TikTokに強いおすすめの広告代理店10選!費用相場から代理店選びのポイントまで。

TikTokに強いおすすめの広告代理店10選!費用相場から代理店選びのポイントまで。

近年、企業のマーケティング活動の一環としてSNS広告の利用が活発化しています。

なかでもTikTok広告独自の特徴を持ち注目を集める媒体ですが、一方で運用の難しさなどの理由からTikTok広告運用を外注する企業も年々増加しています。

本記事では、TikTok広告運用に強いおすすめの代理店について、費用相場や代理店選びのポイントとともに解説してまいります。

TikTok広告とはどんな広告?

はじめにTikTok広告がどんな広告なのか、あらためておさえておきましょう。

TikTokはショート動画の投稿・視聴に特化したプラットフォームで、ショート動画の先駆け的な媒体です。

ユーザー層としては主に10代・20代の若年層の利用率が圧倒的に高く、TikTok広告は動画クリエイティブを活用してZ世代をターゲットとしたマーケティングを行い企業にとって最適な広告媒体です。

広告種類や具体的な効果については下記の記事で詳しく解説していますので、基本から確認したい方はぜひ合わせてチェックしてみてください。

TikTok広告とは?費用や運用方法、メリットなどを解説!

TikTok広告運用を代理店に依頼した際の費用相場

ここではTikTok広告運用を代理店に依頼した際の費用相場について解説していきます。

広告媒体であるTikTokに支払いが必要な広告費に加え、代理店に支払う初期費用、代行手数料がかかってきます。相場としては下記の表のとおりです。

初期費用 0円~50,000円程度
広告費 広告媒体に支払う費用※後述
代行手数料 実際に払った広告費の20%前後

それぞれの広告種類にかかる広告費の相場は以下の通りです。

TikTok広告の種類 広告費相場
インフィード広告 42万円(Brand Premium)〜
ハッシュタグチャレンジ広告 1,000万円〜
起動画面広告 500万円〜
運用型広告
  • 100円〜1000円/インプレッション
  • 30円〜100円/クリック
  • 50円前後/再生

TikTok広告にはハッシュタグチャレンジ広告や起動画面広告など、他のSNS広告媒体にはない独自の広告種類があります。一方で、最低出稿金額が高額となっているため、費用をおさえた運用を行いたい場合は他のSNS広告と形態の近い運用型広告の利用をおすすめします。

TikTok広告を代理店に依頼するメリット

Yahoo!広告のメリット

冒頭でTikTok広告運用を外注する企業が増加していると説明しましたが、実際にTikTok広告を代理店に依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは代理店依頼のメリットを6つの観点にわけて解説します。

①TikTok広告特化の代理店は若年層向けアプローチに強い

TikTokは10代・20代の利用率が高いため、若年層へのアプローチが重要になります。

社内で運用する場合、担当者は中堅社員以上のケースが多く、若年層アプローチという観点で他のSNS媒体と比較しても特に難しい部分も。

この点、TikTok広告に特化した代理店であれば、若年層アプローチの確かなノウハウをもとに運用を行ってくれるため、安心して任せることができます。

②クリエイティブの制作まで依頼できる

代理店のサービス範囲にもよりますが、クリエイティブ制作まで依頼できれば大きなメリットとなります。

特にTikTokの場合ショート動画を多く活用するため、動画の企画やデザイン・品質が成果を大きく左右します。

運用とクリエイティブ制作で依頼先をわけずに一緒に対応してもらうことで、より高い効果が期待できるでしょう。

③広告運用以外の自社のコア業務に専念できる

TikTok広告運用を代理店に一任することで、自社はそれ以外のコア業務にリソースを集中することが可能です。

運用の実務には、企画からクリエイティブ制作、出稿作業から分析・改善まで、非常に多くの時間と手間がかかります。

代理店に対応を依頼することでコア業務に割ける時間が増大することは大きなメリットといえるでしょう。

④広告出稿後の分析と改善まで一任できる

TikTok広告でたしかな成果をあげるためには、出稿後のPDCAがカギを握ります。

代理店にはよりますが、単純な出稿作業だけでなく結果分析から改善提案まで一気通貫で対応してくれる優良な代理店も多いです。

自社のノウハウが不足している場合は、分析・改善まで総合的に支援を行ってくれる代理店を選びましょう。

⑤最新情報やノウハウを共有してもらえる

代理店は広告運用のプロとして、業界の最新トレンドを収集し、ノウハウを蓄積しています。

コミュニケーションをよくとってくれる代理店であればそれらの情報を共有してくれるので、内製を検討している場合でも強い味方となってくれます。

特にTikTokの場合、度々触れているように若年層向けアプローチに向けた情報・ノウハウが必要となるので、自社のみで最新情報を追うのはなかなか難しいです。

⑥他の広告媒体の運用も依頼可能

TikTok広告以外にも、Instagramなどその他広告媒体と掛け合わせて運用を行えれば、より大きく広告効果に期待できます。

この点、複数媒体の依頼が可能な代理店であれば、各媒体を横断して一貫した運用が可能になります。

また、代理店のなかには広告運用にとどまらず、ホームページ制作やSEO対策などその他オンラインマーケティング施策を請け負ってくれる会社も存在します。

広告運用代行依頼前におさえておきたいポイント3つ

Yahoo!広告の種類

代理店は広告運用の心強いパートナーとなってくれる存在ですが、運用を成功させるためには依頼する前に自社で準備しておくべきことがいくつかあります。

依頼後のよくある失敗談として「広告代理店の言われるがままお願いし成果があがらなかった」という点があげられます。

広告主と広告代理店はパートナーとして対等であり、並走すべき存在であると弊社では考えています。

そこで、広告代理店に広告運用を依頼する前におさえておきたい、成功させるためのポイントを3つにまとめてみました。

広告出稿の目的を明確にする

まずは広告出稿の目的を明確にしましょう。

広告出稿の目的の例としては「商品の認知度を上げたい」「会員登録数を増やしたい」「新しい層にアプローチしたい」など、企業や施策により様々です。

目的が不明確だと、何を基準に改善を図るべきかも把握できず、思うような成果は得られないでしょう。

自社の強み・優位性を整理する

目的を明確にしたら、自社の強み・競合と比較した際の優位性を整理しましょう。

言うまでもありませんが、広告運用は闇雲に行っていても期待する成果はあがりません。

具体的な運用ノウハウがないにしても、運用の中で自社のどのような強みを発信して欲しいのかということについて、代理店に依頼する前に必ず整理しておくべきです。

ペルソナについて徹底的に分析する

自社の運用目的や強みの分析だけでなく、広告配信のターゲットとなるペルソナを徹底的に分析することも重要です。

ターゲットが変われば、適切な媒体は異なるし、同媒体の中で選ぶべき広告形式も変わります。

ペルソナとしてユーザーの属性をピンポイントに定め、誰に何を伝えたいか明確にすることで、ターゲティングの精度が上がり広告運用の効果を最大化できます。

自社のみでの具体化が難しい場合でも、ペルソナについては代理店に依頼する際に徹底的に議論して事前に固めておくべきです。

TikTok広告に強いおすすめの広告代理店10選

それではここから、TikTok広告に強いおすすめの広告代理店をご紹介します。

今回紹介するのは下記の10社です。

  • 株式会社CREXiA
  • 株式会社セプテーニ
  • 合同会社ビーエイチ
  • 株式会社N.D.Promotion
  • シャトルロックジャパン株式会社
  • 株式会社Nativex Japan
  • 株式会社マージェリック
  • 株式会社CARTA COMMUNICATIONS
  • 株式会社pamxy
  • 株式会社Five

株式会社CREXiA

はじめに弊社の紹介をさせてください。

弊社CREXiAは、SNS広告、リスティング広告、動画広告まで、幅広い広告運用サービスを扱っています。

TikTokに特化した代理店ではありませんが、TikTok広告の豊富な運用実績があり、クリエイティブの企画〜制作〜広告運用まで一貫して対応可能です。

それぞれの担当者は、「広告主」「メディア運営」「広告代理店」の一連のフェーズを経験しており、お客様の視点にたった運用ができる点も強みとしております。

サービスの詳細は下記よりご覧いただけます。気になることがございましたら是非一度お気軽にご相談ください。

サービス詳細を見る

項目 内容
所在地 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
設立 2021年12月
従業員数 非公開
公式HP https://crexia.co.jp/

株式会社セプテーニ

株式会社セプテーニは、TikTokリリース当初から広告運用サービスを取り扱っている代理店です。

そのため運用実績も国内トップクラスで、2019年にはTikTok Ads Awardで最高ランクのプラチナパートナーに認定されたほどです。

特に大手企業の運用に強みを持ち、長年の経験の中で蓄積されたノウハウにより高い成果が期待できます。

項目 内容
所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー28F
設立 2006年10月
従業員数 非公開
公式HP https://www.septeni.co.jp/

合同会社ビーエイチ

合同会社ビーエイチは、TikTok広告運用からWebマーケティング全般の導入・実行まで支援してくれる代理店です。

企業規模を問わず様々な実績があり、TikTok広告以外にも全般のPR施策を強化していきたい場合におすすめです。

項目 内容
所在地 東京都品川区中延5-4-15
設立 2017年2月15日
従業員数 非公開
公式HP https://bhllc.co.jp/

株式会社N.D.Promotion

株式会社N.D.Promotionは、インフルエンサー起用を行っている点が大きな特徴です。

フォロワー100万人以上のインフルエンサーが多く在籍しており、若年層アプローチに特化したTikTok広告において高い成果を期待できます。

1000万円以上の大規模案件を中心に取り扱っているため少額の運用には不向きな可能性がありますが、特にTikTokに注力したい場合にはおすすめの代理店です。

項目 内容
所在地 東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿3F
設立 非公開
従業員数 非公開
公式HP https://ndpromotion.co.jp/

シャトルロックジャパン株式会社

シャトルロック株式会社は、SNSマーケティングを強みとしています。

2020年にはTikTok for Businessの公式クリエイティブパートナーとして認定されており、たしかな運用が期待できます。

SNSマーケ全般を強化していきたい企業におすすめの代理店です。

項目 内容
所在地 東京都新宿区市谷田町2丁目6-4 エアマンズビル市ヶ谷6F
設立 非公開
従業員数 非公開
公式HP https://www.shuttlerock.co.jp/

株式会社Nativex Japan

株式会社Nativex Japanは、中国最大の代理店Navitexが日本で運営する代理店です。

TikTokはもともと中国発祥の媒体で、NavitexはTikTokの運営会社Bytedanceとパートナーシップを締結しています。

TikTok広告運用のノウハウはもちろんのこと、グループの強みを活かして海外ユーザーに向けたPRなども依頼できます。

項目 内容
所在地 東京都目黒区下目黒1丁目8-1目黒アルコタワー7階
設立 非公開
従業員数 非公開
公式HP https://www.nativex.com/jp/

株式会社マージェリック

株式会社マージェリックは、ネット広告運用代行をはじめ、ECサイト構築・運営サポート、WEBデザイン制作まで幅広く対応してくれる代理店です。

特にECの部分に強く、TikTokはパートナー契約を締結していて「TikTok For Business」を販売しています。

項目 内容
所在地 東京都港区新橋1-12-9 新橋プレイス7F
設立 2013年9月17日
従業員数 非公開
公式HP https://mergerick.com/

株式会社CARTA COMMUNICATIONS

株式会社CARTA COMMUNICATIONSは、電通グループ連結子会社のグループ企業で、TikTok広告運用代行では国内トップクラスの実績を誇ります。

TikTok広告以外にもマスメディア広告の取り扱いがあり、マスメディアと掛け合わせたPR施策を行いたい場合には特におすすめの企業です。

項目 内容
所在地 東京都中央区築地1-13-1 築地松竹ビル
設立 2021年7月1日
従業員数 622名
公式HP https://www.cci.co.jp/

株式会社pamxy

株式会社pamxyは、各種SNS広告の運用代行からECサイトの構築まで支援してくれる代理店です。

TikTokに関しては自社アカウントの累計フォロワー数が約33万人で、自社・クライアント含め豊富な運用実績が魅力です。

項目 内容
所在地 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル6F
設立 2019年9月
従業員数 非公開
公式HP https://pamxy.co.jp/

株式会社Five

株式会社FiveはTikTokをはじめとしたSNS広告やGoogle・Yahoo!を中心に広告運用からクリエイティブ制作まで対応してくれる代理店です。

低予算、小規模からでも対応可能となっているため、費用をおさえた運用を行いたい企業にもおすすめの代理店となっています。

項目 内容
所在地 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル32F
設立 2022年4月1日
従業員数 非公開
公式HP https://five-inc.co.jp/

TikTok広告代理店選びのポイント

TikTok広告におすすめの代理店を紹介してきましたが、最後に代理店選びのポイントについて解説します。

TikTok広告ならではの部分も多くあるので、ぜひ代理店を検討する際の参考にしてください。

TikTok広告運用の実績が豊富かどうか

TikTok広告の運用実績については必ず確認しておきましょう。

特に他のSNSやWEB広告と比較しても、取り扱う広告種類や形態がやや珍しいため注意が必要です。

HPやサービス資料から実績がわからない場合は、問い合わせや面談時に直接確認しておきましょう。

他のSNS広告やWeb広告の依頼も可能か

TikTok広告運用は、InstagramやYoutube、その他Web広告など、複数媒体との掛け合わせで大きな広告効果を期待できます。

別々の代理店に依頼することも可能ですが、一貫した施策を実施していくためには同一の代理店に総合的に対応してもらうのが吉です。

他の媒体はすぐに依頼するつもりはないという場合でも、TikTok広告以外の媒体の取り扱いについては必ず確認しておきましょう。

料金体系は適切か

自社の予算と料金体系がマッチするかどうかはチェックしておきましょう。

特にTikTokの場合、起動画面広告やハッシュタグチャレンジなど、高額な広告費がかかる広告種類も多いため要注意です。

最低出稿金額や契約期間の縛りがあるかどうかは早期に確認しておくとよいです。

動画クリエイティブ制作のスキルが高いか

先にも触れましたがTikTokでは動画活用が肝となるため、動画クリエイティブ制作のスキルが高い代理店を選ぶと良いです。

クリエイティブだけ別の企業に依頼することも考えられますが、より高度な効果検証を行っていくためにも、クリエイティブ制作まで込みで対応してくれる代理店を選んだ方が高い効果を期待できるでしょう。

まとめ

TikTok広告の運用は広告代理店に依頼することで、自社で広告運用を行うよりも短期間で着実に成果を獲得できます。

昨今はSNS広告の需要が急増しており、TikTok広告を扱う広告代理店も年々増加しています。

どの代理店に依頼すれば良いかお悩みの方は、まずは本記事で紹介した広告代理店や、代理店選のポイントを参考にしてみていただければ幸いです。