「動画広告を始めたいけど費用が気になる」
「媒体ごとの費用相場を知りたい」
Web担当者の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では「動画広告が利用可能な媒体」それぞれの費用相場や、その他必要な費用の種類について解説していきます。
この記事を読めば、自社で動画広告を運用する場合にトータルどのくらいの費用が必要なのかを理解できるでしょう。
動画広告を始めようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください！
この記事の内容
いま、動画広告が注目されている！
動画広告とは名前の通り、動画を用いた広告です。
広い意味ではテレビCMなども含まれますが、一般的にはYouTubeやSNSを含む「Web上で動画を用いた広告」と定義される傾向があります。そんな動画広告は年々注目度が高くなっており、大手企業が利用している例も珍しくありません。
総務省が公表している「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、年齢別の「メディアの利用傾向」は以下の図の通りです。
10〜30代においてテレビよりもネットの利用時間が長く、全年代平均で見てもネットの方が利用されていることが分かります。
同調査によると「ネット利用」を細かく分類すると以下の図の通りです。
図から分かるように、10〜30代の「ネット利用」が多い年齢層において、特に大きな割合を占めているのが「ソーシャルメディアを見る・書く」「動画投稿・共有サービスを見る」です。
動画広告はこの2つの媒体で特に活用されています。
「ネット利用」は年々増加傾向にあるため、今後もテレビ離れが進みネットユーザーが増えることはほぼ間違いありません。つまり現時点でも注目度が高い動画広告ですが、ネット利用時間が増加するにつれてますます価値が高まっていくと言えます。
「動画広告」に関する基本的な内容は以下の記事をご覧ください。
動画広告とは？メリットや種類一覧、配信可能な媒体などを解説！
動画広告の「費用」は3種類ある
ここからは動画広告の「費用」について解説していきます。
一口に「動画広告の費用」と言っても、立場によって認識が異なる場合があるので注意が必要です。動画広告の費用は細かく分けると以下の3種類が存在します。
- 動画広告の掲載費用
- 動画広告の制作費用
- 動画広告の運用代行費用
まずはそれぞれの費用について確認し、Webサイトなどに記載されている「動画広告の費用」が何を指しているかを理解できるようにしましょう。
動画広告の掲載費用
動画広告を運用するためには、広告を掲載するための「掲載費用」が必要です。
一般的にWeb広告において「広告費」と記載されるのは「広告の掲載費用」を意味しています。利用する媒体によって掲載費用の相場や課金形態は異なるため、詳しくは後述する内容をご覧ください。
動画広告の制作費用
自社で動画広告を制作して運用する場合は「掲載費用」以外はかかりません。
ただ、動画広告に必要な「動画（クリエイティブ）」の制作を外部に依頼する場合には、制作費用が必要になります。
リスティング広告やディスプレイ広告など、テキストや画像がメインの広告であれば自社で制作することも難しくありません。しかし動画広告はクリエイティブの制作が難しい上に、クリエイティブが効果に強く影響を及ぼします。自社に動画広告を制作できる人材がいない場合には、制作代行を利用するのがおすすめです。
動画制作にかかる費用相場についても後ほど詳しく解説します。
動画広告の運用代行費用
動画広告の運用を自社で行わず、広告代理店を利用する場合には「運用代行費用」が必要になります。
自社で運用を行えば運用費はかかりませんが、運用初心者であれば無駄な広告費がかかってしまう例も少なくありません。また、代理店を利用すれば知識やノウハウを吸収できるため、一概に代行費用がデメリットとは言い切れないでしょう。
もし自社に動画広告の運用ができる人材がいない場合には、利用を検討してみてください。
動画広告の課金形態と掲載費用単価
動画広告には以下の3つの課金形態があります。
- 視聴課金（CPV）
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
まずはそれぞれの単価相場についてまとめた表をご覧ください。
| 課金形態 | 単価相場 |
| 視聴課金（CPV） | 3〜150円/1再生 |
| インプレッション課金（CPM） | 200〜600円/1,000回表示 |
| クリック課金（CPC） | 10〜1,000円/1クリック |
媒体によって単価相場は異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。
それぞれの課金形態について詳しく解説していきます。
視聴課金（CPV）
視聴課金（CPV）は動画が再生されるごとに費用が発生する課金形態で、動画広告で最も一般的に利用されています。
ただ「再生」の定義は利用する媒体によって異なっており、以下のような種類があります。
- 最後まで視聴すると課金
- 一定時間再生されると課金
- 視聴時間に比例する課金
視聴課金の単価相場は1再生あたり3〜150円程度です。
インプレッション課金（CPM）
インプレッション課金（CPM）は広告が1,000回表示されるたびに費用が発生する課金形態です。
広告表示されただけで費用が発生してしまうため、コンバージョンに繋がらない人に対しても広告が広く配信されます。コンバージョン目的よりも、認知拡大やブランディングを目的とした広告運用に向いていると言えるでしょう。
インプレッション課金の単価相場は1,000回表示あたり200〜600円程度です。
クリック課金（CPC）
クリック課金（CPC）は広告がクリックされるたびに費用が発生する課金形態です。
逆に言えば広告がクリックされなければ、何回表示されたとしても費用は発生しません。「広告をクリックする ≒ 広告に対して興味がある」と言えるため、コンバージョンに近いユーザーに対してアプローチしやすいです。
ただ、ターゲティングやクリエイティブなどを間違えると無駄な広告クリックが増えて費用が高騰してしまうリスクもあります。
クリック課金の単価相場は10〜1,000円程度で、商材の単価によっても費用が大きく異なる点を理解しておきましょう。
動画広告が利用できる媒体と費用単価
ここからは動画広告が利用できる媒体と費用相場について解説していきます。
動画広告が利用できる主要な媒体は以下の7つです。
- YouTube
- TikTok
- LINE
- Yahoo!・Google
それぞれ詳しく解説していきます。
YouTube
YouTubeは年代問わず多くの人が利用しており、動画広告の中で最もイメージしやすい媒体だと思います。普段YouTubeを見ている人であればイメージしやすいと思いますが、主に動画広告が表示される場面は以下の3つです。
- 動画の再生前
- 動画の途中
- 動画の視聴後
YouTube広告は他の動画広告とは異なり「動画広告を確実に見てもらえる」ため、上手く活用すればユーザーの記憶に残りやすいと言えます。
YouTubeで利用できる課金形態は以下の3つです。
- 視聴課金（CPV）
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
それぞれの費用相場は以下の通りです。
- 視聴課金：5〜10円/1再生
- インプレッション課金：400〜600円/1,000回表示
- クリック課金：3〜20円/1クリック
YouTube動画広告の費用シミュレーション方法
YouTube動画広告は費用のシミュレーションが可能です。
Googleの広告管理画面から1週間運用した場合の「広告表示回数」や「視聴回数」、「単価相場」などが表示されます。
ターゲティングの設定や予算の設定を行えばより精密な推定値が算出されるため、詳しく知りたい人は色々設定した上で確認してみましょう。
YouTube広告の費用の目安は？課金方式や費用対効果を高めるポイントまで詳しく解説！
Facebookは30〜40代の利用者が多く、他のSNSと比べてビジネスでの交流を深めるために使っている人が多い傾向です。
Facebook広告はターゲティング精度が高いため、上手くターゲティング項目を設定すれば自社のアプローチしたい層に向けて広告を表示しやすいと言えます。
Facebookで動画広告を利用する場合に選択できる課金形態は以下の2つです。
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
それぞれの費用相場は以下の通りです。
- インプレッション課金：2,000〜3,000円/1,000回表示
- クリック課金：50〜700円/1クリック
Facebook動画広告の費用シミュレーション方法
Facebook動画広告でも費用のシミュレーションができます。
1日の予算を入力すれば、おおよそどのくらいのユーザーに広告が表示されるのか確認できる仕組みです。表示されるリーチ数はあくまで推定値でずれることがある点を理解しておきましょう。
Facebook広告とは？種類やメリット、ターゲティング項目などを解説！
InstagramはFacebookと同様にMetaが運営しているため、ターゲティング精度も高いです。
10〜30代の比較的若い層が多く利用しており、他のSNSと比べて女性利用者の割合が多いのが特徴としてあります。Instagram動画広告で利用できる課金形態は以下の3つです。
- 視聴課金（CPV）
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
それぞれの費用相場は以下の通りです。
- 視聴課金：4〜7円/1再生
※「15秒以上視聴」が再生の定義なので、それ以下の視聴時間であれば費用は発生しません - インプレッション課金：2,000〜3,000円/1,000回表示
- クリック課金：50〜700円/1クリック
Instagram動画広告の費用シミュレーション方法
InstagramもFacebookと同様に、1日の予算を入力すればおおよそのリーチ数がシミュレーションできます。
なお、あくまで推定値なので表示されている数値内にならない場合もあるため注意してください。
Instagram広告とは？【初心者向け】概要やメリット・デメリットを解説！
Twitterは二次拡散が期待できるため、拡散を上手く活用できれば費用対効果の高い広告運用が期待できます。つまり広告を見たユーザーがリツイートをした場合、リツイートされた広告には費用が発生しないのです。
Twitterで利用できる課金形態は視聴課金ですが、「再生」の定義として以下の2つがあります。
- 動画広告が50%以上表示された上で2秒or6秒以上視聴
- 動画広告全体が表示された上で3秒以上視聴
視聴課金の費用相場は「5〜20円/1再生」くらいです。
Twitter広告は費用のシミュレーションができないため、実際に配信してみてから調整していく必要があります。
Twitter広告とは？やり方や仕組み、クリエイティブの種類などを解説！
TikTok
TikTokは10〜20代の若年層利用者が特に多いSNSです。ただ、中高年の利用者も徐々に増えてきているので、若者だけのSNSではありません。
TikTokで利用できる課金形態は以下の3つです。
- 視聴課金（CPV）
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
視聴課金で課金が発生する種類は「2以上視聴」「6秒以上視聴」「最後まで視聴」の3つから選択できます。つまり、この条件に当てはまらない場合には動画が視聴されたとしても費用は発生しません。
各課金形態の費用相場は以下の通りです。
- 視聴課金：5〜60円/1再生
- インプレッション課金：100〜1,000円/1,000回表示
- クリック課金：30〜100円/1クリック
TikTokも費用のシミュレーションはできないため、実際に運用してから調整していく必要があります
TikTok広告とは？費用や運用方法、メリットなどを解説！
LINE
LINEは日本人であれば老若男女問わずほとんどの人が利用しているSNSです。つまり「他のSNSは使っていないけどLINEは使っている」といった層も多いため、LINEでしかアプローチできないユーザーも一定数存在します。
LINE動画広告で利用できる課金形態はインプレッション課金（CPM）で、費用相場は「400〜600円/1,000回表示」程度です。
LINEも費用シミュレーションはできません。
LINE広告とは？特徴やターゲティングの種類、仕組みなどを解説！
Yahoo!・Google
YDAやGDNで利用できるディスプレイ広告は動画も選択できます。
Yahoo!やGoogleのサービス内だけではなくWeb上のさまざまな場所に広告を表示できるため、より多くの人にアプローチが可能です。
Yahoo!やGoogleで利用できる課金形態は以下の3つです。
- 視聴課金（CPV）
- インプレッション課金（CPM）
- クリック課金（CPC）
2つの費用相場はほとんど同じで、以下の通りです。
- 視聴課金：8〜10円/1再生
- インプレッション課金：10〜500円/1,000回表示
- クリック課金：50〜100円/1クリック
Googleは予算と掲載期間を入力すればおおよそのリーチ数がシミュレーションできますが、Yahoo!ではできません。
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タクシー広告
ここまでの動画広告とは少し種類が異なりますが、タクシー内で表示される動画広告についても最後に解説しておきます。タクシー広告はWeb広告とは異なり広告のデータが確認できず、ターゲティングも利用できないのがデメリットです。
ただ、そもそもタクシーを利用する人は富裕層が多いため、富裕層に向けてアプローチしたい場合には向いていると言えます。
タクシー広告の費用相場はおおよそ「20〜600万円/1週間」くらいです。
自社に適した動画広告の媒体を選ぶ方法
同じ動画広告でも媒体によってユーザー属性や広告機能なども大きく異なります。
動画広告の媒体選びに悩んでいる人は、以下の4つの基準から考えてみましょう。
- 広告の運用目的で選ぶ
- ユーザーの特徴で選ぶ
- 利用可能な課金形態で選ぶ
- 作りたい動画広告のフォーマットで選ぶ
それぞれ解説していきます。
広告の運用目的で選ぶ
「なぜ動画広告を利用するのか」を明確にすることによって、どの媒体を選ぶべきなのかも見えてきます。
例えば認知拡大やブランディングを目的として運用するのであれば、幅広いユーザーが数多く利用しているYouTubeやLINEがおすすめです。
「運用目的」を明確にしておくことで、媒体選びに限らず「ターゲティング設定」や「クリエイティブ制作」にも役立つでしょう。
ユーザーの特徴で選ぶ
媒体によってユーザーの特徴は大きく異なるため、特定のユーザーにアプローチしたい場合には注意が必要です。
例えば同じSNSでもFacebookは30〜40代のユーザーが多く、InstagramやTikTokは10〜20代の若い世代が多い傾向があります。
年齢以外にも各媒体によってユーザーの特徴は異なるため、自社のアプローチしたいユーザーが多い媒体を選ぶようにしましょう。
利用可能な課金形態で選ぶ
先ほども解説したように動画広告では「視聴課金」「インプレッション課金」「クリック課金」の3種類が存在しています。
ただこの3種類が必ず使えるわけではなく、媒体によっては課金形態が選べない場合も少なくありません。
また、課金形態が同じでも媒体によって単価相場が大きく異なる場合もあるため、課金形態と同様に相場も理解しておくと良いでしょう。
作りたい動画広告のフォーマットで選ぶ
動画広告はインストリームやインリード、インフィードなど利用する媒体によってフォーマットが異なる場合があります。
利用できるフォーマットが異なれば、広告の表現方法も当然変わります。
例えば、小さい画面だと魅力を表現しにくい商材を扱っている場合、大画面で視聴してもらいやすいインストリーム広告が効果的です。
このように、媒体ごとのフォーマットも念頭に置きつつ選ぶことをおすすめします。
動画広告の費用対効果を最大化させるポイント
ここからは、実際に動画広告を利用する際に意識しておくべき「費用対効果を高めるポイント」について解説していきます。
費用対効果を最大化させるポイントは以下の3つです。
- 媒体ごとの特徴を理解する
- データ分析をして改善を繰り返す
- 動画クリエイティブの質を高める
それぞれ解説していきます。
媒体ごとの特徴を理解する
媒体によってユーザーが広告を見るタイミングや姿勢は異なります。
例えば、YouTubeは動画コンテンツの前に表示される広告もあるため、ユーザーに広告を見てもらいやすいです。逆にTwitterやInstagramは通常投稿の間に表示されるだけなので、簡単に広告をスキップされてしまう可能性があります。
つまり最初の1秒以内に興味を引かなければ、広告を最後まで見てもらうことは難しいでしょう。
ユーザーがどのような場面で広告を見ているのかを理解することによって、より効果的な広告クリエイティブが制作できるでしょう。
データ分析をして改善を繰り返す
動画広告に限った話ではありませんが、Web広告は「分析→改善」のステップが必要不可欠です。
どれだけ広告運用が上手かったとしても、実際に運用してみなければ分からない部分は少なくありません。しかし、正しいステップで分析と改善を繰り返していけば費用対効果が徐々に高くなっていく可能性は高いです。
また、動画広告を長期的に運用するのであれば広告クリエイティブは定期的に変更しなければ、ユーザーは動画に飽きてしまいます。
つまり、運用を続けていく限りは分析して改善を繰り返すことが重要なのです。
動画クリエイティブの質を高める
動画広告は他の広告よりも、クリエイティブの重要度が高いです。
動画は文章と比べて「伝えられる情報量」が5,000倍と言われているため、クリエイティブのクオリティによって伝わり方が全く異なります。ただ、初心者の人がいきなりクオリティの高い動画を作るのは簡単ではありません。
もし自社に動画広告を制作できる人がいない場合には、制作会社に頼んで作ってもらうのも1つの手段です。
動画広告の制作に必要な費用相場
自社に動画を制作できる人材がいない場合には、動画制作を外注する選択肢も視野に入れるべきです。
とは言っても外注費用がどのくらいなのかによって、現実的に頼むかどうかは変わってきますよね。動画制作を外注する場合の費用相場はおおよそ30万円〜です。
当然、動画の長さやクオリティによって費用は高くなり100万円を超える場合もあります。仮に広告運用代行を利用する場合、同じ代理店に動画制作も頼めばもう少し安くなる可能性も。
テキストや画像の広告と比べて競合が少ないため、高い効果を発揮しやすい一方で費用は高くなる点に留意して実施を検討してください。
動画広告の運用代行に必要な費用相場
続いて動画広告の「運用」を外注する場合の費用相場について解説していきます。
動画広告もリスティング広告やディスプレイ広告などのWeb広告と同様に、運用しながら分析して改善を続けることが必要不可欠です。広告運用の人材が社内にいない場合には、運用代行も視野に入れてみましょう。
運用代行費用の相場はおおよそ「広告費の20%程度」です。例えば月の広告費が30万円だとすると、広告費と運用代行費用（30万円 × 0.2）の36万円が毎月のコストになります。
また、広告代理店によっては5万円程度の初期費用を設定している場合があります。
下記の記事で「動画広告の運用」に強みを持っているおすすめの広告代理店を10社紹介しています。興味がある方はぜひご覧ください。
動画広告の運用代行でおすすめの代理店10選！動画広告の特徴や運用するメリットなども解説！
まとめ：動画広告の費用相場を理解して最適な媒体を選ぼう！
動画広告は現時点でも注目度が高いですが、今後ますます利用価値が高まっていく広告手法です。
ただ、他の広告と比べても費用や運用の手間がかかる点はデメリットだと言えます。しかし費用や手間がかかる分、競合も参入しにくくチャンスだと言い換えることもできるでしょう。
制作代行や運用代行の利用を視野に入れつつ、動画広告にチャレンジしてみることをおすすめします。
