「GDNとYDAって何が違うの?」
「GDNを利用すべき理由が知りたい」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではGDNの特徴や仕組み、YDAとの相違点などを解説していきます。
この記事を読めばYDAとGDNどちらを利用すべきか、GDNならではの強みなどを理解していただけるでしょう。
ディスプレイ広告を始めようとしている人はぜひご覧ください。
この記事の内容
GDN(Googleディスプレイネットワーク)とは
GDN(Googleディスプレイネットワーク)とはGoogleに関するWebサイトやアプリ上などに表示されるディスプレイ広告を配信できるシステムです。
例えばGmailやYouTubeなどにもGDNは配信されています。ディスプレイ広告と聞くと画像のバナー広告をイメージする人も多いと思いますが、テキストや動画での広告も利用可能です。
GDNはGoogle広告8種のうちの1つに分類されています。Google広告の詳しい内容は下記の記事をご覧ください。
Google広告とは?8つの種類とその特徴、課金方式なども解説!
GDNとYDA(旧YDN)の違い
ディスプレイ広告を配信するシステムはGDNの他に、YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)が存在しています。基本的な内容はGDNと同じですが、以下の2点が相違点です。
- ターゲティングの項目
- 広告が配信される場所
GDNとYDAは両者とも基本的なターゲティング項目は利用可能です。ただ、ターゲティング項目の名称が異なる場合や、一部利用できない項目があります。
例えばYDAでは特定のキーワードで検索したユーザーにのみ広告を表示する「サーチターゲティング」という手法が利用可能です。
しかし、GDNではサーチターゲティングは利用できません。GDNの詳しいターゲティング項目については後述するのでそちらをご覧ください。
広告の配信先は基本的に「Google(もしくはYahoo!)のサービス内 + 関連サービス」のいずれかです。
ただ、GDNは上記2つに加えて個人ブログなどにもディスプレイ広告が表示されます。YDAでは基本的に個人ブログなど、個人が運営しているサイトに広告が表示されることはありません。
つまり、GDNの方がより広い範囲に広告を表示できるわけです。YDAにおけるターゲティング項目や広告の配信面など、詳しい内容を知りたい人は下記の記事をご覧ください。
YDA(旧YDN)とは?広告の特徴や仕組み、GDNとの違いまで徹底解説!
GDNで広告を配信するメリット
GDNで広告を配信するメリットは以下の3つです。
- 利用ユーザーが多い
- ターゲティングができる
- 幅広いサイトに広告を掲載できる
それぞれ解説します。
利用ユーザーが多い
GDNは国内で圧倒的なシェアを誇るGoogleのサービス内にディスプレイ広告を表示できます。
statcounterの「Search Engine Market Share Japan」によると、日本国内における検索エンジンのシェア率はPCやスマホなどのデバイスに関わらず70%以上です。
検索エンジンだけに限らずGmailやYouTubeなど、利用ユーザーが多いサービスが数多くイメージできるでしょう。
ディスプレイ広告に限らず、広告は人が集まるところに表示してこそ効果を発揮します。GDNを利用すれば少なくとも「広告を出稿したけど、全然見られない」なんてことにはなりません。
ターゲティングができる
GNDは特定のユーザーにのみ広告を表示できる「ターゲティング」が利用できます。
例えば「東京都に住む20歳前後の男性にだけ広告を表示したい」と思えば、簡単にターゲティングが可能です。
正しくターゲティングができれば自社の求めるユーザーに対してピンポイントで広告を表示できるため、費用対効果が高くなります。
どのような項目でターゲティングができるのかについては詳しく後述しますが、基本的にターゲティングをした上でGDNを利用する意識を持っておきましょう。
幅広いサイトに広告を掲載できる
GDNを利用してディスプレイ広告が配信できるのは、大きく分けて以下の3つです。
- Googleの提供しているサービス内
- Googleが提携しているサービス内
- Googleアドセンスを利用しているサイト
詳しくは後述しますが、GDNの配信先としてはウェブサイトやアプリなどパートナーサイトが200万以上です。
GDNは全世界の約90%以上のインターネットユーザーにリーチできる広告媒体だと言われていることからも分かるように、非常に多くのユーザーにアプローチできます。
ただ、個人ブログなど信頼性が高くないサイトにも表示される可能性があるため、広告の配信先については精査していくのがおすすめです。
GDNの広告配信先
GDNの配信先と具体例を表にまとめたのでご覧ください。
配信先 | 具体例 |
Google提供サービス | Gmail YouTube Bloggerなど |
Google提携サービス | ライブドア 食べログ gooなど |
Googleアドセンス利用サイト | 個人ブログなど |
Googleアドセンスは個人ブログやメディア運営者がGoogleと提携し、サイト内にGDNのディスプレイ広告を表示する仕組みです。
例えばサイトAがGoogleアドセンスを利用してディスプレイ広告を表示していたとします。
例の場合、Google検索にてサイトAを訪れた際には当然ディスプレイ広告が表示されますよね。
加えて、Yahoo!JAPANの検索にてサイトAを訪れた場合でもGDNで配信されたディスプレイ広告が配信される点を理解しておいてください。
広告の配信先は、ターゲティングを設定することで特定のサイトにだけ広告を表示することも可能です。
必要に応じてターゲティングを利用し、適切な配信場所に絞ってディスプレイ広告を配信するようにしましょう。
GDNで利用できるターゲティング
GDNで利用できるターゲティングは大きく分けて下記の2つです。
- ユーザーに焦点を当てた(オーディエンス)ターゲティング
- 広告の掲載場所に焦点を当てたターゲティング
それぞれ詳しく解説します。
ユーザーに焦点を当てた(オーディエンス)ターゲティング
まず初めに、「どういう人に対して広告を表示するのか」を決めるターゲティング項目について確認していきましょう。
ユーザーに焦点を当てたターゲティングも細かく分けて以下の5つに分類されます。
- ユーザー属性
- アフィニティカテゴリ
- カスタムインテント
- 類似セグメント
- リマーケティング
それぞれ詳しく解説していきます。
ユーザー属性
ユーザー属性とはユーザーの基本的な情報をもとにターゲティングを行う手法です。
詳しい項目と例は以下の表をご覧ください。
ターゲティング項目 | 具体例 |
年齢 | 「18~24 歳」「25~34 歳」「35~44 歳」「45~54 歳」「55~64 歳」「65 歳以上」/「不明」の7区分 |
性別 | 「男性」「女性」「不明」の3区分 |
世帯収入 | 「上位 10%」「11~20%」「21~30%」「31~40%」「41~50%」「下位 50%」「不明」の7区分 |
子供の有無 | 「あり」「なし」「不明」の3区分 |
ユーザー属性ターゲティングに限らず、ターゲティング項目は複数併用することも可能です。
例えば、「18〜24歳の男性で世帯年収が上位10%の子供がいる人」といったターゲティングもできます。
また、1つの項目について複数選択もできるため「18〜24歳 + 55〜64歳」といった設定もできるわけです。
アフィニティカテゴリ
アフィニティカテゴリとはユーザーの興味や趣味をもとにターゲティングを行う手法です。
アフィニティカテゴリは大きく分けて以下の12個が存在しています。
- 銀行、金融
- 美容、健康
- フード、ダイニング
- 家庭、園芸
- ライフスタイル、趣味
- メディア、エンターテイメント
- ニュース、政治
- ショッピング好き
- スポーツ、フィットネス
- テクノロジー
- 旅行
- 乗り物、交通機関
12個それぞれの項目において、さらに細かく分類されています。詳しくはGoogle広告の「アフィニティカテゴリのターゲティング」をご覧ください。
購買意欲の高いユーザー
購買意欲の高いユーザーとはその名の通り、購買に対して積極的なユーザーをもとにターゲティングを行う手法です。
購買意欲が高いユーザーは大きく分けて以下の18個が存在しています。
- アパレル、アクセサリ
- 自動車、車両(部品、修理)
- ベビー、子供用品
- 美容グッズ、サービス
- ビジネス サービス
- パソコン、周辺機器
- 家電
- 一般消費者向けソフトウェア
- 出会い、交流サービス
- 教育
- 雇用
- 金融サービス
- ギフト、行事
- 家庭、園芸
- 不動産
- スポーツ、フィットネス
- 通信
- 旅行
アフィニティカテゴリと同様に各カテゴリはさらに詳細がある点を理解しておきましょう。購買意欲の高いユーザーは「顕在層」に近く、アフィニティカテゴリは「潜在層」に近い傾向があります。
どちらを利用すべきかは広告の目的によって異なりますが、基本的にまずは「購買意欲の高いユーザー」でターゲティングを行うのが無難です。
カスタムセグメント
カスタムセグメントとは関連性の高いキーワードやURL、アプリを指定すれば指定した項目に興味を持ちそうなユーザー層を自動的に判断してくれる機能です。
カスタムセグメントにおける詳しい項目の総数は明言されていませんが、アフィニティカテゴリや購買意欲が高いユーザーとは異なる項目でターゲティングを行えます。
アフィニティカテゴリと購買意欲の高いユーザーを調べてみて、自社の求める項目がない場合にはキーワードやURL、アプリなどを入力した上でカスタムセグメントを利用してみてください。
類似セグメント
類似セグメントとは自社サイトに来た、または自社サイトで実際に商品を購入したユーザーと類似しているユーザーに対して広告を表示するターゲティング手法です。
無作為に広告を表示するよりも、自社に興味を持っている可能性が高いユーザーに対して広告を表示した方が費用対効果は当然高くなります。
詳しい内容やメリットについてはGoogle広告の「ディスプレイネットワークでの類似セグメントについて」をご覧ください。
リマーケティング
リマーケティングとは一度自社に来たユーザーに対して広告を表示するターゲティング手法です。
類似セグメントに比べても顧客になる可能性が高いユーザーに絞れるため、類似セグメントを利用する前にまずはリマーケティングを活用するのをおすすめします。
YDAではリマーケティングのことを「リターゲティング」と呼ぶ点を理解しておきましょう。
広告の掲載場所に焦点を当てた(プレイスメント)ターゲティング
続いて「どういう面に対して広告を表示するのか」を決めるターゲティング項目について確認していきましょう。
広告の掲載場所に焦点を当てたターゲティングも細かく分けて以下の2つに分類されます。
- プレースメント
- トピック
それぞれ解説していきます。
プレースメント
プレースメントとは特定のWebサイトを指定して広告を表示するターゲティング手法です。手動と自動に分類されており、手法であれば1つ1つURLを入力して特定のWebサイトにのみ広告を表示できます。
自動プレースメントではキーワードを入力すればそのキーワードに関連するサイトを自動的に判別し、配信してくれる仕組みです。
最初から手動でURLを入力していると広告が配信される面が少なくなってしまうため、まずは自動を選択するようにしましょう。
自動で配信した後、効果が悪いURLを手動で除外していくのが効率的です。
トピック
トピックとは特定のトピックに関連するコンテンツが掲載されているWebサイトに広告を表示するターゲティング手法です。
トピックは以下の26個から選択できます。
- アート、エンターテインメント
- インターネット、通信
- オンラインコミュニティ
- ゲーム
- コンピュータ、電化製品
- ショッピング
- スポーツ
- ニュース
- ビジネス、産業
- フード、ドリンク
- ペット、動物
- 不動産
- 世界の国々
- 人々、社会
- 仕事、教育
- 住居、庭
- 健康
- 旅行、交通
- 書籍、文学
- 法律、行政
- 科学
- 美容、フィットネス
- 自動車
- 資料
- 趣味、レジャー
- 金融
サブトピックまで含めると非常に多数のトピックに分けられています。トピックに関してもまずは広めに配信してみるのがおすすめです。
GDNの課金方式と費用相場
続いて、GDNの課金方式と費用相場について解説します。GDNの課金方式は以下の2つです。
- クリック課金(CPC)
- インプレッション課金(CPM)
それぞれ解説していきます。
クリック課金(CPC)
クリック課金は広告がクリックされるたびに費用が発生する課金方式です。つまり、広告がクリックされなければ費用が発生しません。
クリック課金の相場はおおよそ1クリック50円〜100円ほどです。ただ、競合他社の多さや販売する商品によってはクリック単価が相場を大きく上回ることもあります。
あくまで参考程度に理解しておきましょう。
GDNのクリック単価について詳しい知りたい人は下記の記事をご覧ください。
GDNのクリック単価の相場は?課金方式や費用対効果を高めるポイントも合わせて解説!
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金方式です。広告が何回クリックされたとしても費用は変わりません。
インプレッション課金の相場はおおよそ1,000回表示あたり数十円〜数百円ほどです。インプレッション課金に関しても、場合によっては相場の範囲内におさまらない可能性がある点を理解しておきましょう。
ディスプレイ広告の詳しい費用などを知りたい人は下記の記事をご覧ください。
ディスプレイ広告の費用はどれくらい?費用相場や課金方式などを詳しく解説!
GDNの画像入稿規定
GDNでディスプレイ広告を利用する場合、画像サイズに注意しなければなりません。入稿規定という画像サイズのルールが決められています。
レスポンシブディスプレイ広告とバナー広告それぞれの画像入稿規定について解説するので、GDNを始める前に目を通しておきましょう。
レスポンシブディスプレイ広告
レスポンシブディスプレイ広告とはあらかじめ特定の画像やテキストなどを用意しておけば自動的に画像サイズを調整してくれる広告です。
テキストや画像、タイトルなどを複数用意しておけばGoogleが自動的に最適な組み合わせで広告を作成してくれます。
レスポンシブディスプレイ広告の画像入稿規定は以下の表をご覧ください。
種類 | 推奨サイズ(アスペクト比) | 最低サイズ |
画像(横長) | 1,200 × 628(1.91:1) | 600 × 314 |
画像(スクエア) | 1,200 × 1,200(1:1) | 300 × 300 |
ロゴ(横長) | 1,200 × 300(4:1) | 512 × 128 |
ロゴ(スクエア) | 1,200 × 1,200(1:1) | 128 × 128 |
画像内の文字割合は20%以下にするようにしましょう。20%以上の文字が画像内に含まれている場合には審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても特にペナルティなどはありませんが、あらかじめ理解した上で広告のクリエイティブを作成しましょう。
バナー広告
バナー広告は画像や動画で作成する広告です。レスポンシブディスプレイ広告と異なり、入稿する画像サイズによって配信できる面が決まっています。
つまり自動的に調整してくれるわけではないため、さまざまなサイズの画像を入稿するほど配信面が多くなるわけです。バナー広告の画像入稿規定は以下の表をご覧ください。
画像サイズ | PC | スマホ |
120 × 600 | ◯ | × |
160 × 600 | ◯ | × |
200 × 200 | ◯ | ◯ |
240 × 400 | ◯ | × |
250 × 250 | ◯ | ◯ |
250 × 360 | ◯ | × |
300 × 50 | × | ◯ |
300 × 250 | ◯ | ◯ |
300 × 600 | ◯ | × |
300 × 1050 | ◯ | × |
320 × 50 | × | ◯ |
320 × 100 | × | ◯ |
336 × 280 | ◯ | ◯ |
468 × 60 | ◯ | × |
580 × 400 | ◯ | × |
728 × 90 | ◯ | × |
930 × 180 | ◯ | × |
970 × 90 | ◯ | × |
970 × 250 | ◯ | × |
980 × 120 | ◯ | × |
バナー広告は画像サイズによってPCページのみ、もしくはスマホページのみにしか広告を表示できない場合もあります。
バナーサイズは多いに越したことはありませんが、手間がかかるためすべてのサイズを用意しなくても良いです。
まずはPC・スマホどちらでも利用できるサイズから選んでクリエイティブを作成してみてください。
GDNの運用方法とそれぞれのメリット
GDNを運用する方法は以下の3つが挙げられます。
- インハウス(社内)で運用する
- 代理店に依頼する
- サポートを受けて運用する
それぞれの内容とメリットについて解説していきます。
インハウス(社内)で運用する
社内に広告運用者がいるのであれば、インハウスで運用するのが最も適切な可能性が高いです。
ただ、社内にGDNを運用できる人材がいないのであれば新たに社内で教育する、もしくは広告運用の経験者を採用しなくてはなりません。
新しく社内で一から始めるのであれば、おそらく初めのうちは効果が悪く無駄な費用がかかってしまうケースが大半だと思います。
ただ、社内で教育することによって社内に知識や経験などが蓄積されるのはメリットだと言えるでしょう。
代理店に依頼する
社内にリソースが限られている場合には代理店の利用もおすすめです。「代理店だと高くなってしまいそう」と思われる人も多いと思いますが、一概にそうとは言えません。
インハウスで運用するために新しく人材を採用することを考えたら、代理店を利用した方がコストを抑えられるケースが大半です。
また、インハウス運用は運用担当者の力量によっては費用対効果が悪く余分なコストが発生してしまう可能性も十分に考えられます。
代理店に頼めば運用当初からある程度高い効果を実感できるケースが大半です。
「社内にリソースが限られているけど、ディスプレイ広告を運用したい」と思っている人は、下記の記事から代理店を探してみましょう。
GDN運用代行でおすすめの代理店14選!GDNの基礎知識と合わせて解説!
サポートを受けて運用する
インハウスと代理店の中間に位置する「併走型コンサル」の利用も1つの手です。
併走型コンサルを利用すればプロのサポートのもと自社で運用していけるため、社内に知識や経験が蓄積されるのがメリットだと言えるでしょう。
代理店のように丸投げはできませんが、将来的に社内で運用していきたいのであれば併走型コンサルも視野に入れてみましょう。
また、Googleからのサポートも無料で受けられます。ただ、あくまで簡易的なサポートで本格的な運用戦略などは相談できません。
万が一分からないことや相談があれば一度サポートを受けてみるのもおすすめです。
GDNの運用における注意点
最後にGDNの運用における注意点を解説します。GDN運用の注意点は以下の3つです。
- 広告の配信目的を決める
- ターゲゲットユーザーを理解する
- 配信した後の効果測定に力を入れる
それぞれ解説していきます。
広告の配信目的を決める
GDNに限った話ではありませんが、広告を運用する前には必ず明確に「配信目的」を定めるようにしてください。
例えばコンバージョンを目的にするのであれば、リマーケティングを利用するのが王道戦略の1つでしょう。
ただ、認知を目的にするのであれば別の手法が考えられるでしょう。認知であればテキストの広告よりも動画や画像を作成した広告の方がよりユーザーの頭に残る可能性が高いです。
いずれにせよ「なぜGDNを利用するのか」を明確にすることによって運用方法やターゲティング項目なども定まってくると思います。
運用を始めてからよりも、始める前にある程度固めた上でスタートしましょう。
ターゲゲットユーザーを理解する
ターゲットとなるユーザーがどのような人で、何に興味があるのかについても理解しておくべきです。
GDNはテキストだけではなく画像や動画を利用できるため、表現方法が多岐に渡ります。ターゲットユーザーを理解していることによって表現方法の幅を最大限に活用できるでしょう。
事前にペルソナ分析を行うなど、自社の商品やサービスの見込み客となるユーザー属性について理解するようにしてください。
配信した後の効果測定に力を入れる
GDNに限らずWeb広告は配信前の準備も重要ですが、配信後の効果測定が非常に重要だと言えます。
どれだけ広告の運用経験があったとしても最初から最適な人や場所に広告を表示して、高い効果を得ることは難しいです。
実際に配信した後に修正を重ねていくことによって本来のWeb広告の強みを発揮します。特にターゲティングや広告クリエイティブは改善が必要不可欠です。
最初は広めに広告を配信して、効果測定で効果が悪かった項目のみをターゲティングで除外するようにしましょう。
また、画像や動画のクリエイティブも日々ABテストを行って最適なものに近づくように努力すべきです。
まとめ:GDNは多くのユーザーにアプローチできる!
GDNはGoogle広告の1つということもあり、運用方法によっては多くのユーザーにアプローチできます。
また、ターゲティング項目なども豊富にあるため、上手く利用すれば高い費用対効果が期待可能です。
ターゲティングは少し細かくて難しいところがあるため、解説した部分をしっかりと理解した上で適切な項目を選択するようにしましょう。