企業が広告運用を行うにあたって、広告代理店を活用することはもはや当たり前となってきました。
赤坂には博報堂を始めとして著名な代理店が数多く存在していますが、広告運用代行を成功させるためには、自社の業界や商材にあった最適な代理店を選んで依頼する必要があります。
今回は、赤坂でおすすめの広告代理店について、代行のメリットから会社の選び方まで徹底解説していきます。
赤坂で広告代理店に運用を依頼するメリット
まずはじめに、代理店に広告運用を依頼するとどのようなメリットがあるのか、あらためて確認してみましょう。
赤坂の代理店に限った話ではありませんが、依頼を検討するうえで重要な観点となるのでしっかりおさえておいてください。
広告のプロに運用してもらえる
広告代理店活用のメリットは、なんといっても広告のプロに運用してもらえるということです。
広告業界はトレンドの移り変わりが激しく、最新情報をキャッチアップしながらノウハウを蓄積していくのは相応の労力を要します。
代理店であれば長年の運用経験の中で培った確かなノウハウをもっており、常に最新の情報を収集しているため、広告運用のプロとして短期間で効率の高い広告運用を実現してくれます。
バナー画像などクリエイティブ制作も依頼可能
広告運用はKWの分析や出稿作業だけでなく、バナー画像や動画といったクリエイティブの品質で結果が左右される側面も大きいです。
クリエイティブ制作だけ自社で行ったり別途デザイン会社に依頼するという選択肢も考えられますが、その後の分析・改善を重ねていくこと考慮すれば、運用とクリエイティブ制作で依頼先をわけずに一緒に対応してもらったほうがより高い効果に期待できます。
LP制作まで対応している代理店もある
広告の流入先であるLP(ランディングページ)まで対応してくれる代理店もあります。
広告の運用目的にもよりますが、最終的には商品・サービスの売上向上につなげていくことが基本の目標になりますので、広告クリエイティブの制作に加え、広告の先にあるLPの制作・改善までセットで依頼できれば、さらなる効果を生み出すことが可能です。
LPについても、別途制作会社に依頼するよりは代理店に一括で依頼できるほうが効率よくプロモーション施策を進めていくことができます。
広告運用のノウハウや最新情報を共有してもらえる
広告業界は移り変わりが速くトレンドのキャッチアップが難しいことを先に説明しました。
代理店は当然それらの情報を常に収集しているわけですが、優良な代理店であればノウハウや最新情報を依頼側にも共有してくれます。
将来的に広告運用の内製を検討している場合、情報共有を通して徐々に体制整備を進めていくことができるので、そういったコミュニケーションをとってくれる代理店であれば安心して任せることができるでしょう。
複数の広告媒体の運用を依頼できる
広告運用は、複数の広告媒体を掛け合わせて運用を行えれば、より大きな広告効果を実現することができます。
この点、複数媒体を取り扱う代理店であれば、各媒体で一貫した戦略をもって運用することが可能になります。
媒体ごとに代理店をわけることも考えられますが、戦略にブレが生じる可能性も考えられるため、以来当初はひとつの媒体しか考えていない場合でも、先を見据えて複数媒体に対応可能な代理店を選んでおいたほうが良いです。
広告運用代行依頼前におさえておきたいポイント3つ
代理店は広告運用の心強いパートナーとなってくれる存在ですが、運用を成功させるためには依頼する前に自社で準備しておくべきことがいくつかあります。
依頼後のよくある失敗談として「広告代理店の言われるがままお願いし成果があがらなかった」という点があげられます。
広告主と広告代理店はパートナーとして対等であり、並走すべき存在であると弊社では考えています。
そこで、広告代理店に広告運用を依頼する前におさえておきたい、成功させるためのポイントを3つにまとめてみました。
広告出稿の目的を明確にする
まずは広告出稿の目的を明確にしましょう。
広告出稿の目的の例としては「商品の認知度を上げたい」「会員登録数を増やしたい」「新しい層にアプローチしたい」など、企業や施策により様々です。
目的が不明確だと、何を基準に改善を図るべきかも把握できず、思うような成果は得られないでしょう。
自社の強み・優位性を整理する
目的を明確にしたら、自社の強み・競合と比較した際の優位性を整理しましょう。
言うまでもありませんが、広告運用は闇雲に行っていても期待する成果はあがりません。
具体的な運用ノウハウがないにしても、運用の中で自社のどのような強みを発信して欲しいのかということについて、代理店に依頼する前に必ず整理しておくべきです。
ペルソナについて徹底的に分析する
自社の運用目的や強みの分析だけでなく、広告配信のターゲットとなるペルソナを徹底的に分析することも重要です。
ターゲットが変われば、適切な媒体は異なるし、同媒体の中で選ぶべき広告形式も変わります。
ペルソナとしてユーザーの属性をピンポイントに定め、誰に何を伝えたいか明確にすることで、ターゲティングの精度が上がり広告運用の効果を最大化できます。
自社のみでの具体化が難しい場合でも、ペルソナについては代理店に依頼する際に徹底的に議論して事前に固めておくべきです。
赤坂でおすすめ広告代理店8選
ここからは、赤坂でおすすめの広告代理店を紹介していきます。
博報堂をはじめとした赤坂の代理店7社と、最後に弊社のご紹介をさせていただきます。
- 株式会社博報堂
- 株式会社ユニアド
- 株式会社ベクトル
- 株式会社ケイズ
- 株式会社エージェントマスター
- 株式会社オスカー
- 株式会社ビデオプロモーション
- 株式会社CREXiA
株式会社博報堂
赤坂の広告代理店といえば、言わずとしれた超大手総合広告代理店、株式会社博報堂です。
電通と並ぶ国内有数の大手広告代理店の一つで、広告運用にとどまらずマーケティング・マネジメントやイベントプロモーション施策提供、コンサルティングから企業全体のPR戦略まで、多岐にわたって支援を行われています。
上場企業など大手企業の対応がメインにはなりますが、各種広告賞を多数受賞されていて、その実力に疑いの余地はありません。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー |
設立 | 1895年(明治28年)10月6日 |
従業員数 | 3,698名 |
公式HP | https://www.hakuhodo.co.jp/ |
株式会社ユニアド
株式会社ユニアドは、リスティング広告をはじめ各種SNS広告や動画広告など、幅広い運用サービスを展開されている赤坂のインターネット広告代理店です。
業界・商材やターゲットに即した適切な広告媒体を選定し運用をおこなってくれるので、Web広告運用に不慣れな企業でも安心して任せることができるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 東京都港区赤坂7-2-3 赤坂ジートルンクビル 2F |
設立 | 2015年9月29日 |
従業員数 | 非公開 |
公式HP | https://www.uniad.co.jp/ |
株式会社ベクトル
株式会社ベクトルは国内有数の規模を誇るPR会社として著名で、Web広告運用にとどまらず企業のPR戦略全般について幅広く対応してくれます。
大手企業の引受が多く費用が高めな印象はありますが、PR施策に力を入れていきたい企業にとっては心強い味方になってくれるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F |
設立 | 1993年3月30日 |
従業員数 | 連結:1,303名 |
公式HP | https://vectorinc.co.jp/ |
株式会社ケイズ
株式会社ケイズはBtoB領域を得意とする赤坂の広告代理店です。
広告出稿の企画立案・実行にとどまらず、BtoBのセールスプロモーションに関わる幅広い支援を提供してくれます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 東京都港区赤坂5-1-36 赤坂TSビル1F |
設立 | 1991年 |
従業員数 | 7名 |
公式HP | https://keiz.co.jp/ |
株式会社エージェントマスター
株式会社エージェントマスターは大阪本社の総合広告代理店ですが、東京本部が赤坂にあります。
デザイン制作から折込チラシといった販促物の印刷・納品、各種来店ノベルティの手配に至るまで、販促活動に必要な支援をワンストップで提供してもらうことが可能です。
販促支援システムの独自開発・提供もされています。
項目 | 内容 |
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所在地 | (東京本部)東京都港区赤坂4丁目1−32 赤坂ビル 3F |
設立 | 2006年12月1日 |
従業員数 | 43人(内アルバイト11人) |
公式HP | https://www.agentmaster.jp/ |
株式会社オスカー
株式会社オスカーは、テレビやラジオ、交通広告や新聞、雑誌広告などのオフライン広告から、Web・SNSまで、「Total Advertising」として多種多様な媒体を取り扱っています。
「クライアント様の売上アップ」というビジネスポリシーを掲げ、特性を活かした最適な広告の提案に期待ができます。クリエイティブパートナー(制作部門)も抱えており、広告戦略と一貫したコーポレートデザインワークを依頼することも可能です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 東京都港区赤坂3丁目11-15 |
設立 | 2015年11月12日 |
従業員数 | 非公開 |
公式HP | https://oscarjapan.co.jp/ |
株式会社ビデオプロモーション
株式会社ビデオプロモーションは、その名からも想像できるとおり有名番組やCM制作などまで手掛ける赤坂の総合広告代理店です。
インターネット広告の分野ではSNSマーケティング領域に強みがあり、マス広告とデジタル広告をかけ合わせた効果的な企画運用に期待できます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 東京都港区赤坂4丁目15番1号 |
設立 | 昭和35年10月3日 |
従業員数 | 非公開 |
公式HP | https://www.vpr.co.jp/ |
株式会社CREXiA
最後に、赤坂の代理店ではないのですが、弊社の紹介をさせてください。
弊社株式会社CREXiAは、リスティング広告運用やSNS広告運用、動画広告運用など運用型広告の運用サービスを幅広く取り扱っております。
他の広告代理店や広告媒体運営会社、アフィリエイトメディア運用会社と幅広いネットワークを構築している点も強みとしており、Web広告に関する最新の情報を共有することが可能です。
弊社の広告運用担当者は、「広告主」「メディア運営」「広告代理店」の一連のフェーズを経験しているため、クライアント様の立場に立って広告運用できるという強みがあります。Web広告の知識がない方でも安心して広告運用をお任せいただくことができます。
サービスの詳細は下記よりご覧ください。
項目 | 内容 |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階 |
設立 | 2021年12月 |
従業員数 | 非公開 |
公式HP | https://crexia.co.jp/ |
赤坂の広告代理店選びのポイント
ここまで赤坂のおすすめ広告代理店を紹介してきましたが、いざ代理店を選ぶ際は何を基準に選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで最後に、広告代理店選びの際のポイントについて、4つにわけて解説していきます。
担当者の対応やサポート体制に問題が無いか
代理店選びの際は、まずは実績や料金に目が行きがちですが、担当者の対応やサポート体制に問題が無いかを確認しておくことが重要です。
特に赤阪は大手代理店も多いですが、大手だと担当者が数十件と複数企業を担当するケースが多く、自社に割いてくれる時間が限定されてしまう可能性もあります。そのような場合に代理店全体としてのサポート体制も整っていなければ、どれだけ評判の高い代理店や安い代理店でも、期待するような効果は得られません。
同じ代理店の中でも担当者によって広告運用スキルが異なることも想定されます。依頼を検討する際は、担当者のスキルやコミュニケーションの質、代理店全体のサポート体制にも目を向けてみましょう。
代理店の得意分野と自社商材がマッチするか
代理店により得意分野は様々ですが、重要なのは提供サービスが自社商材にマッチするどうかです。
いくら大手の代理店で実績が豊富でも、自社の業界や商材での実績が不十分であれば、運用開始後にミスマッチをうみ期待する成果を得られない可能性が大いに考えられます。
契約前にホームページを確認したり担当者に直接問い合わるなどして、代理店の得意分野と自社商材の相性は必ず確認しておくようにしましょう。
運用代行にとどまらず改善提案・実行まで対応してくれるか
広告運用は単純な出稿作業にとどまらず、その後の分析・改善と、PDCAサイクルを回していくことが肝になります。
サービス内容の詳細を確認し、改善提案・実行まで対応してくれる代理店を選べば、高い効果を期待できるだけでなく、自社にノウハウを吸収しインハウス化に向けた体制整備を進めていくことも可能になります。
代行手数料などの料金が自社の予算規模に合うか
どんな代理店やサービス内容でも、料金面の確認は必須事項です。
各社料金体系は様々で、最低出稿料金やオプション料金が必要なケースも多々あります。
サービス内容を詳細に確認し、自社の予算規模の範囲内で期待する支援を行ってもらえそうかどうか、事前に確認しておきましょう。
まとめ
本記事では赤阪でおすすめの広告代理店について、代理店に依頼するメリットや選び方のポイントとともに解説してまいりました。
自社に広告運用のノウハウが十分にない場合、広告運用のプロである代理店は心強い味方となってくれます。
代理店選びの際は今回解説したポイントも参考にしていただき、ぜひ自社に合った最適なパートナーを探してみてください。