増えていくか、シミュレーションすることがポイントです。

職場の人間関係が良好で助けてもらえそうか

職場の人間関係が良好で、ストレスが溜まったときや業務上困っているときに助けてもらえる環境にあれば、働き続けて問題ありません。
「助けてもらった分、次は自分が周りを助けよう」という気持ちになりやすく、相互支援の社風が構築されていきます。

一方、風通しが悪く、責任や仕事の押し付け合いが当たり前におこなわれている職場では安心して働けません。
いつの間にか自分まで責任を押し付ける側になっていないか、振り返ってみましょう。

筆者
職場に心から尊敬できる人がいれば、その人から学び取れることも増えていきます。

仕事から逃げたい理由で変わる?退職すべきタイミング

あなた
とうとう仕事から逃げると決めたけど、いつ退職するべき?

退職のタイミングは、退職理由に応じて決定しましょう。
まずは職場の就業規則を確認し、なるべくルールの範囲内で退職交渉するのがおすすめです。

下記では、代表的な退職理由ごとに理想的なタイミングを解説します。

明らかに体調に異変があり就労継続が厳しい場合

体調に異変があることが明確で、かつ職場由来のストレスが原因だとわかっている場合、まずは休職するのがおすすめです。
医師の診断書があれば速やかに休職できるケースが多いので、まずは医師に相談するのがポイント

休職期間中に療養してストレスの根源を払拭できれば復職し、そうでなければ休職期間中に転職活動してみましょう。
転職活動をするときも焦って転職先を決めず、自分との相性や働きやすさを第一に検討することが大切です。

筆者
まずは療養第一!症状が落ち着いてから転職していきます。

パワハラやセクハラなど深刻な課題がある場合

パワハラやセクハラなど深刻な課題がある場合は、すぐ直属の上司・人事部・経営者に相談します。
出勤停止やテレワークなどの措置を講じてくれることがあり、直接相手と対面せずに働けるかもしれません。
会社によっては人事異動を認めてくれるので、退職せず働き続けられます。

しかし、どうしても会社の対応に関して不信感が拭えない場合、水面下で転職活動を始めましょう。
転職先が決まればすぐにでも退職交渉できるので、自信を持って相談できます。

筆者
ハラスメントに対して適切な対応ができる企業ばかりとは限りません。転職も視野に入れて、自分を守りましょう。

激務や責任の重さを回避したい場合

激務や責任の重さを回避したい場合、転職先が決まってから退職の相談をするのがおすすめです。
先に退職の相談をすると、「人手が足りないからあと3ヶ月はいてほしい」「あと1人雇えるまでどうにか続けてほしい」など泣きつかれ、退職しづらくなることが多いです。
約束の期限が来てもまた引き延ばされ、退職のタイミングを見失ってしまうことも。
先に転職先を確保しておけば無理に引き留められることもなく、スムーズに転職できますよ。

筆者
人手不足を個人の力だけで解消するのは難しいので、動きがなさそうだと分かった段階で速やかに転職するのがコツです。

職場の人間関係が悪い場合

職場の人間関係が悪い場合も、同様に転職先を決めてから退職の相談をしましょう。
先に転職の相談をすると、いつの間にか社内で転職の噂が広まってしまうことがあります。
退職理由に尾ひれがついたり、どうせ辞めるのだからと嫌がらせが加速したりすることもあるので要注意。
また、万が一転職先が見つからなかった場合でも退職せざるを得ず、働き口がなくなるリスクも抱えます。

筆者
退職相談から退職日までの期間を短くして、引継ぎもスピーディーに行いましょう。

退職すべきか迷っている場合

退職すべきか迷っている場合、まずは転職エージェント等を活用しながら情報収集するのがおすすめです。
転職エージェントでは年収診断や適職診断をしてくれるため、自分ひとりでは思いつかなかった働き方が見つかることも。
情報収集した結果、転職するもよし、今の会社に居続けるもよし、自由に判断できるのもメリットです。
今より良さそうな会社が見つかったら、本格的に選考対策をしたうえで応募してみましょう。

筆者
自分なりに納得できる道が見つかるまで、とことん悩むことも大切です。

仕事からうまく逃げ、円満に退職する流れ

あなた
いざ退職するとなったとき、何から始めるのが理想的?

ここでは、円満に退職するまでの流れを紹介します。
退職日の調整や引継ぎで揉めることのないよう、対策していきましょう。

1.転職に関する情報収集を始める

まずは転職に関する情報を集めます。
転職エージェントに登録して自分の市場価値を判断してもらったり、同業他社の平均年収を調べたりすれば、転職すべきか判断しやすくなるでしょう

また、現職の就業規則も確認し、最低でも何週間前に退職交渉すべきか理解することも大切。
法律上はいつでも辞める権利が保障されていますが、直前すぎると揉めたり心象を悪くしたりする可能性があるので注意が必要です。

筆者
業界分析や自己分析、履歴書・職務経歴書の作成など、今すぐできることは意外と多いです。

2.転職活動を始めて書類選考や面接に進む

いざ転職の意思が固まったら、応募先を選定して書類選考や面接に進みます。
転職理由や志望動機を可視化し、効果的な自己PRができるよう準備しておきましょう。
応募先企業に優先順位をつけ、手当たり次第の応募にならないよう注意してくださいね。

筆者
次の職場でも同じ目に遭わないよう、職場選びは慎重に!

3.内定を得たら先方から入社希望日を聞く

無事に内定を確保できたら、まず先方の入社希望日を聞きます。
その上で、現職に退職交渉してから具体的な入社日を決めたい旨を伝え、一旦持ち帰りにしましょう。

相談期間は長くても1週間程度にするのが理想的ですが、万が一延びてしまいそうな場合、速やかに内定先へ連絡を入れます。
こまめに進捗報告するだけでも安心材料となるので、配慮して動きましょう。

筆者
なるべく早めに入社する姿勢を示すことも大切です。

4.現職と退職交渉をする

内定を確保でき次第、速やかに現職と退職交渉を進めます。
「転職活動をして内定先が決まった」「〇月〇日を退職日にしたい」など、具体的な状況や希望を伝えるのがポイント。
ただ退職したいと伝えるだけでは、ずるずる退職日が引き延ばされてしまう可能性があります。
どうしてもお互いの希望が合わない場合であっても、「どんなに引き延ばしても△月△日が限界」とはっきり伝え、退職日を確定させましょう。

筆者
ここで退職日を確定させないと、転職先への入社日も決まりません。

5.転職先への入社日を確定させる

退職日を確定させたら転職先に伝え、改めて入社日について相談します。
入社日が決まれば改めて必要な準備などについてオリエンテーションされることが多いので、漏れなく聞き取っていきましょう。
もし入社日まで1ヶ月以上ある場合、定期連絡のタイミングについて聞くこともおすすめです。

筆者
会社によっては、事前の職場見学やミートアップを受け入れてくれる場合もあります。

6.退職手続きと引継ぎをする

退職願など書類の準備を進めるとともに、現職での業務引継ぎを行います。
もし速やかに後任が決まらない場合、マニュアルなど書面での引継ぎができるよう準備しておくのがおすすめ。
退職日を迎えてからも頻繁に仕事に関する質問がこないよう、対策しておきましょう。

また、どんなにネガティブな理由で退職する場合でも、引継ぎには積極的に協力するのが礼儀です。
良い印象が残らない職場であってもここまで育ててくれた恩を伝えながら、「立つ鳥跡を濁さず」を目指します。

筆者
どうせ辞めるからと開き直らず、漏れなく引継ぎすることを意識します。

7.退職・転職

手続きが終わったら、いよいよ退職・転職を迎えます。
離職票や健康保険資格喪失証明書など、発行してもらう書類に漏れがないか自分でも確認しておきましょう。
また、会社から貸与されているスマートフォンやパソコン、社用車の鍵、制服などがあれば返却します。
最後はお世話になった人たちにお礼を伝え、入社日当日の持ち物確認に移ります。

筆者
最終出勤日を終えたときの解放感は抜群!それ以降は転職先のことだけ考えましょう。

逃げたあとの人生を豊かにするには

あなた
仕事から逃げた後ろめたさがいつまでも残ってて、今後どう立振る舞えばいいかわからない…

仕事から逃げることは甘えでないものの、どうしても後ろめたさを感じてしまう人もいます。
それでも逃げることを選択したのであれば、その後の人生を豊かにすることを第一に考えましょう。
下記で具体的な方法や考え方を解説します。

自分の体調やメンタルを第一優先にする

退職した後は、自分の体調やメンタルを優先することが大切です。
まだ本調子でないのに無理に転職したり、転職先で自分のキャパシティーを超えて頑張りすぎてしまったりすると、またいつかエネルギーが尽きてしまうかも。
「無理なく働くこと」「周りのことだけでなく自分のことも大切にすること」を意識して、自分なりのペースを見つけましょう。

筆者
本調子でない時期が続くと、再浮上しにくくなるもの。少しずつリハビリを兼ねて働き始めるのもおすすめです。

無理なことは無理と言い、早めに相談する癖をつける

無理なことは無理とはっきり言ったり、早めに相談したりする癖をつけるのも大切です。
自分の考えを伝えられるようになれば、意見を飲み込んでストレスが溜まるのを減らせます。
周りにも配慮してもらいやすくなり、結果的に自分が働きやすくなることも少なくありません。

遠慮ばかりな人になるより、時にはわがままな人になるイメージで動きましょう。

筆者
できるラインとできないラインの線引きを明確にするのも効果的です。

転職先では1からやり直すつもりでキャリアを積み立てる

転職先では、1からやり直すつもりでキャリアを積み立てましょう。
前職での経験やプライドが変に邪魔をしてしまうと、「扱いにくい人」「指導しても聞いてもらえない」などマイナスの印象になってしまい、社内で孤立してしまうため要注意。

最初は業務の進め方を理解できなかったり社風に馴染めなかったり、戸惑うかもしれません。
少しずつ信頼関係を築いていけるよう、最初からフルスロットルで努力しすぎないことも時には大切です。

筆者
プライドを捨てて謙虚になれば、むしろ転職先でのイメージが良くなります

会社以外のコミュニティを作っておく

会社だけに依存しないよう、会社以外のコミュニティを作っておくのも効果的。
家族や親戚、学生時代の友人グループ、趣味の社会人サークル、SNS上でのオンライン友達など、気兼ねなく話せる人が多いほどストレスを発散しやすくなります。

会社で嫌なことがあったら友人と遊び、友人関係にヒビが入ったら家族と過ごし、家族と喧嘩したら仕事に熱中する…など、居場所を使い分けましょう。
一見都合の良い使い分けに見えますが、ストレスから自分を守るという意味では大切な対処法です。

筆者
職場の風通しがよければ、他でトラブルになったときの居場所にもなります。

困ったときに頼れる相談先を見つけておく

困ったときに頼れる相談先を見つけておけば、自分ひとりで悩みを抱えるリスクを減らせます。
家族や友人など身近な人の他、専門性の高いアドバイスを得られる相談先を確保するのもおすすめ。
体調やメンタルのことであれば医師、キャリアのことであれば転職エージェントのキャリアアドバイザー、職場トラブルのことであれば弁護士や社会保険労務士を頼りましょう。

ジャンルごとの「かかりつけ医」的な存在を見つけておけば、相談先の選定にも困りません。

筆者
「相談先を見つけなくてはいけない」というのは、意外なストレスになるもの。普段から相談先を確保しておきましょう。

【体験談】仕事をやめて人生が豊かになった20代〜50代の実体験をご紹介

ここからは、仕事を辞めて「人生楽しすぎ!」状態になった20代〜60代の体験談をご紹介していきます。
転職したい方へ向けたメッセージもいただいたので、参考にしてみてくださいね。

※調査概要は記事末に掲載

20代の体験談

25歳女性(転職前:介護職員/転職後:接客業)

【転職に向けた活動】精神科の受診・頼れる上司への報告

やりがいのある仕事でしたが、上司や周りの環境が劣悪の為辞めたいと考えました。

新しく転職した職場では、人間関係や周りの環境など前の職場より明るく優しい人たちで溢れていたので、精神的にも前向きになり仕事をより好きになりました。
転職した仕事先でのステップアップを目指すきっかけにもなったので、前の職場をやめてよかったなと思いました。

少しでも考えるなら、辞めてみるのもいいと思います。最初の1歩踏み出すのは難しいですが人生1回キリ!
自分の思ったことを尊重してみていいと思います。頑張って下さい。

筆者
つらい気持ちを我慢するのではなく、自分の思ったことを尊重して行動するのが、人生を楽しむ近道かもしれません。
29歳男性(転職前:営業職/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】さまざまな人に話を聞く

明確なノルマはないのですが、ある程度結果を出さなければ嫌味などを言われる職場だったので辞めたいと思っていました。

転職後は勤務時間はむしろ増えましたが、人付き合いなどの職場環境がとても良く毎日楽しく働くことができて、日々に充実感を感じでいます。
残業はあるものの、休みの日もしっかり取れて仕事とプライベートの両方が充実しています。

しっかりと準備やリサーチをして転職や独立にのぞめば案外うまくいきますよ。

筆者
仕事は大変になったけれど、充実度も高まった体験談。環境による影響は大きいですね。

30代の体験談

30歳女性(転職前:介護福祉士/転職後:児童指導員)

【転職に向けた活動】転職サイト・ハローワーク

月に休みが4日ほどしかなく、体を壊すようになってしまいやめたいと思いました。

前職では体調を壊して半年で7キロほど痩せてしまいましたが、退職し1ヶ月休みを取っただけで、体調を壊す事が全くなくなりました。
家族や友人と会ったり連絡を取ったりする暇もなかったけれど、週に何度も会えるようになり楽しい毎日を過ごしています。
何より、転職し給料が上がったことと休みがきちんとある事が嬉しいです。

もし仕事で辛い思いをしている方がいるのならば、自分の体を壊してまで仕事が大切なのか、何が1番大事にするべきなのかを考えてほしいです。
仕事をしながらの転職活動は大変ですが、続けていれば必ず良い結果は出ると思います。

筆者
無理をして体を壊してしまっては元も子もありません。自分の中での優先度を考えることが大切ですね。
38歳男性(転職前:設計士/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】 知り合いからの紹介

毎日12時間以上労働し、繁忙期は徹夜することもあったので体がもたなかった。

転職後、新しい職場で自分が思っていた以上にスキルを活かせる環境に出会いました。
また、同僚とのコミュニケーションも良く、一緒に仕事をすることが楽しく、プライベートでも交流が増えました。
前職では感じられなかった充実感や幸福感を感じ、自分の人生において大きなポジティブな変化が起きたと感じました。

転職や独立は、自分自身の人生を変える大きな決断です。不安やリスクがあるかもしれませんが、自分の可能性を信じてチャレンジすることが大切です。
自分が本当にやりたいことや、自分に合った環境・職場を探し、慎重に検討することが重要です。
そして、失敗や困難があっても、それを乗り越えた先には、新しい可能性や幸福感が待っているかもしれません。
自分の人生を自分で切り開くために、勇気を持って挑戦してみてください。

筆者
変化を恐れずに決断し、職種をガラリと変えることで自身の新しい可能性を見つけることに成功した体験談でした。

40代の体験談

44歳女性(転職前:事務/転職後:事務)

【転職に向けた活動】資格の取得

お給料が少ないのにたくさん仕事があり、残業することも多く毎日心身ともに疲れていました。
同じ事務仕事で今よりもお給料や仕事に対するモチベーションをアップしたいと思ったので、資格を取得して転職することにしました。

資格を取得して転職をしたら、同じ仕事ですがお給料がかなりアップしました。
残業もあまりない会社なので、心身ともにストレスがたまることがグっと減ったんですよね。
以前は休日は疲れ切ってゴロゴロ寝ている日が多かったのですが、休日に趣味を楽しんだり友人や家族と楽しくお出かけすることができるようになりました。

思い切って転職や独立することで心身ともに充実した毎日になるかもしれないので、チャレンジしてほしいです。

筆者
自分の価値を磨くことにより環境をランクアップさせることに成功したとのこと。人生を楽しくする方法は様々です!
44歳男性(転職前:営業職/転職後:個人事業主)

【転職に向けた活動】資格の取得(行政書士・海事代理士・宅建・日商簿記など)

上司からのパワハラを受けたことや生命保険の販売の営業に関してやりがいを感じなくなったことから前々から興味があった法律に関わる仕事がしたくて転職しようと思いました。

独立後、上司からのパワハラを受けなくなって精神的に楽になりました。
それに会社という組織は上司だけでなく同僚や部下などの人間関係がかなり複雑になりますので、独立したことでそうした人間関係のしがらみからも解放されました。
また自分の能力しだいで会社員時代よりも稼ぐことも可能で、会社員の頃よりも人生は楽しい日々を送れるようになりました。

転職や独立は決して生易しいものではありませんが、能力をより活かして自分の好きなことがやりたいならば転職や独立はした方が人生は面白いです。

筆者
仕事をしながら資格取得のため勉強の日々を送り、好きなことでの独立を掴み取った体験談。頑張る希望になりますね。

50代の体験談

53歳男性(転職前:販売員/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】転職エージェント

収入が低く休みが平日のみだったため、転職を決意しました。

転職して人生が楽しくなった点は、一番は休日に休みが取れる事になります。
当時は平日のみで家族や友人とも休みが合わず、自分だけ孤立している感覚が続き辛かったのですが、普通の生活を手に入れてやはり辞めて正解だったと強く感じました。

人生は一回なので悔いのないようにしてください。

筆者
土日に休めるようになったことで、人生が楽しくなったとのこと。自分にとって大切なことを見極めるのが重要ですね。

60代の体験談

61歳男性(転職前:施工管理/転職後:自営業)

【転職に向けた活動】起業

定年後再雇用となり、待遇も管理職から一般職となりました。
よって今までの部下が上司となり、指示する側から指示される側となりました。
その上司が仕事ができるならよかったのですが、無能でプライドのみあり、仕事に支障が出始めやる気をなくしました。

会社を辞める前まで、約1年、蕁麻疹が全身に毎日出て薬で抑えていたのですが、やめたとたん嘘のように蕁麻疹が治り、毎日眠れない夜だったのがぐっすりと眠れるようになりました。歯ぎしりもしなくなり妻も喜んでいます。
それに、やめる前まで単身赴任でしたのが、やめてからは家に帰ることができて、毎日家から出勤しています。
素晴らしい人生の始まりです。

さあ、勇気をもって転職しよう。ただし、自分のスキルを磨いてから。むやみやたら面白くないからやめるではだめです。しっかり次の仕事先を決めてからにしましょう。

筆者
定年後の再雇用をきっかけに起業し、素晴らしい人生が始まったとのこと。いくつであっても、思い立ったときが始めどきです。

まとめ|「仕事から逃げたい」と思うのは甘えじゃない!

やむを得ない事情があって仕事から逃げるのは、恥ずかしいことでも甘えでもありません。
むしろ自分を守る策になり得るので、我慢できないストレスがあるときは退職・休職・転職を検討しましょう。

転職先を慎重に選べば同じようなトラブルになることもなく、スキルアップしながらキャリアを積み重ねられますよ。

本記事で利用したインターネット調査概要

「仕事を辞めて良かった!」と実感した体験談の調査概要は、以下のとおりです。

目的 「仕事を辞めて良かった!」と実感した体験談の調査
方法 インターネット調査
対象 仕事をやめた経験のある20代から60代の男女
調査期間 2023年4月14日
調査人数 30人
媒体 クラウドワークス

この記事を書いた人

株式会社CREXiA代表取締役。1991年生まれ。

広告代理店にてリスティング広告を学び、化粧品通販会社で部門リーダーとして販売戦略立案〜実行までを経験。その後、プログラミングスクールの運営会社にてWebマーケティング全般を担当。退職後、フリーランスマーケターとして広告運用代行・集客コンサルティング・アドアフィリエイト・Instagramメディア立ち上げ等を実施し、株式会社CREXiAを設立。

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