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疲れたという理由だけで退職するのは、甘えなの?
目の前の業務に忙殺される日々が続いていると、つい「退職したい!」と考えてしまいますよね。 業務上のストレスだけでなく人間関係での問題や過労気味などのトラブルがある場合、特に退職への気持ちが強くなるかもしれません。
しかし、突発的に仕事を辞めてしまいその後のキャリア形成が難しくなる20代がいるのも事実です。
そこで今回は、仕事を辞めたい!疲れた!と感じた20代が取るべき方法について、解説します。
- 20代が仕事辞めたい・疲れたと感じる原因
- 退職するメリットとデメリット
- 仕事辞めたら人生楽しすぎ!?年齢別体験談
- 仕事を辞めるか迷ったときの判断基準
- 仕事辞めたい・疲れた!と感じた20代の体験談
仕事辞めたい・疲れたと感じる20代は意外と多い
「仕事辞めたい・疲れたと感じるのは、もっと勤続年数が長くなってから」と感じる方がいるかもしれませんが、実は意外と20代でも同じように考える人が増えています。
大手転職サービスを展開するリクルート社の調査では、転職経験のある20代は割合として37.4%もいることがわかりました。 転職には至っていないものの情報収集だけ始めている層も含めれば、実に59.3%になります。
つまり、約6割の20代が現職に何らかの不満を抱えており、どこか疲れている実態が読み取れるのです。
終身雇用制が珍しくなり、転職が当たり前になりつつある昨今、どうしても疲れたときは転職を検討してよいのかもしれません。
(※)参考:転職に関する実態調査、50代の約4割が転職を検討、転職経験の両極化も:キャリアニュース – MONOist
20代が仕事辞めたい・疲れたと感じる原因
20代が仕事辞めたい・疲れたと感じる原因は、いくつか存在します。
下記に該当する部分がないか、まずは自分の仕事や生活を振り返ってみましょう。
ノルマや目標が厳しすぎるから
- 営業成績が張り出されるなど多大なプレッシャーがある
- ノルマが未達だとチーム全体での連帯責任になる
- 毎月厳しいノルマを課せられる
- ノルマをクリアしてもまたノルマがのしかかる
あまりにも厳しすぎるノルマと重いプレッシャーが続くと、年齢に関わらず精神的に消耗しやすくなります。
連帯責任を取らされるのが嫌で社内の空気がギスギスしたり、同僚を気遣う余裕がなくなったりすることもあるでしょう。 どうにかノルマをクリアできても、翌月にはまた新しいノルマが課せられるなど、終わらないループに嫌気が差す人も多いです。
民間企業にとって営業収益が大切であることは頭でわかっていても、モチベーションの継続とは別問題なのかもしれません。
上司や先輩社員との人間関係が良くないから
- セクハラやパワハラが横行している
- 職場いじめや無視が当たり前になっている
- 仲の悪い上司や同僚がいて気まずい
- 子育て・介護・療養への理解が少ない
上司や先輩社員との人間関係が良くないと、業務外でのストレスが多くなります。気を遣いすぎて疲れたり、針のむしろに座っているようで居たたまれなくなったりすることもあるでしょう。
また、自分が直接人間関係のトラブルに関与していなくても、職場全体の雰囲気が悪いことに疲れてしまう人もいます。 「相談すれば誰かに助けてもらえる」「何を発言しても誰かが耳を傾けてくれる」という心理的安全性も削がれてしまいかねません。
同期との激しい社内競争があるから
- お互いに蹴落とし合うような激しい社内競争がある
- 同僚とのチームワークを発揮できない
- 縦割り組織で縄張り意識が強すぎる
- 成績下位者に対する扱いがぞんざい
モチベーションを喚起しよい刺激を与え合うための社内競争であれば問題ありませんが、激しすぎる社内競争はどうしても疲れの原因となります。同僚が敵のように感じられ、ライバルの枠を超えて争い合うようであれば、理想的な社内環境とは言えません。
また、部署内の人とは仲が良くても、強烈な縦割り組織で外の部署との対立が激しい場合も精神的に消耗します。
残業・休日出勤が多いから
- 残業・休日出勤が多くプライベートの予定が立てられない
- 疲れが蓄積することによる体調不良が多い
- 急に長期の出張・転勤が決まる
- いつも社用携帯を気にしていなくてはならず気が休まらない
残業・休日出勤の多さなど、ハードワークが続くと当然疲れてしまいます。
精神的な疲れだけでなく身体的な疲れも蓄積していくので、体調を崩しやすくなるかもしれません。 ワークライフバランスも維持できず、家族や友人の都合を後回しにしなくてはいけないなど、本意でないことも増えていきます。
過労がいきすぎると考える余裕も失われてしまうので、危険なサインと思っておきましょう。
昇進・昇格できるビジョンを抱けないから
- 成果を出しても評価されず昇給しない
- 上のポジションが詰まっていて昇格できる見込みがない
- 正当な人事評価制度がなく不公平
- ルーティンワークが多くスキルアップできない
昇進・昇格できるビジョンを抱けないと、頑張るモチベーションを失ってしまいます。 目の前の仕事を作業的にこなす日々が続いてしまい。気持ちの面で疲れてしまうことも多くなるでしょう。
反対に、成績がよければ給料にしっかり反映される会社や、昇進・昇給が望める会社であればモチベーションを維持できます。
仕事辞めたい・疲れたと感じる20代が退職すべき理由
仕事辞めたい・疲れたと感じたときは、20代でも無理せず退職するのがおすすめです。
そのまま何の対策もなく就業し続けていると、最悪の場合メンタルヘルスが悪化して回復に時間がかかるなど、思わぬトラブルに見舞われることもあるので注意しましょう。
下記では、20代でも退職すべき理由を解説します。
20代での経験がその後のキャリアアップに影響するから
どんな業種・職種であっても、20代での経験はその後のキャリアに大きく影響します。 20代を無為に過ごしてしまい誇れるようなスキル・知識・経験が身につかなかった場合、その後のキャリアアップは難しくなるでしょう。
反対に、努力して経験を身につけることができれば、社内での昇進・昇格だけでなく転職によるキャリアアップなど選択肢が増えていきます。
もし今の仕事に疲れてモチベーションが著しく下がっているのであれば、転職してでも仕切り直しした方がいいかもしれません。
20代のうちにしかできない成長が妨げられるから
20代のうちに、仕事で下記のような経験をしておくのが理想とされています。
- 成功体験により自信をつける経験
- 失敗を上手にリカバリーする経験
- 信頼できる上司・先輩社員と出会う経験
- 周りから評価される経験
上記のような経験が自分のなかで蓄えとなり、マニュアルにない柔軟な業務をこなすスキルが身につきます。
しかし、職場環境が悪く従業員全体が慢性的な疲労を抱えていたり、モチベーションが上がらず辞めたいと感じる瞬間が多かったりすると、効果的な経験は積めません。
成功も失敗もできる20代ならではの時間を無為に過ごし、後になって勿体なかったと気づくことも多いのです。
20代なら未経験職種への転職もしやすいから
20代であれば、完全未経験の業種・職種にも転職しやすいのがメリットです。
長期的な就労を前提に社内教育システムを整えている企業も多く、新卒や第二新卒とほぼ同じ目線で受けられます。
一方、30代40代になってから未経験転職するのは難しく、「同じ未経験であれば20代を雇いたい」と思われてしまうかもしれません。
もし今の仕事がやりたいことと違って疲れているのであれば、早い段階で転職した方がよいでしょう。
仕事辞めたい・疲れた20代が退職・転職するメリット
仕事を辞めることに不安を感じるかもしれませんが、実は20代で転職するメリットもあるのでここでチェックしておきましょう。
ここでは、今の仕事を辞めるメリットを解説します。
本当にやりたい仕事にチャレンジできる
他にやりたい仕事が明確になっているのであれば、迷わず転職をしてよいでしょう。
「好きこそものの上手なれ」の精神でスキルアップしやすく、会社に貢献できる可能性も高まります。 会社に貢献すれば周りからも評価されやすく、自信がついてさらによい仕事ができるなど、ポジティブなサイクルができていきます。
また、精力的に仕事ができる分プライベートも充実するなど、副次的な効果が得られるかもしれません。
20代のうちに尊敬できる同僚と出会える
20代のうちに尊敬できる上司・先輩社員・同僚と出会えるのは、貴重な体験です。 ビジネスマンとしてのスタンスが身につく20代のうちに信頼できる人を探し、社会人としてのマインドや仕事との向き合い方を確立していきましょう。
反対に、20代のうちに尊敬できる同僚と出会えなかった場合、マインドセットも自己流になりがちです。 「他の会社で同じ考え方が通用しなかった」「自分がマネジメント側になったときどう指導すればいいかわからない」など、思わぬ悩みにつながる可能性も出てきます。
引っ越しを含む転職を視野に入れやすい
20代のうちは、結婚・出産・子育て・介護など大きなライフイベントがまだない人も多いです。
自分ひとりの都合で転職先を探せるためフットワークが軽く、引っ越しを前提とした企業にも応募できます。 地方から都心に出て就職したり、海外に行って働いたり、さまざまな選択肢があるかもしれません。
反対に、家族を持ってから転職する場合、どうしても家族の都合も鑑みなくてはなりません。
選択肢が狭まらない今のうちに転職し、生活基盤を構築しておくのもおすすめです。
仕事辞めたい・疲れた20代が退職・転職するデメリット
仕事辞めたい・疲れたと感じたときに転職するメリットは多い一方で、デメリットも存在します。
思わぬ落とし穴にかかって後悔することのないよう、あらかじめデメリットも理解しておきましょう。
金銭的なリスクが高い
20代はまだ十分な貯金ができていない人も多く、転職活動中の資金がネックになります。 思うように転職活動が進まなくて日々の生活に困ったり、焦る気持ちから年収が下がる企業からの内定を受けてしまったりすることもあるでしょう。
また、勤続年数が浅いため退職金の対象にならなかったり、企業型確定拠出年金の掛け金を払えず資金繰りに困ったりすることも考えられます。
失業保険の要件や最低限必要な生活費のチェックもしながら、金銭的に無理が生じないよう注意しましょう。
早期離職のレッテルがついて転職しづらくなる
20代で早期離職することに対し、ネガティブな印象を持っている採用担当者は少なくありません。 「我慢強さが足りないのでは?」「せっかく雇ってもまた早期離職されてしまうかもしれない」と思われてしまい、採用をためらうことも多いのです。
離職理由を上手く伝えられず、ネガティブなイメージになってしまうのもよくある失敗談。 どうしても心配な方は転職エージェントに相談するなどして、ポジティブに伝える方法を探っておきましょう。
20代が仕事辞めたい・疲れたと感じたときの判断基準
20代が仕事辞めたい・疲れたと感じた場合でも、一時の感情で安易に退職を選ぶのはおすすめしません。
下記の基準に沿って、退職すべき職場かどうか判断していきましょう。
勤続年数とともにスキルアップできそうか
勤続年数とともにスキルアップできそうな職場であれば、そのまま在籍し続ける手があります。 少しずつでもスキルアップできれば、30代40代になったとき貴重な財産になっているかもしれません。
反対に、ルーティンワークが多くスキルアップできなさそうであれば、貴重な20代をそのまま浪費するのは勿体ありません。 思い切って転職するなどして環境を変え、学びのある仕事をしていきましょう。
今後昇進・昇給できるチャンスがあるか
昇進・昇給できる可能性が高く、勤続するメリットを感じられる場合も無理に退職する必要がありません。 「やりたくない仕事でも高い年収のためなら我慢できる」と思えるのであれば、そのまま続けてよいでしょう。
今いる先輩社員たちの姿を見ながら自分の将来像をイメージしたり、社内におけるロールモデル的存在を見つけたりするのも大切です。
やりたくない仕事で、かつ昇進・昇給も期待できないのであれば、退職がひとつの手段となります。
客観的に見て自分のストレスレベルが高いか
客観的に見て自分のストレスレベルが高い場合、気づかないところで大きな負担が生じているかもしれません。
今あるストレスがちょっとの工夫で解消できるものなのか、思い切って転職しないと解消できないものなのか、判断していきましょう。
例えば、「Unlace」などのストレス相談ツールを活用すれば、心理カウンセラーから専門的なアドバイスがもらえます。 顔出し不要・匿名でのチャット形式なので、気軽に使えるのもポイント。
専門家の視点から見てもストレスレベルが高いのであれば、疲れを解消するためにも一度退職を検討してみましょう。
【体験談】仕事辞めたい・疲れたと感じた20代〜50代の体験談
ここからは、「仕事に疲れた、辞めたい!」と思い転職に踏み切った20代〜60代の体験談をご紹介していきます。
転職したい方へ向けたメッセージもいただいたので、参考にしてみてくださいね。
※調査概要は記事末に掲載
20代の体験談
【転職に向けた活動】転職サイトへの登録
業務時間がとても不規則で、さらにいつも残業続き。残業代も満額は貰えず、会社と話し合いの場を設けて4年経っても改善されず、転職しようと考えました。
転職後は、業務内容が簡易になり定時で帰れるため、とても精神的にも肉体的にもリラックスして働けています!なにより固定の時間で働けているので、無理なく自分の時間や家族サービスにも時間が割けられるのが大きな変化です。やめてよかった!
なかなか辞めずらいところもあると思いますが、そんな時は周りの人に相談して、辞めたいと会社に一言伝えるのが大事だと思います。
【転職に向けた活動】転職サイトへの登録
新規開拓の営業だったので、飛び込みやテレアポをして客から邪魔がられたり迷惑がられたりして、「自分は何のために大学に行かせてもらって社会人になったんだろう…」と考え出したことが転職を決意したきっかけです。
転職した今は、疲れた・辞めたいという気持ちはありません。福利厚生が充実している会社を選んだのは正解でしたが、逆にゆとりすぎて何のスキルがつくのだろうかと悩みだしました。結局どの会社に行っても何かしら悩みはありますね。笑
次の仕事が見つかる前に辞めるのも全然いいと思います。潰れる前に逃げることは悪いことではありません!
30代の体験談
【転職に向けた活動】仕事に必要な法律や資格の勉強
毎月営業ノルマを課され、それを消化するのに必死になるだけの生活。やりがいや仕事に対する情熱が薄れていって、「仕事は疲れるだけ」としか思えなくなり毎日が憂鬱になってしまったのが転職の理由です。
独立して自分のキャパシティー内で仕事ができるよう気を付けているので、仕事に追われて疲れるだけというようなことはありません。プレッシャーはありますが同時にやりがいにもなるので、毎日が充実していると感じています。
人それぞれ生活事情はあるとは思いますが、無理して続ける必要は全く無いと思います。
【転職に向けた活動】求人サイトへの登録・情報収集
ズバリ、社長のパワハラで辞めたいと思いました。ブラック企業でも好きなことならやってみたいと思ってたのですが、実際生活が厳しいほどの薄給で、辞めようと決意。
転職して、疲れた!辞めたい!という気持ちはすっかり無くなりました。仕事をしていれば多かれ少なかれマイナスな気持ちは出てくると思いますが、新卒でブラック企業にいたのもあり、ちゃんと残業に残業代が出ることや、ちゃんと休日に休めることや、ちゃんと働けば働くほど評価される世界に感動しました。(これが普通だと思いますが…)
案ずるより産むが易し。辞めたいと感じる理由を考えて、自分原因ではなくどうしようもならない要因の場合は、すぐにでも転職しても良いと思います。それは甘えではなくて自衛です。転職することで、別の才能ややりがいが見えてくることもありますよ。
40代の体験談
【転職に向けた活動】転職イベントへの参加・友人の紹介
上司の仕事のできなさに呆れたのと、頑張りが給料に反映されないことが不満でした。辞めたいと思いつつプロジェクトが一段落するまで続けましたが、日々のやりがい等は減っていく一方でした。
転職後は、嫌な上司から離れられた事で一気に明るい世界へとなりました。リモートでも働けたりと環境が良く、共に仕事をしている人は雰囲気も良く、やりがいのある関係を築けています。一人違うだけで変わる事があるのだと実感しました。
少しでも嫌だと感じている人は、仕事を変える事をおすすめします。変える事で開ける道はありますし、辛い想いまでして勤める義務はありません。良き環境で仕事してこそ実績も上がりますし、充実した日々が手に入ります。勇気を出して進んでください。
【転職に向けた活動】バイトをしながら転職活動
ノルマ無しマンツーマン指導で安心と聞いて入社したものの、満足な指導は得られず、成績が悪い社員やお局さん達に好かれてないスタッフはいびられる始末。あることがきかっけで私も無視いじめの対象となり、転職を決意しました。
転職後の今も疲れたり辞めたくなることはあるが、乗り越える仲間がおり、社の利益のため同じ目標を持って働いている一体感があるので、苦痛は感じません。
その仕事が好きであり、数回の「疲れた!辞めたい!」の後に「でも楽しい」が来るのであれば、それは有意義な疲れです。しかし数年後も楽しいと思えないのであれば、それは乗り越えなくてもいい疲れだと思います。
50代の体験談
【転職に向けた活動】転職エージェントに登録
ふと思い立って転職サイトをのぞいたところ、給料の高い求人がたくさんあるのを目の当たりにして愕然。自分が少ない給料で大変な思いをして働いていることを自覚し、どっと疲れが出て、辞めたいと思いました。
転職後の今は、疲れた!という気持ちはほとんどなくなり、むしろとても楽しいです。自分で企画を考えたり、営業したり…好きなことばかりなので。ただその分、忙しい。でも、それはそれでいいのです。やりがいのある仕事をしているということだからです。
やりたいことが見つからない人は、とりあえず何かやってみましょう。好きなことを仕事にするのもありですよ。
まとめ:20代が仕事辞めたい・疲れたと感じたら無理は禁物です
20代が仕事辞めたい・疲れたと感じるシーンは意外と多く、退職・転職を考える十分な理由になります。
そのまま無理して就労し続けることもできますが、メンタルヘルスの悪化や思わぬミスの増加など、マイナートラブルが増える可能性があるので注意しましょう。
疲れたと感じたときは素直に一旦休み、英気を養う覚悟も必要です。
転職で解消できることも多いので、まずは自分のストレスレベルを把握してみるところから始めてみてくださいね。
本記事で利用したインターネット調査概要
「仕事に疲れた、辞めたい!」と思い、転職に踏み切った体験談の調査概要は、以下のとおりです。
目的 | 「仕事に疲れた、辞めたい!」と思い、転職に踏み切った体験談の調査 |
方法 | インターネット調査 |
対象 | 仕事をやめた経験のある20代から50代の男女 |
調査期間 | 2023年5月18日 |
調査人数 | 30人 |
媒体 | クラウドワークス |