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【体験談あり】仕事辞めたら人生楽しすぎ!?退職するメリット・デメリットや円満退職のコツ

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筆者
国内の退職代行サービスをどこよりもまとめて徹底比較したこちらの記事も見てみてくださいね!

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あなた
正直、仕事を辞めたい…でも、会社と揉めてしまうのも怖い 仕事を辞めて「人生楽しすぎ!」という状態を目指したいけれど、本当に後悔しないかな…?

仕事でストレスが溜まっていると、つい「退職」の2文字が頭をよぎることがあるでしょう。
「仕事を辞めたら人生楽しすぎ!」と大満足している人も多く、羨ましく感じられるかもしれません。
しかし、突発的に仕事を辞めてしまい後悔する人がいるのも事実。

そこで今回は、退職するメリット・デメリットや円満退職のコツを解説します。

この記事でわかること
  1. 転職にまつわる近年の実態
  2. 転職を検討する理由
  3. 仕事辞めたら人生楽しすぎ!?20代〜60代の体験談
  4. 今の仕事を辞めるメリット・デメリット
  5. 円満退職のコツ
筆者
一度きりの人生、せっかくなら楽しい方を目指しましょう!
目次

もはや転職するのが当たり前!?

まずは、転職にまつわる近年の傾向・実態を解説します。
「もはや転職するのが当たり前」と言われているのは何故か、リアルな世間模様を探っていきましょう。

※参考:転職に関する実態調査、50代の約4割が転職を検討、転職経験の両極化も:キャリアニュース – MONOist

全年代での平均転職回数は2.5回

大手転職サービスを展開するリクルート社の調査では、全年代における平均転職回数は2.5回であることがわかりました。
新卒で就職してから定年まで1社だけに勤め続ける人が減少していることからも、事実上「終身雇用制」の崩壊が近いと読み取れます。

実際に「転職は悪でない」「転職でキャリアアップできるなら最高」という見方も増えており、転職が珍しいものではなくなっていることもわかります。

筆者
50代になると平均3.0回の転職回数にまで増加!転職はもはや当たり前なのかもしれません。

年齢が上がるほど転職経験のある人が増える

年齢が上がると平均転職回数が増えるだけでなく、転職経験のある人自体も増加します。

20代で「転職したことがある」と回答したのは全体の37.4%でしたが、50代では58.0%を記録しました。
なお、30代でも52.8%を記録しており、過半数が30代までに1度転職していることがわかります。

若い頃の経験をもとにキャリアアップ転職したり、完全異業種へ未経験転職したり、さまざまな選択肢がありそうです。

筆者
なお、実際の転職に至らずとも、転職情報を収集したことがある人の割合も年齢とともに上昇しています。

転職を検討する理由TOP5

転職を検討し始める理由は人により異なりますが、主に仕事内容・待遇・人間関係に関するものが多いのが特徴です。

あなた
自分の悩みは、他の人にとって大したことがないかもしれない…

と感じる方は、下記をチェックしてみましょう。自分と同じように悩む人がいるかもしれません。

ここでは、転職を検討する主な理由をピックアップしていきます。

1位:仕事内容への不満

  • やりたい仕事ではない
  • 配属先の希望がいつも通らない
  • ルーティンワークばかりで退屈
  • ノルマや目標が厳しすぎる

仕事内容に不満があると、働くモチベーションが失われてしまいます。
しぶしぶ働く日が増えることで、日々のやりがいもなくなってしまうでしょう。

また、ノルマが厳しすぎて目の回るような忙しさになることも問題です。
明確にやりたい仕事が決まっている人ほど、仕事を辞めたい!と感じるかもしれません。

筆者
1日の大半を働いて過ごす以上、やりがいはとても大切です。

2位:人間関係への不満

  • セクハラ・パワハラが横行している
  • 職場いじめ・無視・噂話が多くて疲れる
  • 金銭問題・恋愛問題など職場内トラブルが多い
  • そりの合わない同僚が多くてストレスが溜まる

職場での人間関係が悪いと、当たり障りのない会話しかできずストレスが溜まります。
場合によっては最低限必要な業務コミュニケーションにすら支障が出てしまい、ミスやトラブルが連鎖するなどネガティブなサイクルになるかもしれません。

ハラスメントの横行など特に問題とされる行動があれば、早期に退職した方がよさそうです。

筆者
反対に、風通しのよい職場であれば前向きに働けるもの。人間関係はとても大事ですね。

3位:賃金への不満

  • 給料・賞与が安くて生活が厳しい
  • 成果を上げても昇進・昇格できない
  • 明確な人事評価制度がなく手応えがない
  • 他に条件のよい職場が見つかった

働くうえで、特に給料や役職はひとつのモチベーションとなります。

最低限希望する生活水準に満たない給与では、働いている実感を得づらく、当然ながら仕事を辞めたくなってしまうでしょう。
将来への備えも十分にできず、不安な生活を送る原因になるかもしれません。

筆者
同業他社の給与が高ければ、よりフラストレーションが溜まりそう…!

4位:労働条件や勤務地への不満

  • 自宅から勤務地までが遠すぎる
  • リモートワークやフレックスの制度がない
  • 残業・休日出勤が多い
  • 出張が多く家族との時間が取れない

もし給料が高かったとしても、ワークライフバランスが崩れすぎるのであれば問題です。

残業・休日出勤による過労が起きないか、家族や趣味に使える時間があるか、自分の生活をもう一度振り返ってみましょう。
近年はリモートワークやフレックスに対応している会社も増えています。
どうしても働きづらいと感じたときは、転職もひとつの選択肢になりそうです。

筆者
多様な働き方が認められるようになった時代だからこそ、人と比較してつらくなることもありますね。

5位:成長機会がない

  • 昇進・昇格できる可能性がほぼない
  • 長年続けていてもスキルアップできない職種
  • 会社が保守的で新しいことにチャレンジできない

社風によっては、新しいことへのチャレンジやスキルアップに積極的でない会社もあるので注意しましょう。
同じ作業ばかりで成長している実感がなかったり、昇進・昇格しようにも上のポジションが詰まっていたりすることもあります。

自己成長しながら働きたいハングリー精神旺盛なタイプは、これを理由に退職することも多いです。

筆者
せっかく働くのであれば、自分自身も成長したいもの!今の環境を振り返ってみましょう。

仕事辞めたら人生楽しすぎ!年齢別の体験談

ここからは、仕事を辞めて「人生楽しすぎ!」状態になった20代〜60代の体験談をご紹介していきます。
転職したい方へ向けたメッセージもいただいたので、参考にしてみてくださいね。

※調査概要は記事末に掲載

20代の体験談

25歳女性(転職前:介護職員/転職後:接客業)

【転職に向けた活動】精神科の受診・頼れる上司への報告

やりがいのある仕事でしたが、上司や周りの環境が劣悪の為辞めたいと考えました。

新しく転職した職場では、人間関係や周りの環境など前の職場より明るく優しい人たちで溢れていたので、精神的にも前向きになり仕事をより好きになりました。
転職した仕事先でのステップアップを目指すきっかけにもなったので、前の職場をやめてよかったなと思いました。

少しでも考えるなら、辞めてみるのもいいと思います。最初の1歩踏み出すのは難しいですが人生1回キリ!
自分の思ったことを尊重してみていいと思います。頑張って下さい。

筆者
つらい気持ちを我慢するのではなく、自分の思ったことを尊重して行動するのが、人生を楽しむ近道かもしれません。
29歳男性(転職前:営業職/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】さまざまな人に話を聞く

明確なノルマはないのですが、ある程度結果を出さなければ嫌味などを言われる職場だったので辞めたいと思っていました。

転職後は勤務時間はむしろ増えましたが、人付き合いなどの職場環境がとても良く毎日楽しく働くことができて、日々に充実感を感じでいます。
残業はあるものの、休みの日もしっかり取れて仕事とプライベートの両方が充実しています。

しっかりと準備やリサーチをして転職や独立にのぞめば案外うまくいきますよ。

筆者
仕事は大変になったけれど、充実度も高まった体験談。環境による影響は大きいですね。

30代の体験談

30歳女性(転職前:介護福祉士/転職後:児童指導員)

【転職に向けた活動】転職サイト・ハローワーク

月に休みが4日ほどしかなく、体を壊すようになってしまいやめたいと思いました。

前職では体調を壊して半年で7キロほど痩せてしまいましたが、退職し1ヶ月休みを取っただけで、体調を壊す事が全くなくなりました。
家族や友人と会ったり連絡を取ったりする暇もなかったけれど、週に何度も会えるようになり楽しい毎日を過ごしています。
何より、転職し給料が上がったことと休みがきちんとある事が嬉しいです。

もし仕事で辛い思いをしている方がいるのならば、自分の体を壊してまで仕事が大切なのか、何が1番大事にするべきなのかを考えてほしいです。
仕事をしながらの転職活動は大変ですが、続けていれば必ず良い結果は出ると思います。

筆者
無理をして体を壊してしまっては元も子もありません。自分の中での優先度を考えることが大切ですね。
38歳男性(転職前:設計士/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】 知り合いからの紹介

毎日12時間以上労働し、繁忙期は徹夜することもあったので体がもたなかった。

転職後、新しい職場で自分が思っていた以上にスキルを活かせる環境に出会いました。
また、同僚とのコミュニケーションも良く、一緒に仕事をすることが楽しく、プライベートでも交流が増えました。
前職では感じられなかった充実感や幸福感を感じ、自分の人生において大きなポジティブな変化が起きたと感じました。

転職や独立は、自分自身の人生を変える大きな決断です。不安やリスクがあるかもしれませんが、自分の可能性を信じてチャレンジすることが大切です。
自分が本当にやりたいことや、自分に合った環境・職場を探し、慎重に検討することが重要です。
そして、失敗や困難があっても、それを乗り越えた先には、新しい可能性や幸福感が待っているかもしれません。
自分の人生を自分で切り開くために、勇気を持って挑戦してみてください。

筆者
変化を恐れずに決断し、職種をガラリと変えることで自身の新しい可能性を見つけることに成功した体験談でした。

40代の体験談

44歳女性(転職前:事務/転職後:事務)

【転職に向けた活動】資格の取得

お給料が少ないのにたくさん仕事があり、残業することも多く毎日心身ともに疲れていました。
同じ事務仕事で今よりもお給料や仕事に対するモチベーションをアップしたいと思ったので、資格を取得して転職することにしました。

資格を取得して転職をしたら、同じ仕事ですがお給料がかなりアップしました。
残業もあまりない会社なので、心身ともにストレスがたまることがグっと減ったんですよね。
以前は休日は疲れ切ってゴロゴロ寝ている日が多かったのですが、休日に趣味を楽しんだり友人や家族と楽しくお出かけすることができるようになりました。

思い切って転職や独立することで心身ともに充実した毎日になるかもしれないので、チャレンジしてほしいです。

筆者
自分の価値を磨くことにより環境をランクアップさせることに成功したとのこと。人生を楽しくする方法は様々です!
44歳男性(転職前:営業職/転職後:個人事業主)

【転職に向けた活動】資格の取得(行政書士・海事代理士・宅建・日商簿記など)

上司からのパワハラを受けたことや生命保険の販売の営業に関してやりがいを感じなくなったことから前々から興味があった法律に関わる仕事がしたくて転職しようと思いました。

独立後、上司からのパワハラを受けなくなって精神的に楽になりました。
それに会社という組織は上司だけでなく同僚や部下などの人間関係がかなり複雑になりますので、独立したことでそうした人間関係のしがらみからも解放されました。
また自分の能力しだいで会社員時代よりも稼ぐことも可能で、会社員の頃よりも人生は楽しい日々を送れるようになりました。

転職や独立は決して生易しいものではありませんが、能力をより活かして自分の好きなことがやりたいならば転職や独立はした方が人生は面白いです。

筆者
仕事をしながら資格取得のため勉強の日々を送り、好きなことでの独立を掴み取った体験談。頑張る希望になりますね。

50代の体験談

53歳男性(転職前:販売員/転職後:営業職)

【転職に向けた活動】転職エージェント

収入が低く休みが平日のみだったため、転職を決意しました。

転職して人生が楽しくなった点は、一番は休日に休みが取れる事になります。
当時は平日のみで家族や友人とも休みが合わず、自分だけ孤立している感覚が続き辛かったのですが、普通の生活を手に入れてやはり辞めて正解だったと強く感じました。

人生は一回なので悔いのないようにしてください。

筆者
土日に休めるようになったことで、人生が楽しくなったとのこと。自分にとって大切なことを見極めるのが重要ですね。

60代の体験談

61歳男性(転職前:施工管理/転職後:自営業)

【転職に向けた活動】起業

定年後再雇用となり、待遇も管理職から一般職となりました。
よって今までの部下が上司となり、指示する側から指示される側となりました。
その上司が仕事ができるならよかったのですが、無能でプライドのみあり、仕事に支障が出始めやる気をなくしました。

会社を辞める前まで、約1年、蕁麻疹が全身に毎日出て薬で抑えていたのですが、やめたとたん嘘のように蕁麻疹が治り、毎日眠れない夜だったのがぐっすりと眠れるようになりました。歯ぎしりもしなくなり妻も喜んでいます。
それに、やめる前まで単身赴任でしたのが、やめてからは家に帰ることができて、毎日家から出勤しています。
素晴らしい人生の始まりです。

さあ、勇気をもって転職しよう。ただし、自分のスキルを磨いてから。むやみやたら面白くないからやめるではだめです。しっかり次の仕事先を決めてからにしましょう。

筆者
定年後の再雇用をきっかけに起業し、素晴らしい人生が始まったとのこと。いくつであっても、思い立ったときが始めどきです。

仕事辞めたら人生楽しすぎ!今の仕事を辞めるメリット

仕事を辞めるのは不安要素のひとつである一方、「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」と感じるメリットがあるのも事実です。

筆者
嫌々働くくらいであれば、思い切って退職してもいいのかも!?

ここでは、今の仕事を辞めるメリットを解説します。

本当にやりたいことに集中できる

今の仕事を辞めたことで、本当にやりたいことに集中できる環境が手に入るかもしれません。

  • 本当にやりたかった仕事
  • 趣味・旅行に費やす時間
  • 子育てや介護に集中する余裕

仕事を辞めて上記を手に入れることができれば、日々の生活もガラッと変わります。

判断に迷ったときは、「長い空き時間があれば今何をしたいか」を考えてみるとよいでしょう。
本当にやりたいことが見つかり、人生を一歩進めるモチベーションになるかもしれません。

人間関係を一度リセットできる

職場から一度離れることで、人間関係をリセットできるのもメリットです。

嫌いな上司やお局から離れてストレスフリーな毎日を送れれば、心身の健康向上にも貢献します。
社内競争が苛烈すぎてギスギスしている会社から離脱し、風通しのよいフラットな会社に転職してもよいでしょう。
特にハラスメントはメンタルヘルスの悪化につながりやすいので、要注意です。

筆者
どんなに給料が高くてやりたい仕事であったとしても、人間関係が悪ければ長続きしないものです。

ストレスフリーな毎日を送れる

仕事を辞めてストレスフリーになることで、心身ともに余裕が出るのもメリットのひとつです。

家族や友人に優しい対応ができたり、小さなストレスでめげることなく前向きになれたりすることも多いでしょう。

反対に、ストレスフルな毎日が続くと人当たりも強くなってしまい、自然と人を遠ざけやすくなるものです。
最悪の場合、不眠・頭痛・食欲不振・気分減退などが起きる可能性もあるので、ストレスを軽視するのは禁物です。

睡眠・レジャー・リフレッシュの時間を確保できる

仕事を辞めてしまえば自分の時間を確保しやすく、リフレッシュの時間を確保できます。

満足するまで眠ったり、旅行や散歩に出て気分一新したりするのがおすすめ。
または久しぶりに友人と会う時間を作るなど、人との交流を増やす方向にも使えます。

「最近しっかり休めていない…」という人こそ、働くペースを見直す時期なのかもしれません。

筆者
日々忙しく働く人にこそリフレッシュの時間が必要!十分な休息、取れていますか?

仕事辞めたら人生楽しすぎ?今の仕事を辞めるデメリット

仕事を辞めて「人生楽しすぎ!」という状態を迎える人がいる一方、後悔する人がいるのも事実です。

ここでは、今の仕事を辞めるデメリットを解説します。
メリットだけでなくデメリットにも目を向けて、一時的な判断だけに頼らないよう注意しておきましょう。

金銭的な不安が大きくなる

あなた
仕事を辞めてしばらくの間はよかったけど、生活資金が枯渇して急いで職を探すはめに…

仕事を辞めてしまうと、当然ながら金銭的な不安が大きくなります。

毎日の生活費はもちろん、将来に向けた備えやレジャーを楽しむお金も不足しがち。
切り詰めた生活をしているうちに「貧すれば鈍する」状態になってしまい、心まで荒んでしまうこともあるので注意しましょう。

転職先の待遇が十分か、しばらく仕事を辞めても貯金で食いつなげるかなど、十分なシミュレーションをすることが大切です。

家族・親戚から理解されない可能性がある

あなた
仕事を辞めたいと言ったら家族が猛反対!説得に半年もかかった…

「無職=だらしない」「転職=堪え性がない」と感じる人が身近にいると、どうしても退職を理解されない可能性が高くなってしまいます。
自分ひとりの生活であれば思い切って辞めてしまうのもひとつの手段ですが、小さな子どもや高齢の家族がいる場合は簡単に判断できないかもしれません。

距離が近い人から理解されないと、どうしても自分の判断基準が鈍るもの。
説得に時間がかかったり、無理に強行して家族仲が悪くなったりすることもありそうです。

仕事を辞めてもやりたいことができるとは限らない

あなた
仕事を辞めたはいいが、却って抜け殻のようにぼーっとしてしまう日が増えた…

仕事を辞めたからといって、やりたいことができるとは限りません。
ゆっくり休んでいるうちにチャレンジ精神を失ってしまったり、再度働くのがどうしても嫌になってしまったりすることもあります。

また、精力的に転職活動していても思うような条件で内定が得られないなど、転職でのギャップも多いもの。
見切り発車で辞めてしまうと、思わぬ落とし穴にかかるかもしれません。

仕事辞めたら人生が終わる?退職を迷ったときの判断基準

「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」を目指すには、判断基準をもって退職することが大切です。

本当に辞めるべき職場かわからなくなったときは、下記を参考にしてみましょう。

スキルアップできる環境か

スキルアップできない環境であれば、迷わず退職を選択してよいでしょう。

能力が身につかないまま年齢だけを重ねてしまうと、いざ退職を決意しても転職先が見つからないかもしれません。
パートやアルバイトの仕事しか見つからなかったり、希望する待遇に届かなかったりして、不本意ながら今の仕事を続けざるを得ないケースも多いです。

反対に、少しずつでもスキルアップできていたり、自己研鑽を応援してくれる会社に勤めていたりする場合は、そのまま期待に応え続けましょう。
その分野でのプロフェッショナルになれれば、いつ退職しても引く手数多になりそうです。

筆者
ビジネスマン人生の終わりが見えてきたとき、どんなスキルが身についていそうか想像するのもおすすめです!

今後昇進・昇格や昇給の可能性があるか

今後、昇進・昇格・昇給の可能性が低いのであれば、思い切って退職するのもひとつの手段です。
昇進はするものの完全年功序列型でゆっくりペースな場合も、モチベーションダウンの原因となります。

近年は実力主義で評価してくれる会社が増えているので、腕に自信がある人は転職してみるのもよいでしょう。

筆者
若手のうちから高い給与を獲得できれば、自分に自信がつきそうです。

適切な人事評価制度が徹底されているか

適切な人事評価制度が徹底されているか、社内のルールを見直すのもポイントです。

例えば、上司の好き嫌いひとつで評価が変わったり、明確な評価基準がなかったりする場合は退職の理由として十分です。
成果を上げても評価されず、何年も今の待遇のまま据え置きになってしまうかもしれません。

また、今の待遇が悪くなくても、業績や上司の人事異動に伴ってあっけなく待遇が下がってしまう可能性も考えられます。

近年は360度評価などユニークな評価体制を採用している会社も多いので、チェックしてみましょう。

筆者
透明性のある人事評価制度で運用されていれば、納得感も高くなりますね。

パワハラ・セクハラ・労働基準法違反がないか

パワハラ・セクハラ・違法残業など、労働基準法違反がある場合は即座の退職を検討して問題ありません。

ハラスメントは心身の悪化につながりやすく、残業・休日出勤の常態化も健康被害の元となります。

他に、安全基準が徹底されていない会社なども要注意
特に重篤な場合は会社都合の退職とみなされ、失業保険の給付に猶予が出るケースもあるので必見です。

筆者
「そのうち社内体制が変わるかも…」と甘い期待を持ち続けるのは禁物です!

ストレスが私生活に影響していないか

仕事由来のストレスが私生活に影響している場合も、早期の退職を検討しましょう。
特に、下記のような様子があれば注意が必要です。

  • 眠れない(起きられない)など生活リズムの乱れ
  • 頭痛・吐き気・動悸など身体的な症状
  • 気分の落ち込みや高揚状態の継続
  • 飲酒量の増加
  • 身だしなみや人間関係に無頓着になった

最初はただの気のせいだと思っていても、根本を掘り起こすと原因が職場のストレスにあった、ということは意外と多いです。

なかなか自覚しづらく、自分の気のゆるみだと思ってしまうこともあるので気を付けましょう。

「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」を目指す退職のコツ

「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」と目指すには、まず円満に退職することが大切です。

散々揉めて退職交渉が長引いたり、退職後も頻繁に業務関連の質問が届いたりするようでは、却ってストレスが蓄積するので意識しておきましょう。

ここでは、理想の退職を叶えるコツを解説します。

先に転職先を見つけておく

先に転職活動から始めてしまい、内定を獲得しておくと職場が無理に引き留めることはできません。
「退職の意思が固い」と示しやすく、スムーズに退職交渉できる可能性が高いです。

ただし、最低限の引き継ぎをするため就業規則に見合った転職期間を確保することも大切です。
最初から一方的な押しつけにならないよう、先に退職相談だけでもしておくなど工夫しましょう。

筆者
転職先が見つからないまま無職状態が続くのも避けられる、一石二鳥の手段です!

金銭的な余裕を確保しておく

退職中の生活を維持するため、金銭的な余裕も確保しておきましょう。

2~3ヶ月分の生活費を貯金しておいたり、失業保険について調べたりするのがおすすめです。

転職活動にも、趣味やレジャーにも何かとお金はかかるもの。
まずはリフレッシュ期間を楽しく過ごし、お金の心配をせずに済むよう、対策するのが重要です。

筆者
健康保険・企業型確定拠出年金などの手続きを確認することも大切!

会社の就業規則を事前に確認する

会社の就業規則を事前に確認し、退職に関するルールをチェックするのも欠かせません。

労働基準法には「会社に申告してから最短で2週間で退職できる」と記載されていますが、会社独自のルールで「1ヶ月前まで」「2ヶ月前まで」と定めがある場合があります。
揉めたときには労働基準法が適用されるとはいえ、円満退職を目指すのであればなるべく就業規則に合わせるのがベストです。

また、報告は同僚・部下・後輩や人事部ではなく直属の上司を優先し、顔を立てる配慮も必要です。
どうしても話が進まないときのみ人事部に相談するなど、フレキシブルに対応しましょう。

筆者
ルールに沿っていれば、大きな揉め事にならずスムーズに退職できます!

繁忙期を避けて退職する

よほど緊急の場合を除き、繁忙期を避けて退職するのがおすすめです。

繁忙期はどうしても時間にも人員にも余裕がなくなりやすく、落ち着いて退職交渉できないケースも出てくるでしょう。
業務を引き継ぐにも、引き継ぎ先の相手が忙しくてずるずる退職時期が伸びてしまうことも多いです。

また、「この忙しいときに…」と反感を買いやすく、あえて繁忙期を選んで退職するメリットがあまりありません。

筆者
年末・年度末なども同様。なるべく閑散期を選びましょう。

引き継ぎの手間は惜しまない

「立つ鳥跡を濁さず」を目指し、引き継ぎの手間は惜しまないのもポイントです。

通常業務に加えて引き継ぎもしなくてはならないので、退職が決まってからはある程度忙しくなることを覚悟しておきましょう。
期間内に終わりそうになければ要点をまとめたマニュアルや資料を作成しておき、後任が確認しやすくなるよう配慮するのもおすすめです。

反対に、引き継ぎに非協力的だとどうしても心象が悪くなります。
円満退職を目指すときこそ、引き継ぎに協力することが欠かせません。

筆者
退職日当日までは、その会社の一員として貢献しつづける姿勢を持ちましょう!

退職が決まっても悪口や陰口は言わない

退職が決まって気持ちが解放的になっても、上司・同僚・取引先の悪口は言わないのが絶対です。

もし退職を理由に冷たい態度を取られることがあっても、円満退職を目指したいのであれば淡々と過ごす他ありません。
陰口・噂話が深刻だと、退職後の情報漏洩を心配されてしまうケースもあるので注意しましょう。

姿勢だけでも感謝の気持ちを示し、「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」モードになるのは退職日を迎えてからにするのがベストです。

辞めたいのに辞められないときの対処法

あなた
退職の相談をしているのに、強く引き留められてなかなか話が進まない…

という悩みを持つ方は少なくありません。
揉めてまで辞めるのはハードルが高く、真面目な人ほど退職できずにまたストレスが溜まる負のループに陥ることもあるので注意しましょう。

最後に、辞めたいのに辞められないときの対処法を解説するのでご参考ください。

副業をして金銭的な余裕を作っておく

在職中から副業をして金銭的な余裕を作っておくと、「いざとなったらいつでも辞めてやる!」という覚悟ができます。

当面の生活に困らないのであれば家族からの理解も得やすく、協力してもらえるかもしれません。
趣味やレジャーに使えるお金も十分にあれば、退職後の生活に潤いをもたらします。

まずは生活基盤を支える意味でも、十分な金銭対策をしておきましょう。

「退職願」ではなく「退職届」を提出する

どうしても引き留めがつらければ、思い切って「退職届」を出す方法があります。

「退職届」は労働契約の解除を申し入れるための書類であり、自分の退職を通告する効果があります。
一方的な意思表示に見られて配慮がないように感じられるかもしれませんが、憲法に記載されている「職業選択の自由」に基づいた民法を行使するものであり、違法ではありません。

ちなみに「退職願」は会社に対して退職を願い出るものであり、却下される可能性があります。

どうしても退職意思が高く、かつ撤回することがないと言い切れるのであれば、「退職届」を出すのもひとつの選択肢です。

筆者
どうしても話がこじれたときの最終手段だと思っておきましょう。

退職代行を利用する

いざとなったら退職代行を利用し、手続きを外注することも可能です。

退職代行とは、文字通り退職に関する相談・手続きの一切を引き受けてくれる代行サービスであり、「〇月〇日で退職したい」という旨を会社に伝えてくれます。
その後の離職票取得や貸与物の返却なども万全にサポートしてくれるので、どうしても困ったときは頼ってみましょう。

なお、退職代行の利用により経歴に傷がついたり、転職先で不利になったりすることはありません。

筆者
上司と直接話したくないほど深刻な悩みがあるときにも使いやすい手法です。

まとめ:仕事辞めたら人生楽しすぎ!は自分で作り出せる

仕事を辞めるのは必ずしもネガティブな理由からくるものではなく、「スキルアップしたい」「待遇を上げたい」などポジティブなキャリアアップを目指すケースも増えています。

また、ハラスメントや心身の状態を理由に退職する場合、ストレスフリーな状態になって「人生楽しすぎ!」と感じやすいかもしれません。

メリット・デメリットを両方知ったうえで対策していけば、円満退職も可能です。
まずは自分の職場環境を見直し、退職すべきか検討してみてくださいね。

〜参考サイト〜
コミュニケーション能力を上げたい方へ:日本コミュニケーション能力認定協会
「NLPについて知りたい、学びたい人のためのNLP学び方ガイド」

本記事で利用したインターネット調査概要

「仕事を辞めて良かった!」と実感した体験談の調査概要は、以下のとおりです。

目的 「仕事を辞めて良かった!」と実感した体験談の調査
方法 インターネット調査
対象 仕事をやめた経験のある20代から60代の男女
調査期間 2023年4月14日
調査人数 30人
媒体 クラウドワークス

この記事を書いた人

株式会社CREXiA代表取締役。1991年生まれ。

広告代理店にてリスティング広告を学び、化粧品通販会社で部門リーダーとして販売戦略立案〜実行までを経験。その後、プログラミングスクールの運営会社にてWebマーケティング全般を担当。退職後、フリーランスマーケターとして広告運用代行・集客コンサルティング・アドアフィリエイト・Instagramメディア立ち上げ等を実施し、株式会社CREXiAを設立。

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