YDA(旧YDN)とは?広告の特徴や仕組み、GDNとの違いまで徹底解説!

「YDAってどんな種類があるの?」
「GDNとの違いを知りたい」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

本記事ではYDAの特徴や仕組み、具体的な種類など網羅的に解説していきます。

この記事を読めばYDAの基本的な内容やこれから利用していくべきなのかについて理解していただけるでしょう。

Web広告やYahoo!広告に興味がある人はぜひご覧ください。

YDA(YDN)とは

YDA(Yahoo Display Ads)とはYahoo!が運営するYahoo!JAPANのトップページや掲載パートナーにディスプレイ広告を表示できるサービスです。

Yahoo!JAPAN以外の広告掲載場所は以下の例が挙げられます。

  • Yahoo!天気
  • 朝日新聞デジタル
  • クックパッド
  • LINE

2021年まではYDN(Yahoo! ディスプレイアドネットワーク)という名称のサービスだったため、一部ネット上ではYDAのことをYDNと表記している場合があります。

基本的には同様の機能を持つため、「YDNがリニューアルしたのがYDA」だと認識しておきましょう。

Yahoo!広告にはYDA以外にも広告の種類が存在しています。Yahoo!広告にて利用できる広告の種類が知りたい人は下記の記事をご覧ください。

Yahoo!広告 種類−アイキャッチ Yahoo!広告の種類はいくつある?特徴や選び方も徹底解説

YDA(YDN)とGDNの違いとは

ディスプレイ広告の主要な配信サービスとしてはYDAの他に、GDN(Google ディスプレイネットワーク)が存在しています。

GDNはGoogle広告で利用できるディスプレイ広告で、基本的な仕組みはYDAと同じです。

ディスプレイ広告が表示される場所は「Googleのサービス + Googleの掲載パートナー」となっています。

GDNの広告掲載場所の具体例は以下の通りです。

  • YouTube
  • Gmail
  • BIGLOBE

ただ、GDNの広告が表示されるのは企業だけではなく個人ブログなどのGoogleアドセンスが許可されたサービスも含まれます。

つまりYDAに比べて信頼性が比較的低い「個人が運営するサイト」に表示されるデメリットがある反面、掲載場所が増えてアプローチできる人数が増えるのはメリットだと言えるでしょう。

YDA(YDN)で広告を配信するメリット

YDAを利用するメリットは以下の3つです。

  1. 画像や動画で訴求できる
  2. 潜在層にアプローチできる
  3. リターゲティングが利用できる

それぞれ解説します。

画像や動画で訴求できる

YDAを含むディスプレイ広告は、テキストだけではなく画像や動画を用いて広告を表示できます。

リスティング広告など、広告の種類によってはテキストしか使えない場合も珍しくありません。画像や動画を利用できることから、認知やブランディングを目的とした広告利用も可能です。

例えばYahoo!のトップページにディスプレイ広告を表示した場合、より多くの人の目に留まって認知拡大に繋がることは間違いないでしょう。

もちろん「商品やサービスを購入してもらうこと」を目的としたYDAの利用もできます。

潜在層にアプローチできる

YDAは顕在層よりも潜在層へアプローチするのが得意です。

  • 顕在層:ニーズが明確で自分が欲しいものを理解している層
  • 潜在層:ニーズを満たす手段や方法を理解できていない層

リスティング広告のように特定のキーワードに対して広告を表示できるのは「顕在層」の獲得に向いています。

YDAもリスティング広告と同様に顕在層へのアプローチも可能ですが、利用方法によっては「潜在層」の獲得も十分に可能です。

リスティング広告とディスプレイ広告の2つは主要なWeb広告として有名ですが、どちらが優れていると言えるものではありません。

2つの広告を並行して利用することによって顕在層と潜在層に対して幅広くアプローチができると言えるでしょう。

リターゲティングが利用できる

ディスプレイ広告のターゲティング手法の1つとして「リターゲティング」が存在しています。

リターゲティングとは過去に一度自社サイトやLP(ランディングページ)に来たことがある人に広告を表示する機能です。

一度自社サイトに来てくれた人は、他の不特定多数よりも商品やサービスに興味がある可能性が高く購買意欲も高いことが容易に想像できるでしょう。

過去の来訪履歴は「1ヶ月以内」など特定の期間に設定できるため、「直近で自社サイトに来た人にだけ広告を表示したい」といった場合でも対応できます。

後ほど解説する通常のターゲティングももちろん有効的ですが、リターゲティング機能も理解した上で活用するのがおすすめです。

GDNではリターゲティングのことを「リマーケティング」と呼ぶ点も理解しておきましょう。

YDA(YDN)で広告が掲載される場所

先ほども軽く触れましたが、YDAで広告が掲載される場所は多く存在しています。広告が掲載される場所は大きく分けて以下の3つです。

  1. Yahoo!が運営するサイト
  2. Yahoo!が提携しているサイト
  3. Yahoo!関連のアプリ

それぞれ解説します。

Yahoo!が運営するサイト

YDAはYahoo!が運営する各サービス内に広告が掲載されます。代表的なYDAの掲載場所としてはYahoo!JAPANのトップページなどがイメージしやすいでしょう。

その他にも以下のような掲載場所が存在しています。

  • Yahoo!天気
  • スポーツナビ
  • 一休
  • ZOZOTOWN

より詳しい広告掲載場所が知りたい人はYahoo!の「サービス一覧」をご覧ください。ほぼすべてのサービス内にてYDAは掲載可能です。

特定のサービス内だけへの広告表示も可能なため、自社の商品やサービスに適したサービス内に限定して広告を表示するのも1つの手法だと言えます。

Yahoo!が提携しているサイト

Yahoo!が運営しているサイト以外にも、Yahoo!と提携しているサイトにてYDAは掲載されます。具体的には以下をご覧ください。

  • LINE
  • クックパッド
  • 食べログ
  • 朝日新聞

提携パートナーに関しても詳しい内容はYahoo!の「広告掲載メディア」を確認しましょう。

年々掲載パートナーは増えているので今後もさらに新しいサービスや既存の有名なサービスが参加する可能性も十分に考えられます。

Yahoo!関連のアプリ

Yahoo!が運営しているサイトだけではなく、運営しているアプリ内にもYDAを掲載可能です。例えば以下の例が挙げられます。

  • Yahoo!JAPANアプリ
  • 路線情報アプリ
  • ヤフオクアプリ

同じYahoo!JAPANでもアプリとサイトでは広告の見え方が異なる場合もあります。事前にどのような形で広告が掲載されるのかをチェックしておきましょう。

YDA(YDN)における配信の仕組み

次にYDAがどのようにして広告を配信しているのかについて解説します。

オークション形式を採用

YDAにおいて「広告を表示できるか」はオークション形式で決定されています。つまり、競合との兼ね合いによって広告が表示できるのかが決まるわけです。

オークション形式は以下の2つの項目で判断され、最終的にどの会社のディスプレイ広告が表示されるのかが決められます。

  • 入札価格
  • 広告の品質

入札価格とは「どれだけ費用をかけられるのか」です。基本的に上限予算が高ければ高いほど広告の表示回数は増えます。

広告の品質とは広告に対するユーザーのクリック率(CTR)など「ユーザーにとって広告が最適かどうか」を数値化した指標です。

広告の品質ももちろん重要ですが、予算が少なすぎる場合にはそもそも広告が表示される回数が極端に少なくなってしまいます。

ある程度広告の効果を感じるためには、月に10万円程度は予算を割いた方が良いでしょう。

広告掲載の審査

ディスプレイ広告は1つ広告を作成するごとに広告内のテキストや画像に審査が行われます。

基本的に翌日までには審査が完了する可能性が高いです。ただ、審査は目視でも行っているため、土日だと審査が遅い場合も珍しくありません。

主な審査落ちする要因は以下の通りです。

  • 露出の多い画像
  • パクリの可能性が高い画像
  • 広告の主体者表記がない画像

詳しい審査の内容はYahoo!広告の「ガイドライン」をご覧ください。

広告費の発生タイミング

YDAは基本的に「クリック課金」が適用されます。つまり、広告がクリックされるたびに課金が発生する仕組みです。

逆に言えば広告が表示されているだけでは費用が発生しません。

一部例外として動画広告は「動画再生課金」が適用されます。動画再生課金は動画の再生時間が10秒以上経過した場合のみ費用が発生する仕組みです。

ユーザーが最初の数秒で広告を閉じた場合、費用は発生しません。「動画広告」についての詳しい解説は後述するのでそちらをご覧ください。

YDA(YDN)の広告種類

YDAの広告種類は以下の5つです。

  1. バナー広告
  2. レスポンシブ広告
  3. テキスト広告
  4. 動画ディスプレイ広告
  5. カルーセル広告

それぞれ解説します。

バナー広告

バナー広告は画像または動画を利用した広告です。画像や動画のみが表示され、そのほかに文章やタイトルなどでの訴求はできません。

バナー広告で利用できる画像サイズは10種類以上あります。掲載場所を網羅するためには、すべてのサイズで画像を作成しなければなりません。

ただ、すべてを網羅する必要はなく、掲載場所が多い画像サイズに絞って広告クリエイティブを作成しましょう。

画像サイズによってはPCやスマホユーザー片方のみしか対応していない場合があるため、まずはどちらも対応できる画像サイズを選ぶのがおすすめです。

利用できる画像サイズはYahoo!広告の「バナー(画像-運用型)」をご覧ください。

レスポンシブ広告

レスポンシブ広告は画像や動画だけではなく、タイトルやテキストも利用できる広告です。画像サイズもバナー広告のように細かく分けられているわけではありません。

縦横比のみ指定サイズに設定すれば、あとは広告の掲載場所によって自動的に画像サイズを変更してくれます。

つまり、バナー広告のように細かく設定する必要はありません。

レスポンシブ広告は、Yahoo!のトップページのニュース記事に紛れ込むような形で表示される「インフィード広告」としても機能します。

YDAを利用する場合には基本的にレスポンシブ広告をメインで運用していくのがおすすめです。

テキスト広告

テキスト広告とは文章のみのシンプルな広告です。他の種類と比べて広告のクリエイティブ作成に手間がかかりにくいのが特徴となっています。

テキスト広告は画像や動画を用いた広告よりも「広告らしさ」が少なくクリック率が高い傾向です。

テキスト広告のみでYDAを最大限活用するのは難しいため、基本的には他の種類と併用して利用してみてください。

動画ディスプレイ広告

動的ディスプレイ広告とは自社サイトに来たユーザーの検索履歴などに応じて画像を表示する広告です。

Amazonや楽天、SUUMOなどで一度見た商品や賃貸が別サイトで広告として表示された経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ECサイトやポータルサイトの運営者であれば利用する価値があると言えます。

カルーセル広告

カルーセル広告とは2枚〜10枚の複数画像を用いた広告です。

1枚の画像だけでは表現できない、もしくは画像を複数使うことによってストーリー性を持たせることが有効的となる商品やサービスを販売している場合に利用してみてはいかがでしょうか。

YDA(YDN)のターゲティング手法

先ほど解説した「リターゲティング」以外にもYDAにはさまざまなターゲティング項目が存在しています。

その中でもターゲティング方法として以下の2つが代表的です。

  1. ユーザーに焦点を当てたターゲティング
  2. 広告の掲載場所に焦点を当てたターゲティング

それぞれ解説していきます。

ユーザーに焦点を当てたターゲティング

ユーザーの属性を分類し、「人」に対してのターゲティング項目は以下の表です。

ターゲティング項目 特徴
年齢 21項目から選択可能で例えば「22歳〜29歳」など

カスタマイズした年齢区分は設定できない

地域 47都道府県・市区町村から自由に設定できる
性別 男性・女性など選択できる
曜日・時間 特定の曜日や時間のみを選択できる

時間は1時間単位

デバイス PC・スマホ・タブレットなど選択できる
オーディエンスカテゴリー ユーザーが興味のあるカテゴリーを選択できる

例えば「引越しに興味のあるユーザー」など

サーチキーワード Yahoo!JAPANにて特定のキーワードで検索したユーザーに限定できる

例えば、「引越し業者 おすすめ」など

サイトリターゲティング 自社サイトに来た経験がある人に限定できる

上記のターゲティング項目は複数組み合わせて利用することも可能です。ただ、最初からターゲティング項目を絞りすぎるのはおすすめしません。

基本的にターゲティング項目は広めに広告を配信したのちに、効果が悪い項目をターゲティングで除外するのがおすすめです。

明らかに意味のない項目のみ除外して、あとは実際に運用してから決めるようにしましょう。

広告の掲載場所に焦点を当てたターゲティング

「人」ではなく「場所」でターゲティングを行う方法もあります。「場所」のターゲティング項目は以下の表です。

ターゲティング項目 特徴
サイトカテゴリー 特定のサイトカテゴリーに絞って選択できる
プレイスメント 特定のURLのみに絞って選択できる

例えば、Yahoo!JAPANのみなど

こちらに関しても最初から絞りすぎるのはおすすめしません。また、「人」と「場所」のターゲティング項目は併用可能です。

例えば、「22歳〜29歳の女性の人に対してYahoo!JAPANでのみ広告を表示する」といったことも。

最終的にはどちらのターゲティングも利用して自社に合った適切なユーザーに広告が表示できるように心がけましょう。

YDA(YDN)の費用

YDAの費用の決定方法費用相場について解説します。

クリック課金

先ほども解説したように、YDAは基本的にクリック課金がほとんどです。広告が表示されたあと、クリックされて初めて費用が発生します。

例え1万回広告が表示されたとしても、一度もクリックされなければ費用は発生しません。つまり「クリック回数=集客できた回数」と言えます。

広告コストが集客数と連動しているため、費用対効果がある程度高くなる傾向があるでしょう。

クリック単価の相場

クリック単価はおおよそ50円〜100円程度です。ただ、競合の状況や商品やサービスの単価によっては費用相場から外れることもあります。

クリック単価を高く設定すればするほど広告が表示される回数も増え、逆に少なくすれば表示回数も減るため、最適なクリック単価を設定するようにしましょう。

一部他の課金方式もある

YDAはほとんどがクリック課金ですが、一部例外として「動画再生課金(CPV)」や「ビューアブルインプレッション課金(vCPM)」などが存在しています。

バナー広告やレスポンシブ広告で動画を用いた場合に「動画再生課金」は適用され、1再生10円くらいです。ただ、動画再生課金は10秒以上動画が再生された場合に限り課金されます。

ビューアブルインプレッション課金は一部の特定企業向けのYDAのみに適用される課金方式です。

Yahoo!JAPANトップページの右側にある広告などは特定企業のみが利用できる「枠」で、見られた回数で課金されます。一般的な中小企業や個人では利用できない可能性が高いため、参考程度に理解しておきましょう。

YDA(YDN)を利用する際の注意点

YDAを利用する際の注意点は以下の3つです。

  1. 入稿規定を理解する
  2. 適切な画像サイズを選ぶ
  3. LPとの親和性を考慮する

それぞれ解説します。

入稿規定を理解する

YDAには広告の種類ごとに「入稿規定」というルールが定められています。例えば、以下のような入稿規定も。

  • ファイルサイズが〜KB以内
  • ファイル形式はJPEG
  • タイトルが〜字以内

Yahoo!広告の「入稿規定」に各種類のルールが明記してあるため、自分が運用する種類に関してはあらかじめある程度理解しておきましょう。

適切な画像サイズを選ぶ

YDAで利用できる画像サイズに規定があります。レスポンシブ広告であれば縦横比が「1:1」もしくは「1.91:1」の2つを作成しておけば、あとは自動的に調整してくれます。

片方だけでもディスプレイ広告を運用することは可能ですが、より広範囲に表示するために2パターンを用意するのがおすすめです。

バナー広告に関してはレスポンシブ広告のように自動的に調整はしてくれません。したがってより多く広告を表示するためにはサイズごとの画像を用意する必要があります。

ただ、すべてのサイズを用意するのは非常に時間がかかるため、とりあえずはスマホとPCいずれにも対応している画像サイズを選択すれば大丈夫です。

LPとの親和性を考慮する

ディスプレイ広告を始める前に理解しておきたいのは「広告はあくまでWebサイトへ誘導する手段」であることです。

つまり、最終的にユーザーが商品やサービスを購入するのはWebサイト上となります。広告と「WebサイトやLP」の親和性がない場合は最終的な購買には繋がりません。

広告とWebサイトの色味やフォントの種類を一致させるだけでもユーザーの視覚的な負担は減り、親和性が高くなります。

また、WebサイトやLPの質がそもそも良くない場合には、YDAの運用よりもそちらを優先するべきです。

YDA(YDN)の効果的な運用方法

最後に、実際にYDAを運用する際に費用対効果を高めるステップについて解説します。以下の順番に従ってYDAを始めるようにしましょう。

  1. 広告の目的をあらかじめ決める
  2. 目的に応じた広告の種類を選ぶ
  3. ターゲットに向けたクリエイティブを作成する

広告の目的をあらかじめ決める

YDAを運用する前に、「目的」は必ず明確にしておきましょう。例えば、YDAを利用する目的は以下のような例が挙げられます。

  • 商品やサービスを購入してもらうこと
  • 商品やサービスを認知してもらうこと
  • 会社のブランディングを行うこと

目的が理解できていない場合、どのようにYDAを利用していくべきかの方向性が定りません。

YDAを始める前に運用目的については必ず決めるようにしましょう。

目的に応じた広告の種類を選ぶ

目的が決まれば次は広告の種類を選ぶ必要があります。具体的には以下の施策が挙げられるでしょう。

  • 商品やサービスを購入してもらう→リターゲティングを利用して、半年以内に自社サイトに来た人にバナー広告を配信
  • 新商品を認知してもらう→Yahoo!JAPANにて新商品の動画を用いたレスポンシブ広告を配信
  • 会社の新卒採用を活性化するためのブランディング→10代〜20代に対して会社の魅力を伝えた動画広告を配信

目的が異なれば広告の種類も変わりますし、ターゲティング項目も異なるでしょう。最適な広告の種類の選び方やターゲティング項目の設定は初心者では難しく感じる場合も多いです。

もし「YDAをやってみたいけど、知識がある人材がいない」という場合には代理店の利用もおすすめします。

代理店を利用すれば運用当初から最適なYDAの種類をアドバイスしてくれるだけではなく、費用対効果が高くなるターゲティング項目の設定も行ってくれます。

下記の記事でおすすめの代理店を具体的に解説しているため、気になる人はぜひご覧ください。

YDA(YDN)の運用代行を代理店に依頼すれば成果は出る?おすすめ企業を紹介! YDA(YDN)運用代行でおすすめの代理店9選!選ぶポイントやメリットを徹底解説

ターゲットに向けたクリエイティブを作成する

目的が決まり、種類やターゲティング項目が決まれば最後に広告を作成するステップです。結局のところ、広告のクオリティが悪ければYDAを利用する意味はありません。

例えばレスポンシブ広告の場合、広告の質は以下の3つの項目があります。

  • 画像のクオリティ
  • タイトルのクオリティ
  • テキストのクオリティ

3つの項目において、最初から高いクオリティを発揮するのは難しいと思います。まずは競合他社やYDAをやっている企業を参考にし、取り入れてみるのがおすすめです。

その後は日々ABテストをするようにしましょう。例えばABテストは以下のような例が挙げられます。

  • A:タイトルが「ゴミが一瞬にして消える掃除機」
  • B:タイトルが「部屋からゴミが無くなる理由とは」

ABテストを行う場合は複数の項目を一度変えるのではなく、変更点は1つに絞って広告を配信するようにしましょう。

タイトルであればタイトル以外のテキストや画像は同じ広告を2種類作り、結果を分析するようにすべきです。

まとめ:YDA(YDN)は幅広い訴求方法が魅力!

YDAはリスティング広告と異なり認知やブランディングにも利用できるため、より多くの使い道がある広告だと言えるでしょう。

また、ターゲティング項目を上手く活用することによって自社に適した場所で適切な人に対してピンポイントで広告を表示できます。

まだ利用したことがない人はぜひ一度チャレンジしてみることがおすすめです。

人材がいない場合でも代理店を利用すれば運用するのは可能ですので、興味がある人は記事内で記載したおすすめの代理店記事をご覧ください。