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試用期間で辞めるのは気まずい!?気まずくならずに辞める方法を解説!

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あなた
内定が出て働き始めたはいいが、どうしても自分に合わなさそう…かといって試用期間で辞めるのは気まずい…

期待して入社した会社が自分に合わなさそうだと、ついがっかりしてしまうもの。
働き続けるのが無理だと分かった段階で早めに辞めるのが理想ですが、ほとんどの会社では入社してしばらく試用期間を設けています。
試用期間で辞めるのは通常の退職より気まずく、何と言い出せばいいか迷ってしまいがち。

そこで今回は、試用期間で辞めるのが気まずい人に向けて、具体的な辞め方を紹介します。
退職に悩んだとき便利に使えるサービスも紹介するので、チェックしてみましょう。

目次

試用期間で辞めるのは迷惑ではない!

結論からお伝えすると、試用期間で辞めるのは全く迷惑ではありません。

試用期間とは、「使用者が労働者を本採用する前に試験的に雇用する期間」として設けられている制度です。
本格的な雇用契約を締結する前の、文字通り「お試し期間」だと捉えるとよいでしょう。
試用期間中に十分なスキル・経験・人柄・コミュニケーション能力があると評価されれば、無期雇用に向けた契約を締結します。

「試用期間=会社から試される期間」である一方、労働者にとってのお試し期間でもあるのがポイント。
つまり、「試用期間=会社を試す期間」でもあると捉えれば、試用期間で会社を辞めてしまうのは問題ない行為と言えます。
お互いの相性を判断するために設けられているのが試用期間だからこそ、試用期間中に長く働ける職場かしっかり見定めていくのが理想です。

筆者
試用期間だけで辞めるのは残念ですが、それ自体に問題があるわけではありません。

試用期間中の退職に気まずさは感じなくて良い理由は?

あなた
試用期間中に辞めるといい顔されないのでは?なぜ気まずいと思う必要がないの?

試用期間中にどうしても会社と合わなさそうだと感じたときは、遠慮せず退職して問題ありません。
ここでは、なぜ試用期間中の退職に気まずさを感じてなくてよいのか、解説します。

試用期間中の退職でも法律的に何の問題もないから

正社員雇用の場合、試用期間中でも同じく正社員の扱いになるため、民法627条が適用されます。
下記の通り、いつでも雇用契約解消の申し出ができることになっているので、試用期間中の退職でも法律的に何の問題もありません。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

引用:e-Gov法令検索「民法」

つまり、退職したい日から逆算して2週間前までに申し出ておけば、試用期間中の退職でも問題ないことがわかります。

また、民法628条ではやむを得ない事情がある場合の退職にも触れられており、どうしても2週間前の申し出が厳しいときはこちらが適用されます。

当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

引用:e-Gov法令検索「民法」

「やむを得ない理由」とは主に下記が該当しますが、それ以外の理由でも会社次第では問題なく退職手続きしてくれることがあるため相談してみましょう。

  • 病気・怪我・心身の障害
  • 家族の病気・介護など
  • 業務が法令に違反している
  • 賃金不払いなど重篤な債務不履行が発生した

円満に退職したいのであれば就職先の退職規定に従うのが理想ですが、やむを得ない場合は急な退職でも問題ありません。
職業選択の自由が確保されている日本だからこそ、試用期間中の退職や急な退職でも問題ないのです。

筆者
まずは「いつでも辞められる」という認識を持っておくことが大切です。

相性を見極める目的で設けられているのが試用期間だから

試用期間は使用者と労働者の相性を見極めるために設けられる期間であり、相性が悪ければ当然本採用を断れます。
「どうしても社風が合わない」「面接時に聞いていた内容と違う」など違和感があれば、むしろ試用期間中に申し出ておいた方がよいでしょう。
相性の合わない会社で働き続けるとストレスが溜まりやすく、理想的なキャリアプランを歩めなくなる場合があるため、あまりメリットを感じません。

一方、試用期間中は自分も会社に評価されているという意識を持つことが大切です。
もし働き続けたいと思える理想的な職場があっても、会社から評価されなければ試用期間で終了となってしまうリスクがあるので注意しましょう。

筆者
お互いに評価しあいながら、長い付き合いにするかを判断する期間が「試用期間」です。

中途半端に続けてから退職するよりダメージが少ないから

試用期間中の退職を気まずく思い、そのまま本採用まで進むことも可能ですが、却って双方にダメージが出る場合があるため注意しましょう。

例えば社風が合わなさそうなのに本採用へ進んだ場合、どうしても会社のカルチャーにフィットすることができず、働けば働くほど違和感を覚えやすくなります。
同様に、人間関係や労働条件面での違和感を無視して本採用に進むと、後々ミスマッチが多くなってモチベーションが低下してしまうことも。
結果、仕事の生産性が下がり、社内評価も下がり、給料も下がる…など負のスパイラルに突入することも珍しくありません。

試用期間中に明らかな違和感があるときは、無理して本採用に進む必要はありません。
むしろ試用期間のうちに退職しておくことが、ミスマッチを最小限に抑える対策となります。

筆者
本格的に仕事を任されてから辞めるより、引継ぎの手間もかかりません。

試用期間の退職だと職場が助かる場合もあるから

転職エージェントやスカウトサービス等を活用して転職している場合、試用期間中の退職だと却って職場が助かる場合があります。

多くの人材紹介サービスでは、早期退職に対する「払戻金制度」を設けています。
「払戻金制度」とは、就職から一定期間以内に自己退職した求職者がいた場合、在籍日数に応じて人材紹介料(手数料)を返金する制度です。
大手転職エージェントでも下記のように規定されており、万が一試用期間中に退職されてしまった場合でも企業側に大きな不利益が出ないよう工夫されています。

当社の職業紹介により入社した求職者について、入社日から90日以内(契約書・覚書等で別途定めた場合は当該定めによります)に自己都合を理由に退職された場合、当社は求人者から支払いを受けた紹介手数料の半額を返金いたします。

引用:マイナビエージェント「求職者の皆様へ」

採用された人材が貴社に入社後6か月以内に、明らかに対象者本人の責により解雇された場合、または自己都合により退職した場合、契約時の返金規定により返金いたします。 返金額は退職までの期間によって異なります。

引用:リクルートエージェント「リクルートエージェントの利用料金・申込み」

一般的に、入社1ヶ月に退職した場合は80~100%を、入社3ヶ月以内に退職した場合は50%程度を返金するのが相場です。
上記期限を超えてから退職されるより、試用期間中に退職された方が払戻金が多くなることがわかります。
そのため、「どうせ辞めるなら早めに相談してほしい」「辞めるなら試用期間中に判断してほしい」という会社が一定数あるのです。

筆者
払戻金が受け取れない期間になってから退職の相談をした方が気まずくなります。

試用期間でも辞めるべき会社の特長とは?

あなた
試用期間中だが、辞めるべきか迷っている。何で判断すればいい?

試用期間中の退職を迷ったときは、就職先が下記に該当するかチェックしてみましょう。
万が一該当する場合、試用期間中であっても早めに退職するのが理想です。

反対に、下記に該当せず自分の気持ちの問題だけであれば、頑張って続けるのもひとつの手段です。

長時間労働・休日出勤・サービス残業が当たり前の会社

長時間労働が当たり前になっている会社では、将来的に心身のバランスを崩してしまう恐れがあるので注意しましょう。
無理して本採用に進んでも、過労が原因で体調不良になったり、ストレスでメンタルを病んでしまったりすることもあります。

とはいえ、試用期間中に無理な長時間労働を求めらえることは少なく、本質がわからないケースも多いです。
先輩社員に下記のような働き方が見られるときは、自分も同じ目に遭うことが多いので要注意。

  • 定時になったのに誰も帰る素振りがない
  • 会社休業日に誰か出勤している痕跡がある
  • 深夜・早朝に電話しても誰かしら対応してくれる
  • 時間外に会議や打ち合わせが設定されている
  • タイムカードがなく労働実態が不明瞭である
  • 「みんな残っているのに自分だけ帰るの?」など残業前提のコミュニケーションがある

その他、先輩社員に有給消化日数について質問しておくなど、リアルな働き方を探って判断するのもおすすめ。
試用期間中は「早く仕事に慣れよう」と業務にばかり集中してしまいがちですが、周りの働き方にも目を向けてみましょう。

筆者
自分が先輩社員と同じ働き方になったときをイメージするのが、判断の近道です。

明らかに労働安全衛生対策を怠っている会社

明らかに労働安全衛生を怠っている会社は、将来重篤な事故を引き起こす可能性があります。
運よく自分が巻き込まれなくても、取引先に評判が伝わって会社全体の業績が下がれば、結果的に自分の待遇も下がります。
最悪の場合、労働基準監督署など関連省庁から業務停止や是正勧告が出る場合もあるので注意しましょう。

  • 重機・車両の点検や安全対策が実施されていない(または不十分)
  • 健康診断やストレスチェックが実施されていない
  • 労働基準法で定められた範囲を超える時間外労働が常態化している
  • 有資格者しかできないはずの作業を無資格者が担当している
  • 環境・気温に合わせて冷暖房が使用されていない

高所作業における墜落防止器具の使用徹底など人命に関わるものから、従業員のストレス管理など問題が表面化しづらいものまで、労働安全衛生の内容はさまざまです。

安心して働ける環境ではないと感じたときは、無理せず本採用を見送りましょう。

筆者
建設・運送・医療など危険性の高い職場では、特に厳重なチェックが必要です。

コンプライアンス意識の低い会社

コンプライアンス意識の低い会社も、従業員・顧客間トラブルや社会的責任の追及など大きなリスクを背負っているので注意しましょう。
前述した労働安全衛生の不徹底に加え、下記のような会社は避けるのが無難です。

  • 情報管理が雑、不徹底
  • サービス残業の常態化
  • 不適切なSNS使用
  • 企業支給品の不正利用

例えば、カフェやファミリーレストランなどオープンスペースにおいて社名を出してミーティングすれば、社内情報の漏洩につながります。
顧客情報の扱いや管理が雑、個人情報を誰でも閲覧できてしまう、など管理不徹底にも気を付けましょう。
重要なドキュメントにパスワードがかかっていない、顧客リストの持ち帰りなど、今後トラブルの種になりそうな部分がないかチェックすることも大切です。

筆者
自分にも火の粉がかかる可能性が高く、他人事と考えるのは危険です。

ハラスメントが横行している会社

ハラスメントが横行している会社では職場の雰囲気が悪化しやすく、心理的安全性を築けないのがデメリットです。
自分が直接ターゲットになっていなくても、コミュニケーション面での壁が業務に支障を来たす場合があるため注意しましょう。

近年はハラスメントの種類も増えており、嫌がらせや社内いじめに発展する事例も出ています。

  • 権力で相手を操るパワーハラスメント
  • 性的な嫌がらせや声かけを含むセクシャルハラスメント
  • 理由なく性別で役割を区切るジェンダーハラスメント
  • 妊娠・出産・育児に関するマタニティハラスメント
  • 介護に関するケアハラスメント
  • 飲酒に関するアルコールハラスメント
  • 自主退職に追い込む目的でおこなわれるリストラハラスメント
  • いじめ、無視、人格否定などを含むモラルハラスメント

ハラスメントは、コンプライアンス意識の違いによって生じることがほとんどです。
また、「一切のミスが許されない雰囲気」「現場責任者の権限が強すぎる管理体制」など職場環境が原因で起きるハラスメントもあります。
試用期間の段階で明らかなハラスメントを発見した場合、今後も同じことが起こり得ます。

筆者
いつか自分がターゲットになるかも…と常に怯えながら働くのもストレスです。

人間関係が悪すぎる会社

人間関係が悪すぎる会社も、長続きする職場とは言えません。
パワーハラスメントやセクシャルハラスメントはもちろん、どことなくコミュニケーションが取りづらい雰囲気がないか、チェックしてみましょう。

具体的には、下記のような様子があれば要注意です。

  • 業務上の質問・相談をしても対応してもらえない
  • 仕事や責任を押し付け合っている
  • ミスを必要以上に責める
  • 社内で挨拶をする習慣がない
  • 離職率が高い
  • 従業員の属性(年齢・性別等)が極端に偏っている
  • 業務過多で常に忙しい

反対に、部門横断型の社内コミュニケーションが取れていたり、質問・相談が歓迎されていたりする会社であれば安心です。
ギスギスした雰囲気のなかで働きたくない人は、試用期間中にこそ社内の人間関係を見極めておきましょう。

筆者
オープンなコミュニケーションが取れるか、の観点でチェックするのがおすすめです。

内定交渉時と異なる労働条件を提示してくる会社

内定交渉時と異なる労働条件を提示してきた場合、試用期間中でも遠慮なく断りましょう。
業務上最低限必要な変更指示や配置転換であれば問題ないですが、下記のような「働き方」に関わる変更であれば要注意です。

  • 契約期間
  • 年収(月収・賞与・各種手当含む)
  • 賃金の支払方法
  • 役職
  • 始業(終業)時刻
  • 就業場所
  • 仕事内容
  • 休憩時間
  • 休日・休暇
  • 所定時間外労働の有無

上記は全て雇用契約書に記載しなくてはならない項目であるため、上記に変更が出れば当然雇用契約も解消できます。
妥当な変更理由ではないと感じたときは、遠慮せず直談判しましょう。

筆者
無理に承諾しても、その後会社との信頼関係が構築できず不信感が募ります。

試用期間に辞めるデメリット

あなた
試用期間中に辞めても問題ないとはいえ、働く側のデメリットがあるのでは…?

試用期間中に辞めるメリットがある一方で、デメリットがあるのも確かです。
ここでは試用期間中に辞める主なデメリットを解説するので、参考にしてみましょう。

退職交渉時に気まずくなる

試用期間中に辞めると伝えた際、「もう辞めるの?」と驚かれることも多いです。
特に、会社側がかなり前向きに本採用を検討してくれていた場合、大きく失望させてしまいます。
申し訳なさと気まずさのなかで退職日までの数日を過ごさなくてはならず、お互いにギクシャクしてしまうことも。

また、場合によっては「あの人もう辞めるらしい」と社内で噂が立ち、詮索されてしまうケースもあります。
どうしても辞めざるを得ない事情があるときを除き、ある程度の気まずさは覚悟しておきましょう。

筆者
一時気まずくなってしまうのは、仕方がないものです。退職日までの期間は耐えに耐える他ありません。

すぐに次の転職活動を始める必要がある

試用期間中に辞める場合、退職日までの期間も相当限られていることが多いです。
場合によっては「退職日まであと1週間しかない」「明日の試用期間満了日を最後にする」など切羽詰まった状況になることも珍しくありません。

そのため、速やかに転職活動を始めて再就職先を確保する必要があります。
万が一再就職を確保できないまま試用期間満了日を迎えた場合、無職になってしまうことがあるので要注意。
生活費の面でも困りやすく、無職期間が長くなればなるほど再就職のハードルが高くなるので、速やかな転職がカギとなります。

筆者
退職したいかもと思った段階ですぐ転職エージェントに登録するなど、対策しておきましょう。

早期退職の履歴が残って転職時に不利になる

試用期間中であっても雇用保険・健康保険等に加入する必要があるため、転職活動時に早期離職者であることがバレてしまいます。
「前職を試用期間中に辞めているらしい」「よほど扱いづらい人材なのかもしれない」など詮索されてしまい、採用時のハードルになることも。
面接ではほぼ必ず早期退職した理由について質問されるので、独自の対策も必要です。

とはいえ、早期退職を何度も繰り返した経歴がなければ、そう問題視しない企業も多いです。
企業ごとに万全の選考対策をしておくなど工夫し、転職面接を乗り切りましょう。

筆者
説得力のある理由を伝えらえるよう、言いたいことを事前に整理しておくのがポイントです。

辞め癖がつく可能性がある

「嫌だったら試用期間中に辞めればいいや」と安易に考えてしまうことで、辞め癖がつく可能性があります。
辞め癖がつくと早期離職を繰り返してばかりいる履歴が残るため、年齢と共に再就職がどんどん厳しくなっていくのがデメリット。
成功体験を積むことができず、勤続年数も長くならないので「働いても働いてもキャリアアップできない」などのミスマッチも生まれます。

結果、働くことそのものに対するワークエンゲージメントが下がってしまい、スキルアップも後回しになってしまいがち。
負のスパイラルに突入しかねないため、試用期間中の退職はなるべく避けておくのが理想です。

筆者
どうしても我慢できない場合の最終切り札として、試用期間中の退職を検討しましょう。

会社の良いところに気づく前に辞めてしまう可能性がある

試用期間だけで会社の全てを知るのは難しいため、会社の良いところに気づく前に辞めてしまうケースも出てきます。
繁忙期の雰囲気や本質的な企業体質・社風まで見て判断したいのであれば、数ヶ月間しかない試用期間では到底足りません。
仕事内容に慣れるまでのことも考えると年単位の時間がかかるので、第一印象だけで会社を判断するのが必ずしも正しいとは言えません。
長くいることで会社に愛着がわいたり、少しずつ人間関係を構築しながら働きやすくなったりすることもあるので、早期決断だけを是としないよう意識してみましょう。

とはいえ、重篤なハラスメントや法令違反のある会社であれば、即時に退職を判断して問題ないケースもあります。

筆者
辞めようか迷うギリギリのラインであれば、続けてみるのもひとつの選択肢です。

試用期間中に辞める方法を7ステップで解説

あなた
試用期間中に辞めると決意した!でも何から相談すれば…?

ここでは、試用期間中に辞める方法をステップ式で解説します。
気まずくなりがちなタイミングだからこそ、確実に進めることで誠意を表しましょう。
結果、再就職するときの自分も守ることになるため、迷ったときは下記の手順で進めることをおすすめします。

1.利用していた転職エージェント等があれば退職について相談する

入社に際して使用していた転職エージェントやスカウトサービスがあれば、あらかじめ退職について相談しておくのが理想です。
転職エージェントのキャリアアドバイザーから聞き取り調査がおこなわれるので、本当に辞めるべきか判断しやすくなるのがメリット。
「就業規則で2週間前の申し出が必要」など、会社ごとの違いも教えてもらえます。

辞めることを決めている場合、その後の再就職についても支援してもらえるか相談しておきましょう。
早めに転職活動を始めておけば無職期間を短くでき、生活面でも安心です。

筆者
転職エージェントを利用していない場合や、再就職先に目星がついているときは不要です。

2.直属の上司に退職したい旨を伝える

まずは直属の上司に、退職したい旨を伝えます。
人事や経営者に直接話す方法もありますが、上司の顔を立てる意味でもなるべく上司から話を通すのがおすすめです。
試用期間中の退職は気まずくなりやすいからこそ、少しでも緩和するために上司から話を進め、少しずつ話の範囲を広げていくとよいでしょう。
ただし、ハラスメント等があり上司を信頼できない場合、人事に直接相談することも可能です。

また、「退職について相談する」のではなく「退職したいとはっきり伝える」のもポイント。
「退職したい」と明確に意思を示すことで話が進みやすくなり、話が停滞するのを避けられます。

筆者
「相談」風に話してしまうと、結局退職しないまま本採用の日を迎えてしまうことがあるので要注意。

3.退職日を決定する

退職したい旨を伝えたら、双方の話し合いで退職日を決定します。
試用期間中の場合、期間終了のタイミングに合わせることが多いです。

一方で、長く働いている人のように業務の引き継ぎに時間がかかることもないため「今日で終了」となることも。
会社にとって退職意思が固まった試用期間中の社員を長く置いておく理由はないので、即日退職になることも珍しくありません。

「生活費の都合上それは困る」など自分の都合を伝えるのは難しいため、ある程度会社側の都合に合わせる必要があります。

筆者
試用期間中に辞める場合、即時退職になる可能性が高いことを覚悟しておきましょう。

4.転職準備を始める

退職することが確定したら、本格的に転職準備を始めます。
転職エージェントに登録したり、転職サイトで求人検索したりしながら、できる限り早めに応募先を絞り込むのがポイント。
面接時はほぼ必ず早期退職した理由について聞かれるため、説得力の高い理由を伝えらえるよう準備しておくことも欠かせません。

また、次回同じように試用期間中の退職にならないよう、会社側に求めることを整理しておくのもおすすめ。
急ぎの転職はつい気持ちが焦ってしまいがちですが、同じ轍を踏まないための準備は万全にしておきましょう。

5.退職書類を準備する

職場の規程に従って、退職書類を準備します。
ほとんどの場合は退職願を出すだけで完了しますが、会社によっては退職時専用の秘密保持契約書や誓約書があることも。
内容を確認し、問題なければサインして終了です。

このときに、会社側から発行される書類について確認しておくのもおすすめ。
いつどんな書類が送られてくるかわかれば、退職に関する不安も払拭できます。

筆者
退職時の手続きは速やかに実施するのがポイント。会社をなるべく待たせないよう、書類を準備しましょう。

6.退職日まで勤務して労働契約を終了する

即日退職ではなく退職日まで日数がある場合、最後の日までしっかり勤務します。
「どうせ退職するから」と適当な態度をすると、より雰囲気が悪くなるため要注意。
雑用でも掃除でも積極的に引き受けたり、短期間でもお世話になったことに対して感謝したりすれば、極端に気まずくなることもありません。

どうしてもモチベーションを保てないときは、とにかくミスなく穏便に働くことに集中するのもおすすめ。
消化試合のように感じてしまうシーンも多いですが、円満に辞めるコツとして捉えましょう。

筆者
どうせ辞めるからと急に雑な態度を取ると、お互い気持ちよく退職日を迎えられなくなります。

7.貸与物の返却や必要書類の受け取りを進める

最後の勤務が終了したら、貸与物の返却を進めます。
会社から借りているタブレットやスマートフォン、セキュリティーキー、社員証や余りの名刺、健康保険証等は漏れなく返却しましょう。

会社から発行される下記の書類についても確認し、漏れなく受け取ることが大切です。

  • 雇用保険資格喪失証明書
  • 健康保険資格消失証明書
  • 源泉徴収票
  • 離職票
  • 退職証明書

会社によっては、年金手帳や雇用保険被保険者証を入社時に預けている場合があるので、併せて返却してもらいます。
万が一取得漏れがあると退職後に再度連絡しなければいけないため、退職のタイミングで全て発行してもらうのが理想です。

筆者
書類は、転職が決まったときや各種保険の切り替え手続き時に必要なものばかり。忘れずに発行してもらいましょう。

試用期間に辞めるのが気まずい場合は退職代行がおすすめ

あなた
試用期間中に辞めたいが、どうしても職場に言い出せない…
筆者
困ったときは、退職代行サービスの活用も検討しましょう。

退職代行サービスとは、本人に代わって退職の相談・交渉をしてくれるサービスです。
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相談回数の制限もなく、退職すべきか検討している段階でも対応してくれます。

筆者
退職成功率は約100%!高い実績のあるサービスです。

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先輩や上司から常に文句を言われ、精神的にも参りました。何度も退職の相談をしたのですが、その時は優しくされ、もう少し頑張ってみては等と言われ、結局引き止められてしまいました。人手不足だったので、なんとか辞めさせないようにしていることは分かっていましたが、自分では振り切れませんでした。
今回はこれ以上同じことを繰り返して働くのは無理だと思い、利用者の評判の良かったジョブズに代行をしてもらいました。すんなり退職することができたのでビックリです。

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上司が怖くて退職を言い出せず、何を言われるか不安で辞められないでいました。そんな中、こちらのサイトを知り、相談したところ悩みを親身に聞いてもらえたので、退職代行をお願いしました。 依頼した翌日には施設に連絡してもらえ、すぐに会社を辞めることができました。今までずっと仕事うや人間関係で悩んできたのでそのストレスがなくなってとても晴れやかな気分になりました。

引用:わたしNEXT「みんなの声」

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退職代行辞めるんです

  • サービス料は審査不要で後払いにできる
  • 全国統一労働組合と提携済み
  • 何度でも相談無料
料金 2万7,000円

「退職代行辞めるんです」は成功報酬型の退職代行サービスであり、実際に料金が発生するのは退職が決まってからです。
全国統一労働組合と提携しており、顧問弁護士によるてき適正指導のもと弁護士監修の退職届テンプレートも用意している点が特徴です。
全国対応・実績10,000件超え・追加発生費用一切無し・成果報酬型且つ後払い可能など安心して利用することができます。

筆者
正確なデータがある場合は未払い賃金の交渉にも応じてくれます。

簡単にLINEで応募でき、相談も無料でした。当日会社に(辞めるんです)から電話をしてくれて勤め先へ内容確認後サービスから退職完了の連絡をもらい無事退職できました。

直接連絡が来たらどうしようと思いましたが、それもなく有給休暇も消化でき今は次の就職まで楽しく過ごしています。退職代行サービス(辞めるんです)に感謝しています!

引用:「退職代行辞めるんです」退職事例

LINEの相談だけで本当に大丈夫か、電話してもらった日から本当に出勤しなくていいのか色々と不安だったが、依頼当日に(辞めるんです)から退職完了の連絡がきた。

人手不足の現状をわかっていた為すんなり辞める事が出来ると思っていなかった。退職日以降自分で何かやることもなくほっとした。助かりました。本当にありがとうございました。

引用:「退職代行辞めるんです」退職事例

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まとめ|試用期間中に辞めても気まずいことはない!

試用期間はお互いの相性を見定めるための期間であり、どうしても合わないと感じたときは辞めることができます。
辞めることは法律上何の問題もなく、場合によっては却って早めに辞めた方が良いケースも

どうしても気まずいと感じるときは、退職代行サービスを使うのもおすすめです。
早い段階で次の就職先に目を向けられれば、キャリア面でのデメリットも少なくなりそうです。

この記事を書いた人

株式会社CREXiA代表取締役。1991年生まれ。

広告代理店にてリスティング広告を学び、化粧品通販会社で部門リーダーとして販売戦略立案〜実行までを経験。その後、プログラミングスクールの運営会社にてWebマーケティング全般を担当。退職後、フリーランスマーケターとして広告運用代行・集客コンサルティング・アドアフィリエイト・Instagramメディア立ち上げ等を実施し、株式会社CREXiAを設立。

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