会計ツールのおすすめ20選を価格・機能などで徹底比較!選び方も解説

会計ツールは、店舗の収支データをまとめる重要なシステムです。経営戦略の立案や店舗の運営状況を把握する上で欠かせません。

そこでこの記事では、会計ツールのおすすめ20選を紹介します。各ツールの特徴や会計ツールの選び方、メリットも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

会計ツールとは

会計ツールとは、収支をはじめとするお金の動きを管理するツールです。収支データを自動で集計し決算書の作成ができるため、会計に関する知識が豊富でなくても会計業務を行いたい場合にも適しています。

日々の帳簿作成や決算をサポートしてくれる便利なツールなので、人手が少ない店舗や、業務の効率化を重視している店舗では特に活躍します。

昨今ではさまざま会計ツールが存在しており、リーズナブルかつ手軽に利用を開始できるので、気になる場合はぜひチェックしてみてください。

会計ツールを使用するメリット

ここからは、会計ツールを使用するメリットを紹介します

  1. 入力・作成作業の効率化につながる
  2. バックアップができる
  3. 会計初心者でもミスなく入力できる
  4. 不正行為を防止できる
  5. テレワークの推進ができる

会計ツールを導入することでどんな恩恵を受けられるのか、しっかりチェックしておきましょう。

入力・作成作業の効率化につながる

会計ツールを導入すると、収支データの入力作業や決算書をはじめとするさまざまなレポートの作成が効率的に行えます。自動で記録されるデータを利用できるため、手間と時間が大幅に削減できるのが大きな魅力です。

店舗を運営していると、帳簿・仕訳帳・買掛帳・売掛帳・出納帳など、お金の動きが発生するたびにさまざまな帳票に日々記録をつけなければいけません。

これらの記録をすべて手作業で行うのは大変な手間ですが、会計ツールがあれば取引のデータが自動でそれぞれの帳票に記録できます。

バックアップができる

会計ツールを利用すれば、収支データや各帳票のバックアップが取ることが可能です。バックアップを取っていれば、以下の原因でデータが消失した場合も対応できます。

  • 事故や災害で店舗の端末やデータが消失
  • ウイルスによってデータが消失
  • 移行する際にエラーが発生してデータが消失
  • システム障害によってデータが消失
  • 物理的にデバイスが壊れてデータが消失
  • 外からのサイバーに対する攻撃でデータが消失

上記のように、予期せぬハプニングでデータが消失する可能性もゼロではありません。

そこで、万が一データが消失しても被害を最小限に抑えるために、なるべくこまめにバックアップを取っておくことが大切になります。会計ツールを使えばバックアップが簡単に取れるので、データ消失のハプニングにも対応できます。

また、複数時点でのバックアップをこまめに取っておけば、過去のデータの修正が必要になった場合も修正箇所を特定しやすくなるでしょう。取引データや顧客データが万が一消失した場合も速やかに復元できるため、取引先や顧客の信頼を失う心配もありません。

会計初心者でもミスなく入力できる

会計ツールを導入すれば、自動的に収支データを記録したり、決算を出したりできるため、会計初心者もミスなくデータを各帳票に入力できます。

手作業でさまざまな数値を算出する必要がないため、多くのミスを防止できるのが大きなメリットです。

不正行為を防止できる

会計ツールでは、リアルタイムで収支データを確認できるため、不正行為の防止にもつながります。常に上層部がチェックできる環境にデータがあれば、スタッフや部外者の不正行為はすぐ判明します。

また、変更した履歴も残るので、データが改竄された場合も変更者や不正な数値を素早くチェックできます。

加えて、システムによってはユーザーの権限を設定することも可能。セキュリティ面を重視したい場合にも会計ツールはおすすめです

テレワークの推進ができる

会計ツールを導入すれば、紙の帳簿が不要になり、場所を問わず会計業務を行えます。そのため、経理担当者のテレワークが促進できます。

経理担当者のみ出勤が必要になる、というような労働状況を改善し得るのが大きなメリットです。

一方でインストールタイプの会計ツールは、インストールしたデバイスでしか利用できません。テレワークをする場合は、会計ツールをインストールしたデバイスを自宅に移動する必要があるので注意してください。

会計ツールの選び方

ここからは、会計ツールの選び方を紹介します。

  1. 操作性に優れた会計ツールを選ぶ
  2. 既存のOS対応の会計ツールを選ぶ
  3. 個人事業主・法人向けかで選ぶ
  4. 英語に対応している会計ツールを選ぶ
  5. インストール型・クラウド型かで選ぶ

これから店舗に合った会計ツールを見つけたいと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

操作性に優れた会計ツールを選

会計ツールを選ぶ際は、操作性に優れたものを選ぶようにしましょう。

シンプルで直感的に扱える会計ツールを導入すれば、会計業務初心者のスタッフもスムーズに業務を行えます。

ミスや手間も大幅に削減できるので、使い勝手にはこだわってみてください。

既存のOS対応の会計ツールを選ぶ

既に利用しているデバイスのOSに対応した会計ツールを選べば、わざわざ新しいデバイスを購入する必要がありません。

マックやWindowsなど、現在利用しているデバイスのOSで使えるツールを見つけて、手軽かつ低予算で会計ツールを導入してみましょう。

個人事業主・法人向けかで選ぶ

会計ツールには、個人事業主向けと法人向けがあります。会計ツールを選ぶ際は、自分の事業形態に合ったタイプのツールを見つける必要があります。

個人事業主を対象とした会計ツールには、白色・青色の確定申告が行える機能が搭載されています。

一方の法人向けは、決算機能や高度な会計処理機能などが搭載されているのが一般的です。導入する店舗の形態に合わせて選びましょう。

英語に対応している会計ツールを選ぶ

外国人スタッフを多く雇用している店舗では、英語対応の会計ツールを選びましょう。

英語をはじめとする多言語に対応したツールなら、グローバルな店舗や企業へ導入する会計ツールでも活用できます。

また、英語対応の会計ツールは多通貨に対応しているのも特徴です。海外の視点や店舗で記帳されたデータも、スムーズに日本の勘定科目へ追加できるでしょう。

インストール型・クラウド型かで選ぶ

会計ツールには、インストール型とクラウド型があります。

インストール型は、固定のデバイスにツールをインストールして利用できます。一方、クラウド型はクラウド上で会計ツールを利用するため、使い勝手が大きく異なります。

オフライン利用が可能で安定した使用感を求める場合にはインストール型、いつでもデバイスを選ばず最新のツールを使いたい場合にはクラウド型を選びましょう。

会計ツールのおすすめ20選

ここからは、おすすめの会計ツール20選を紹介します。

  1. ジョブルポ クラウド会計
  2. 弥生会計
  3. freee会計
  4. マネーフォワード クラウド会計
  5. ジョブカン会計
  6. 円簿会計
  7. MJS かんたん!会計
  8. みんなの青色申告
  9. フリーウェイ経理Lite
  10. ちまたの会計
  11. やるぞ!青色申告
  12. HANJO会計
  13. 奉行Jシリーズ
  14. 会計王
  15. Oracle NetSuite
  16. Main財務管理
  17. PCAクラウド会計
  18. わくわく財務会計
  19. SuperStream-NX 会計ソリューション
  20. ネットde記帳

各ツールの特徴やメリットをまとめているので、会計ツール選びの参考にしてみてください。

ジョブルポ クラウド会計

ジョブルポ クラウド会計は、機能性と操作性にこだわったクラウド型の会計ソフトです。簿記の知識がなくても利用可能なので、会計業務初心者のスタッフが経理担当をする場合にも活用できます。専門スタッフによる電話、チャットワーク、LINEの無料サポートがあるため、不明点はすぐに解決できます。

また、AIが仕訳の提案を行う自動仕訳機能が搭載されており、利用すればするほど仕訳作業の精度が高くなるのも魅力です。インターネットバンキングのCSVを利用し、取引データを簡単に取り込むこともできます。

さらに帳簿、仕訳帳、出納帳、総勘定元帳など多彩な帳票も出力できるため、あらゆる会計業務の手間や時間が削減できます。1ヶ月間の無料トライアルがあるので、気になる場合はまず申し込んでみましょう。

初期費用無料
料金プランクラウド会計:月額:980円
クラウド勤怠給与:月額:980円
対応デバイス全般
サポート電話・Chatwork・LINE・メールによる相談
無料トライアル最大2ヶ月無料
公式サイトhttps://www.jrupo.com/

弥生会計

弥生会計は、簡単な会計業務にこだわる使用感に優れた会計ソフトです。1年間無料で利用できるトライアルがあるので、このソフトが気になる場合はまず実際に使ってみると良いでしょう。ユーザーフレンドリーな会計ソフトなので、簿記の知識がなくても十分に活用できます。

銀行のデータと連携できるソフトなので、銀行取引データを自動的に取り込み、帳簿に反映させることも可能。決算書の作成や仕訳・記帳も自動化できるため、複数のスタッフを動員しなくても少人数で会計業務を行えます。

また、クラウド版を利用すれば、場所やデバイスを問わずアクセスできるのも嬉しいポイント。アクセス権限やデータのバックアップ機能などが完備されており、セキュリティ対策も万全です。

安心して使い続けられる会計ソフトを探している場合もチェックしてみてください。

初期費用無料
料金プランセルフプラン:年額 26,000円
ベーシックプラン:年額 35,200円
対応デバイス全般
サポート電話・チャット・メール相談
画面共有サポート
仕訳・経理業務相談
福利厚生サービス
無料トライアル無料体験ソフトあり
公式サイトhttps://www.yayoi-kk.co.jp/

freee会計

freee会計は、法人向けから個人向けまで幅広く対応しているクラウド型の会計ソフトです。個人事業主やフリーランスの方も使いやすいように設計されており、初心者向けのサポートも充実しています。

またクラウド型なので、ネット環境があればデバイスを問わず、いつでもどこでもアクセスできるのが魅力。加えて自動仕訳機能を採用しており、取引データを入力すると自動で仕訳帳が作成できます。経理の仕訳作業を大幅に削減できるのが選ばれるポイントです。

銀行と連携できるソフトなので、銀行取引データを自動的に記録し、仕訳帳に反映させることも可能。手作業での入力ミスが防止できるため、業務効率と正確性の向上も期待できます。機能制限はありますが無料プランもあるので、freee会計が気になる場合まずは利用してみてください。

初期費用無料
料金プランスターター:月額 980円
スタンダード:月額 1,980円
プロフェッショナル:月額 3,316円
対応デバイス全般
サポート無料アドバイス
チャット相談
電話相談
YouTubeセミナー
無料トライアル最大1ヶ月無料
公式サイトhttps://www.freee.co.jp/

マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワード クラウド会計は、従来の会計業務を約半分に削減することを目指す会計ソフトです。クラウド型なので、ネット環境があれば場所を問わずデバイスを利用して作業が行えます。出張先や自宅から作業を行いたい場合に最適です。

また、AIを活用した自動入力・自動仕訳機能を搭載しており、会計業務の手間や時間を大幅に削減できるのも魅力。加えて経営状況をリアルタイムでチェックできるため、精度の高い経営戦略も立てやすいでしょう。

簿記の知識がない人も操作しやすい、シンプルなインターフェースを採用しているのも嬉しいポイント。財務諸表や損益計算書、貸借対照表などのレポートを、誰でも簡単に作成できます。顧問税理士にデータを共有しやすいのも特徴です。

初期費用無料
料金プランスモールビジネス:月額 2,980円
ビジネス:月額 4,980円
クラウド会計Plus :要問い合わせ
対応デバイス全般
サポート使い方ガイド
セミナー
問い合わせ
無料トライアル1ヶ月無料
公式サイトhttps://biz.moneyforward.com/accounting/

ジョブカン会計

ジョブカン会計は、シリーズ累計の導入実績20万社の人気会計サービスです。クラウド型なので、アプリやソフトをインストールする手間がかかりません。ネット環境が整っていれば、場所を問わずクラウド上でスムーズに会計業務が行えます。

仕訳・記帳、レポート・集計機能、各種連携、決算書作成、税率対応などさまざまな機能が搭載されており、会計に関する知識がないスタッフでも問題なく作業できます。無料でクラウド上のデータの保管、ソフトのアップデートができるのも特徴です。

さらに決算機能が充実しており、固定資産管理・決算書作成・株主資本等変動計算書・個別注記表などの作成も手軽に行えます。PDF・CSVの出力も可能です。

初期費用無料
料金プランスタートアップ:月額 2,500円
ビジネス:月額 5,000円
エンタープライズ:月額 50,000円
対応デバイス全般
サポート電話
チャット
メール相談
無料トライアル30日間無料
公式サイトhttps://ac.jobcan.ne.jp/

円簿会計

円簿会計は、基本的に無料で使い続けられるクラウド型の会計ソフトです。コストをかけずに会計ソフトを導入したい場合には特におすすめ。ネット環境がある場所であれば、自宅でも出張先でもアクセスできます。

仕訳帳・出納帳・決算報告書などの会計業務に関わる機能を、無料かつ規制なしで使えるのが特徴です。バージョンアップの費用や有償の保守契約も不要なので、完全に無料で使えるソフトを探している場合に適しています。

シンプルで操作性に優れたインターフェースを採用したソフトなので、簿記の知識やスキルのないスタッフも利用可能。法人向けの決算書の作成も可能なため、幅広い業態の店舗に導入しやすいでしょう。個人情報の入力が不要、さらにデータは2重で保管されているため、セキュリティ面に関しても安心です。

初期費用無料
料金プラン無料
対応デバイス全般
サポートQ&A
問い合わせ
メールサポート
無料トライアル
公式サイトhttps://www.yenbo.jp/service-info/kaikei.html

MJS かんたん!会計

MJS かんたん!会計は、専門知識不要で利用できる会計ソフトです。法人と個人事業者の双方に対応しており、シンプルでわかりやすいインターフェースが特徴的。複雑な設定をしなくても簡単に導入できる上に、豊富な入力支援機能が搭載されているため、経理作業の負担を大幅に軽減できます。

また、帳簿付けに関しても一般的な勘定科目が登録済みなので、金額を入力するだけの簡単な作業で記帳できます。銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込む自動取り込み機能や、データのバックアップができるバックアップ機能も非常に便利です。

大きく見やすいアイコンとタブ構成を採用しており、画面がユーザーフレンドリーなのも嬉しいポイント。直感的な操作で会計業務を進められます。

初期費用無料
料金プランMJSかんたん!会計13:25,000円
MJSかんたん!法人会計13:30,000円
MJSかんたん!青色申告13:7,200円
対応デバイスMicrosoft Windows 11 (64bit/32bit) 
Microsoft Windows 10 (64bit/32bit) 
Microsoft Windows 8.1 (64bit/32bit)
導入のデバイス
サポート問い合わせ
無料トライアル30日間無料
公式サイトhttps://miroku.mjs.co.jp/kaikei

みんなの青色申告

みんなの青色申告は、会計業務のスムーズな自動化にこだわった申告ソフトです。中小企業や個人事業主の青色申告特例に基づく確定申告をサポートするソフトで、幅広い店舗や事業主が利用しています。

操作性に優れた簡潔なインターフェースを採用しており、簿記や税務の知識がなくても業務を行うことが可能です。複数の銀行明細を自動取得・Excel 取り込み・自動仕訳などが搭載されており、会計業務の面倒な部分を大幅に削減できます。

また、経費や収入の記録、領収書や請求書のデータ入力が手軽に行えるのも魅力です。電子申告に対応しているソフトなので、税務署への書類の提出もオンラインで完了します。データのバックアップ機能が搭載されており、重情報を紛失するリスクも少なめです。

初期費用無料
料金プランダウンロード
パッケージ
対応デバイスWindowsOSのパソコン
サポート電話
チャット相談
次期製品無償提供
無料トライアル30日間無料
公式サイトhttps://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/min/

フリーウェイ経理Lite

フリーウェイ経理Liteは、継続的に無料で使える会計ソフトです。無料版と有料版がリリースされているため、基本的な会計業務のサポート機能が活用できるだけで十分な場合は、無料版を利用すると良いでしょう。

無料版でも決算書・試算表などの帳票を出力できるため、基本的な会計業務を問題なく行えます。仕訳形式、出納帳形式に対応しているソフトなので、スムーズにデータを入力できます。ミスや手間などのストレスが多い手書きの業務を、効率化できるのが魅力です。

また有料版を購入する場合は、クラウド上にデータを保存し、複数のパソコンで同期することも可能。自動仕訳・操作サポートも利用できます。

初期費用無料版を利用すれば無料
料金プラン無料版:0円
有料版(企業版):月額 3,000円
有料版:要問い合わせ
対応デバイスWindowsのパソコン(Windows11・10)
サポート遠隔サポート
電話・メールサポート
無料トライアル無料版を利用すれば無料
公式サイトhttps://freeway-keiri.com/

ちまたの会計

ちまたの会計は、「会計をシンプル・スマートに」を理念とするクラウド型の会計ソフトです。完全無料のソフトですが、現金出納帳、預金出納帳、収支計算書、収支予算書などの必要な書類を自動でExcelやPDF形式で作成できます。

また、操作性の高いユーザーフレンドリーな画面構造を採用しており、画面に従って操作するだけで会計書類の作成が可能です。簿記の知識がないスタッフや会計初心者も、問題なく利用できます。

さらにSSL通信を使用しているソフトなので、データの安全性が確保されているのも嬉しいポイント。 クラウド上でデータを管理するため、デバイスの破損やエラーによるデータ紛失も起こりにくいでしょう。

初期費用無料
料金プラン無料
対応デバイス全般
サポートヘルプセンター
無料トライアル
公式サイトhttps://www.timakai.com/

やるぞ!青色申告

やるぞ!青色申告は、「やるぞ!確定申告」のソフトとセットになっている申告ソフトです。仕訳の登録から確定申告書の作成までワンストップで対応できます。インボイス制度にも対応しており、一般、不動産、農業など各業種の確定申告も行えるのが特徴です。

また、24時間問合せ可能なフォームや、電話やリモートのサポートも有償で完備しており、専門スタッフに相談しながらソフトを利用できます。気になる方はまず公式サイトから問い合わせてみましょう。

初期費用購入費
料金プランパッケージ版:10,150円
ダウンロード版:9,851円
対応デバイスWindows 10/11
Mac OS X 10.14/10.15/11/12/13
導入のデバイス
サポート24時間365日問い合わせフォーム
電話・リモートサポート
無料トライアル
公式サイトhttps://yaruzo.co.jp/

HANJO会計

HANJO会計は、手間のかかる記帳や仕訳が自動的に行える、便利なクラウド型会計ソフトです。スマホでレシートの写真を撮るだけで、記帳や仕訳が完了します。確定申告書も自動で作成できるため、会計で発生する業務を効率化できるのが特徴です。

また、クレジットカードや銀行口座経由の取引も自動取得されるので、データ入力の手間が大幅に軽減。青色申告決算書・所得税確定申告書B・消費税申告書などの決算に関する書類も簡単に作れるため、会計や簿記の知識を持たない方も作業を行えます。

操作しやすいインターフェースを採用したソフトなので、数値の入力もスムーズに行えます。加えて経営サポート機能も充実しており、経営戦略も立てやすくなるでしょう。

初期費用無料
料金プラン無料プラン:0円
有料プラン:月額 1,078円
対応デバイス全般
サポート電話サポート
無料トライアル最大2ヶ月無料
公式サイトhttps://tenpo.casio.jp/service/accounting/index.html

奉行Jシリーズ

奉行Jシリーズは、インストール型の会計ソフトです。簿記や会計に詳しくなく、手作業で会計業務を行っている店舗には特におすすめのソフトといえます。直感的に操作できる入力画面が採用されており、不慣れな方も簡単にデータの入力を行えます。

帳簿入力・仕訳入力をスムーズに行えるため、会計業務の負担が大幅に削減できるのがこのソフトの特徴です。主力結果は会計帳票からすぐに確認できます。帳票はExcelへ転送可能なので、会計事務所へ書類を提出する際にも便利です。

またこのソフトを利用すれば、貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書などの決済に必要な書類も印刷できます。

初期費用購入費
料金プランインストール版:年額 40,000円
クラウド版:月額 6,000円
対応デバイスWindows 11 / Windows 10
プロセッサ:インテル Core i3 プロセッサ 以上
(推奨:インテル Core i5 プロセッサ 以上)
または同等の互換プロセッサ
サポート電話相談
無料トライアル60日間無料(初年度 20,000円)
公式サイトhttps://www.obc.co.jp/bugyo-j/kanjo-j

会計王

会計王は、さまざまな会計業務を自動化できる法人向けの会計ソフトです。インストールとクラウドの利便性を掛け合わせた機能性が評価され、28年間のロングセラーソフトとして知られています。

自動取込・自動仕訳機能が搭載されており、入力のミスやデータの間違いを軽減できるのがこのソフトの魅力です。MoneyLink機能でクレジットカードや銀行と連携し、帳簿入力の自動化も可能。手間のかかる帳簿入力が不要になり、経理業務がスマートになります。

また、ユーザーサポートが充実しており、専属オペレーターから製品の使用方法やトラブル解決方法の提案も受けられるのも特徴。会計や簿記に関する知識がない場合も、ソフトの利用に慣れてない場合も安心です。

初期費用購入費
料金プラン44,000円
対応デバイスWindows 11(64bit)
Windows 10(64bit/32bit)
Windows 8.1(64bit/32bit)
導入のデバイス
サポートzoomオンライン相談
電話・チャット相談
次期製品無償提供
無料トライアル30日間無料
公式サイトhttps://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/acc/

Oracle NetSuite

Oracle NetSuiteは経理部門の会計業務をサポートする、37,000社を超える顧客を誇る世界的なクラウド型会計ソフトです。財務管理、請求、収益認識、予算管理、財務報告、グローバル会計の統合など、多様な機能が搭載されており会計業務がスムーズに行えます。

また、受注管理や在庫などのデータを統合し、基幹業務を標準化することで、リアルタイムの財務情報の可視化を実現しているのもこのソフトの強み。いつでも経営状況を細かくチェックできるため、タイムリーな情報で経営戦略が立てられます。

初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
対応デバイス要問い合わせ
サポート要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせ
公式サイトhttps://www.netsuite.co.jp/

Main財務管理

Main財務管理は、無料で利用できる基幹業務ソフトです。低コストで会計業務を効率化したい場合におすすめ。無料ソフトですが機能性が高く、仕訳処理や会計帳票入力、決算処理など幅広い業務をスムーズに行えます。

シンプルでまとまりのあるインターフェースを採用しているため、会計知識の少ない初心者も利用可能。分析や評価機能にも優れており、店舗のマネジメントをバックアップしたい場合にも役立ちます。

初期費用無料
料金プラン無料
対応デバイスWindowsのみ
サポートリモートサポート
出張サービス
無料トライアル
公式サイトhttp://www.zero-soft.jp/soft/finance/

PCAクラウド会計

PCAクラウドは、中小企業向けクラウド型会計ソフトです。クラウド型とオンプレミスのサブスク型の2種類があります。使い勝手が異なるので、導入する店舗に合わせて使い分けてみましょう。

機能としては、日々の伝票入力から元帳・試算表・決算書の作成、自動仕訳の登録、承認権レベルの設定、経営分析、各種管理帳票の出力など、会計業務に必要な項目が豊富に揃っています。ログ管理、アクセス制御、パスワードの桁数・有効期限などを設けており、セキュリティ対策が万全なのもポイントです。

また、自動仕訳による入力の効率化や、クイック処理による請求書・領収書ファイルやCSVデータからの自動仕訳作成なども行えます。幅広い会計業務を手作業で行う必要なくなるため、経理業務の負担や手間を大幅に軽減できるのが魅力です。

初期費用無料
料金プランPCAクラウド 会計:月額 13,860円〜
PCAサブスク 会計:月額9,900円〜
PCAクラウド 会計 hyper
PCAクラウド 会計 債権・債務管理オプション
対応デバイス全般
サポート電話
リモート
メールサポート
無料トライアル2ヶ月無料
公式サイトhttps://pca.jp/area_product/cloud/prokai_cloud_plan.html

わくわく財務会計

わくわく財務会計は、中小企業向けの会計ソフト。経理に関する知識を持たないスタッフでも扱いやすいユーザーフレンドリーなソフトのため、幅広い業態の店舗へ導入しやすいでしょう。インストール型で動きが安定しており、スムーズに使えるのも特徴です。

また、リアルタイムで財務データが集計されるため、タイムリーな経営状況をチェックすることも可能。全体データの把握や、前年度と比較など、直感的に経営状況に触れられる便利なソフトです。

月額費用がかからないため、ランニングコストもかかりません。無料のサポートが充実しており、不具合や疑問点はすぐにスタッフへ問い合わせられます。

初期費用購入費
料金プランエコパッケージ:23,100円
ダウンロード販売:20,900円
対応デバイスMicrosoft Windows®11
Microsoft Windows®10
導入デバイス
サポート問い合わせ
アップデートサービス
無料トライアル30日間無料
公式サイトhttps://www.lan2.jp/acc/as.html

SuperStream-NX 会計ソリューション

SuperStream-NXは、Webインターフェースによって提供される会計サービスです。ブラウザを利用してアクセスできるため、グローバルに活用しやすいのが特徴。オンプレミスからクラウドまで対応しているシステムで、柔軟な導入形態も選ばれるポイントです。

支払管理や債権管理を含む、さまざまな会計データを一元管理できるのがこのソフトの強み。経理業務に求められる機能を包括しています。

また、多言語多通貨に対応しているので、海外での事業展開を目指している企業や店舗にもおすすめ。複数の通貨による伝票入力・残高管理に対応し、 支店や会社ごとに通貨を設定することも可能です。

初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
対応デバイス要問い合わせ
サポート要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせ
公式サイトhttps://www.superstream.canon-its.co.jp/product/account

ネットde記帳

ネットde記帳は、中小企業への導入に適したクラウド型会計ソフトです。ネット環境があれば場所を問わずアクセスできるため、テレワークでの会計業務に適しています。

出張先で会計業務を行ったり、データを確認したい場合にもおすすめ。複数の拠点から同時にアクセスし、リアルタイムで財務状況を把握できるのも嬉しいポイントです。データをスタッフで共有し、経営戦略を立てやすくなります。

また、画面に従って必要事項を入力すれば、青色申告決算書・決算報告書が簡単に作成可能。シンプルで直感的に操作できるインターフェースが魅力的です。頻繁に利用する仕訳のパターン登録も行えます。ヘルプデスク完備なので、疑問点や不具合も相談できます。

初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
対応デバイス要問い合わせ
サポートWindows 8.1/10
導入のデバイス
無料トライアル要問い合わせ
公式サイトhttps://www.shokokai.com/asp/

会計ツールを導入する際の注意点

ここからは、会計ツールを店舗へ導入する際に注意すべきポイントを紹介します。

  1. 無料ツールは機能が制限されているケースがある
  2. 複数のツールを試してみてから検討する
  3. 導入する前にトライアルで体験する

無料ツールは機能が制限されているケースがある

無料の会計ツールを利用する場合は、機能が制限されているケースがあるので注意しましょう。

取引データの閲覧や編集ができる期間が限定されていたり、自動の仕訳機能の利用ができなかったりします。

導入する際は、事前にチェックすることが大切です

複数のツールを試してみてから検討する

会計ツールを導入する際は、気になるツールを複数試してみてから1つのツールに絞るのがおすすめです。

特に今まで会計ツールを利用したことがない場合は、いくつかのツールを利用して店舗や経理担当者に合ったものを見つけましょう。

導入する前にトライアルで体験する

会計ツールの中には無料の試用期間を設けていたり、初月がリーズナブルで使えたりするものがあります。

実際に利用することで操作性や機能の使い勝手などがしっかりチェックできます。気になったツールは、試しに利用してみてください

まとめ:会計ソフトは比較検討したうえで選ぼう

会計ツールは、さまざまな会社からリリースされています。幅広い店舗の会計業務をサポートできるツールで、収支データの記録や決算、レポートの作成やバックアップの保存など、さまざまな機能を活用できます。

現在会計業務を効率化したいと考えている場合は、複数の会計ソフトを比較して導入したい店舗に合ったものを探すのがおすすめです。本記事のラインナップを参考に、使いやすい会計ツールを探してみてみてください