LP制作ツール10選を比較!制作するときの注意点や料金相場も解説【初心者向け】

「LP制作ツールは実際のところ費用対効果はいいのだろうか」
「いろいろなLP制作ツールを比較したい」

企業担当者で、そのようなお悩みを抱えていませんか?

LP制作ツールを導入することで、制作会社へ依頼しなくとも簡単にLPの制作ができる反面、自社にあった適切なツールを導入しなければ、あまり効果は期待できません。

本記事では、LP制作ツールを詳しく知りたい担当者向けに、LP制作ツール10選やメリット・デメリット、選び方、LPを制作するときのポイントを解説しています。

本記事を読めば、自社にあったLP制作ツールを知ることができるでしょう。

LP制作ツールを詳しく知りたい担当者は、ぜひ参考にしてください。

LP制作ツールとは

LP制作ツールとは、ランディングページ(LP)を簡単に作成するためのツールのことです。一般的には、テンプレートを利用して必要な情報を入力するだけで、現場の営業担当者やマーケターなどの非プログラマーでも簡単に高品質なLPを作成できるようになっています。また、SEO対策やフォーム作成などの機能も備えていることが多く、効率的なLP制作が可能です。

LPの目的とは?

LPの目的は、特定の商品やサービスを効果的に紹介し、ユーザーに購入や問い合わせなどのアクションを促すことです。通常、広告やメールマガジンなどからアクセスしたユーザーが最初に訪れるウェブページであり、短い文言やわかりやすいデザイン、コンバージョンに直結するコール・トゥ・アクションを用いて、ユーザーの興味を引きつけ、アクションへと誘導します。

LPとWebサイトとの違いは?

LPとWebサイトの最大の違いは、目的の違いです。

LPは特定の商品やサービスに焦点を当てており、訪問者に対してコンバージョンを促すことを目的としています。一方、Webサイトは企業や組織の情報提供やコンテンツを紹介することが目的であり、情報提供やブランドイメージ形成など、幅広い目的を持っています。

LPはコンバージョンを促すことが主な目的であるため、シンプルで明確なデザインが求められます。一方、Webサイトは多岐にわたる情報を提供する必要があるため、複雑な構成やデザインもあり得ます。

LP制作の料金相場

LP制作の一般的な料金相場は30万円程度です。ただし、制作会社によって異なること、またプロジェクトの規模や要件によっても価格が変動することを考慮してください。

例えば、フリーランスや個人で活動している制作会社であれば、制作費を10万円以下に抑えることができるでしょう。また、サポート体制がしっかりしている大手制作会社であれば、かかわるスタッフが多い傾向があるために、制作費が100万円を超えることも珍しくありません。

さらにSEO対策やアクセス解析、LPの保守・運用などのオプションによっては別途料金が発生する場合もあります。

LP制作を依頼する前に、複数の制作会社に相見積もりを依頼することをおすすめします。

LP制作ツールを活用する3つのメリット

LP制作ツールを活用する3つのメリットは下記のとおりです。

  • 制作や運用のコストが抑えられる
  • 専門的な知識がいらない
  • 自社で素早く情報更新の対応ができる

制作や運用のコストが抑えられる

LP制作ツールを導入するメリットの一つは、制作や運用のコストが抑えられることです。

制作会社にLP制作を依頼した場合は、一般的に30万円程度の費用が発生します。さらに初期費用や運用費、サポート費などの料金が別途発生した場合は、100万円を超えることも珍しくありません。

LP制作ツールは、月額料金のみで制作から運用まで可能です。また、初回のみ無料トライアルを実施しているツールもあるため、初めてLPを制作をする企業や短期間だけWeb集客をしたい企業にはおすすめといえるでしょう。

LP制作ツールを導入することで、制作や運用のコストを抑えながら、効果的なLPを簡単に作成できるため、マーケティング担当者や小規模企業にとって非常に有用なツールです。

専門的な知識がいらない

LP制作ツールを導入するメリットの一つは、専門的な知識がいらないことです。

LP制作ツールを利用することで、Webデザインの知識がなくても、簡単に高品質なLPを作成できるようになります。またドラッグ&ドロップでコンポーネントを配置できるツールもあり、プログラミングの知識も必要ありません。さらに多数のテンプレートやデザイン要素が用意されているため、自分でデザインする手間を省けます。

LPはコンバージョン獲得の目的を持ったWebページであるため、SEO対策やマーケティングなどの専門的なスキルが必要となる場合がありますが、ツールによっては専門的なマーケティング機能が搭載されています。

専門的な知識がなくても簡単に効果的なLPを制作できることは、大きな魅力といえるでしょう

自社で素早く情報更新の対応ができる

LP制作ツールを利用すれば、自社でLPの情報更新に素早く対応できます。通常のWebサイトでは、情報を更新するためにはWebデザイナーやWeb開発者など、専門的なスキルを持った企業に依頼しなければなりません。

特にリテール業界や飲食業界などは、キャンペーンや期間限定などの情報を掲載する場合には、素早い対応が求められます。

LP制作ツールを導入することで、新商品の追加や価格変更など情報の更新があった場合でも、時間やコストもかからず自社で即座に情報更新を行うことができます。

LP制作ツールは情報の更新や修正が迅速に行えるため、プロジェクトやキャンペーンの成功にもつながるかもしれません。

LP制作ツールを活用する3つのデメリット

LP制作ツールを活用する3つのデメリットは下記のとおりです。

  • デザインや機能が限定的
  • 制作ツールの提供が終了するおそれがある
  • 成果につなげることが難しい場合がある

デザインや機能が限定的

LP制作ツールを導入するメリットは多いですが、デメリットも存在します。その一つが、デザインや機能が限定的であることです。

LP制作ツールには多くのテンプレートが用意されていますが、デザインはツールの中からから選ばなければなりません。また、カスタマイズしたい部分がある場合にも、ツールによっては対応できない場合があります。

また、LP制作ツールの機能も確認しなければなりません。例えば、フォーム機能や動画の埋め込み機能などは、一部のLP制作ツールにしか搭載されていない場合があります。

LP制作ツールを導入する前には、自社の目的に合ったデザインや機能を精査し、慎重に選ぶことが必要です。

制作ツールの提供が終了するおそれがある

LP制作ツールは、ツール提供企業次第では、利用し続けることが難しくなる可能性があります。企業の経営状況や方針の変更、新しいツールの導入などが原因で、提供が終了することがあるためです。

ツール提供企業がLPの運用を停止してしまうと、自社のビジネスにも深刻な影響が及ぶ可能性があります。特にキャンペーン期間中に提供が終了してしまうと、短期間で多大な影響が生じかねません。

LP制作ツールを導入する前には、運営企業の信頼性や安定性を確認することが大切です。また、導入前に代替のツールを用意しておいたり、定期的にバックアップを取っておくなど、緊急時に対応できるようにすることも考えておきましょう。企業の長期的なビジョンに合わせて、適切なLP制作ツールを選択することが重要です。

成果につなげることが難しい場合がある

LP制作ツールを導入しても、成果につなげることが難しい場合があります。

LP制作ツールによっては、SEO対策に弱かったり、コンバージョン率の向上につながらなかったりする場合があります。また、LPの訴求力やコンテンツの質によっても成果が左右されます。

LP制作ツール自体が優れていたとしても、LPの成功にはコンテンツの質やアクセス解析、改善施策の実施など、多くの要素が関わってきます。ツールだけで成果を出すことができないため、LP制作ツールを導入しただけでは成果につなげられないかもしれません。

LP制作ツールを活用する場合は、データ分析や改善施策の検討など、成果につなげるための施策や戦略を考えておくことが重要です。

LP制作ツールの4つの選び方

LP制作ツールの4つの選び方は下記のとおりです。

  • 簡単に操作ができるか
  • 自社にあったデザインが使えるか
  • マーケティング機能は充実しているか
  • サポート体制は充実しているか

簡単に操作ができるか

LP制作ツールの選び方において、簡単に操作ができるかどうかは非常に重要なポイントです。なぜなら、操作が複雑で使いにくいツールでは作業に時間がかかり、結果的にコストや時間の無駄が発生してしまうからです。

また、簡単な操作ができるツールであれば、制作するスタッフのレベルやスキルに関係なく、誰でも簡単に制作することができるでしょう。担当者の入れ替わりがあった場合や、他部署のスタッフが制作を担当する場合などにも非常に役立ちます。

さらに、簡単な操作ができるツールであれば、時間の短縮やデザインや機能の実現が容易になるため、成果につなげやすくなるかもしれません。

制作ツールを選ぶ際には、簡単な操作性を重視することが大切です。操作性が簡単かどうかを確認するためには、無料トライアルを利用すると良いでしょう。

自社にあったデザインが使えるか

LP制作ツールを選ぶ上で、自社のブランドイメージに合ったデザインが使えるかを重視することは非常に重要です。なぜなら、ユーザーが最初に目にするのはLPのデザインであり、その印象がその後の行動に影響するからです。

例えば、自社のロゴやカラーをLPのデザインに取り入れることができれば、ユーザーは自社のLPとブランドを連想しやすくなるでしょう。また、デザイン面での一貫性があることで、ユーザーが自社のウェブサイトからLPに移行した場合でも、混乱を避けることができるはずです。

自社に合わないLP制作ツールを選んでしまうと、LPの制作に時間がかかってしまったり、思い通りのデザインにできなかったりすることもあります。

LP制作ツールを導入する前には、自社のコーポレートアイデンティティ(CI)に合ったデザインを利用できるかどうかを確認するようにしましょう。

マーケティング機能は充実しているか

LP制作ツールの選定にあたって、マーケティング機能が充実しているかどうかは重要なポイントの一つです。なぜなら、LPは訪問者をコンバージョンに導くためのページであり、マーケティングの観点からそのページに対してどのようなアクションを起こすかを計画し、効果的に設計する必要があるからです。

例えば、A/Bテスト機能があれば、複数のバージョンのLPを比較し、より良い成果を出すバージョンを導き出すことができます。また、アクセス解析機能があれば、LPに訪問したユーザーの行動を分析し、改善点を把握することができます。その結果、コンバージョン率を上げられるでしょう。

さらに、リード管理機能やCRM連携機能があれば、LPに訪問したユーザーの情報を管理し、セールスにつなげることができます。これにより、リードの獲得やセールスの効率化につながるかもしれません。

マーケティング機能が充実しているLP制作ツールを選ぶことで、効率的なマーケティング施策の実施につながり、ビジネスの成長が見込めるでしょう。

 サポート体制は充実しているか

LP制作ツールを導入する際に、サポート体制は非常に重要な要素の一つです。なぜなら、制作中や運用中にトラブルや問題が生じた場合、すぐに対処できるようなサポート体制があるかどうかは、ビジネスに大きな影響を与えるからです。

例えば、制作中に操作方法がわからない、表示がおかしいなどの問題が生じた場合、それを解決するためにサポートに問い合わせる必要があります。しかし、サポート体制が不十分な場合、対応が遅れたり、解決できなかったりすることも少なくありません。その結果、制作期間が延びたり、思ったようなLPが作れなかったりすることもあるのです。

LP制作ツールを選ぶ際には、しっかりとしたサポート体制があるかどうかを重視することが大切です。具体的には、サポートの種類や対応時間、問い合わせ方法などを確認し、万が一のトラブルにも迅速に対処してくれるLP制作ツールを選ぶことが求められます。

おすすめLP制作ツール10選

ここでは、無料で使えるLP制作ツールと有料で使えるLP制作ツールの2つのパターンを紹介していきます。

無料で使えるおすすめのLP制作ツール

無料で使えるおすすめのLP制作ツールは下記のとおりです。

  • MOSH|MOSH株式会社
  • ジンドゥー|Jimdo GmbH社
  • ペライチ|株式会社ペライチ
  • Wix|Wix.com Ltd.

MOSH|MOSH株式会社

MOSHの特徴

  • スマートフォンでオリジナルページがかんたんに作成できる
  • 予約機能付きホームページの作成が可能
  • Zoom連携機能

MOSHは、これまで累計サービス取引件数40万件突破をしている人気のLP作成ツールです。初期費用と月額費用は無料で利用でき、実際に売上が出たタイミングに決済手数料として料金が発生する料金体系となっています。

MOSHの大きな特徴は、たった3ステップだけでスマートフォンでオリジナルページがかんたんに作成できることでしょう。またMOSHはZoom連携機能を搭載しており、予約が入ると自動的にミーティングURLが発行され、オンラインレッスンをスムーズに行えるような工夫もされています。

さらにサポート対応満足度96.4%と高く、ページ作成から集客の相談から提案までチャットサポートで支援しているために、初めてでも安心して始めることができます。

パソコンを使うのが苦手な方でも、かんたんに作成できるのは嬉しいポイントといえるでしょう。

料金 決済手数料8%
無料トライアルの有無
テンプレートの種類
サポート体制 チャットサポート
機能 サブスク機能、顧客管理、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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ジンドゥー|KDDIウェブコミュニケーションズ

ジンドゥーの特徴

  • AIによる自動生成が可能
  • 各種SNS連携、Youtube埋め込みにも対応
  • 全国で有志のユーザーによるJimdoCafeでのサポートあり

ジンドゥー(Jimdo)はドイツで生まれたサービスで、世界中で3200万以上のサイトがジンドゥーで作成されています。日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが運営しているLP作成ツールです。

ジンドゥー(Jimdo)の大きな特徴は、「ジンドゥー AI ビルダープラン」を活用することで、どんな業種のホームページでもAIが目的に合わせて自動生成してくれることです。質問に答えるだけで最適なホームページを提案してくれるので最短で3分で作成可能です。

また、AIに頼らず自分で納得したホームページを作成したい場合は、「ジンドゥー クリエイター プラン」を活用することで一から作成できます。

「ジンドゥー AI ビルダープラン」「ジンドゥー クリエイター プラン」では、freeプランがあり、5ページまでは無料で作成することが可能です。

freeプランでは、基本的な機能は備わっていますが、サーバー容量が500MBだったり、独自ドメインやアクセス解析などが利用できないので、本格的な運用を検討している方は有料プランを検討するといいでしょう。

料金 【AIビルダープラン】
START:990円/月
GROW:1,590円/月
【クリエイタープラン】
PRO:965円/月
BUSINESS:2,460円/月
SEO PLUS:4,110円/月
PLATINUM:5,190円/月
無料トライアルの有無 無(無料プランあり)
テンプレートの種類 40種類以上
サポート体制 クリエイターハンドブック(PDF資料)、JimdoCafe、サポートサイトなど
機能 お問い合わせフォーム、アクセス解析、予約機能、決済機能、レスポンシブ対応など

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ペライチ|株式会社ペライチ

ペライチの特徴

  • 低価格でネットショップが開設できる
  • 予約に関わる業務を自動化
  • かんたんに問い合わせ、申し込み、アンケートなどのフォームが設置できる

ペライチは、株式会社ペライチが運営する会員数40万人以上を誇るLP作成ツールです。

ペライチの大きな特徴は、ビジネスに必要な集客機能がオールインワンでそろっており、業種や利用目的にあわせて数百種類の豊富なテンプレートを利用できることです。

プランは無料で利用できるスタートプランからビジネスプランまで、自社の目的にあったプランを4つから選べます。ただし、無料版では公開ページ数の上限が1ページしかないために、ビジネス目的でのホームページ運用にはおすすめしません。

予約機能を重視したい方には、ビジネスプランのペライチ予約がおすすめです。ビジネスプランのペライチ予約では、無制限に予約ができるようになっています。

ペライチが気になっている方は、30日間無料キャンペーンも行っているのでぜひ検討してみましょう。

料金 ライトプラン:1,465円/月
レギュラープラン:2,950円/月
ビジネスプラン:3,940円/月
ビジネス+プラン:6,910円/月
※年額プランの場合
無料トライアルの有無 有(30日間)
テンプレートの種類 400種類以上
サポート体制 メール、ヘルプページなど
機能 メルマガ配信、アンケートやお問い合わせなどのフォーム、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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Wix|Wix.com Ltd.

Wixの特徴

  • 1,000個以上の機能やアプリを自由に追加可能
  • 無料で使える写真・動画素材を2万点以上
  • サイトの機能を自由に拡張できる

Wix(ウィックス)は、世界190カ国で2億人以上が利用する2006年からサービスを開始したLP作成ツールです。

Wixの大きな特徴は、1,000個以上の機能やアプリを自由に追加可能で、あらゆる業種や目的に対応した800以上の豊富なテンプレートを利用できることでしょう。

決済機能、予約、モバイルアプリ、ブログ、メール、ダウンロード販売、フォトグラフィなどの幅広い機能を兼ね揃えています。

またWix ADIでは、いくつかの簡単な質問に答えるだけで、AIが自動生成してくれる機能も搭載しています。初めての方でも数分でホームページを作ることが可能です。

Wixでは永年無料プランはありませんが、プラン利用開始日から14日以内のキャンセルであれば、料金が全額返金される「全プラン14日間全額返金保証」のサービスがあります。一度試してみたい方にはおすすめのツールです。

料金 【ホームページプラン】
ドメイン接続:500円/月
ベーシック:900円/月
アドバンス:1,500円/月
VIP:2,700円/月
【ビジネス&Eコマースプラン】
ビジネス:1,800円/月
ビジネスプラス:2,700円/月
ビジネス VIP:3,800円/月
無料トライアルの有無 有(14日間)
テンプレートの種類 800種類以上
サポート体制 カスタマーサポート、ヘルプセンターなど
機能 独自ドメイン、常時SSL化、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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有料のLP制作ツール

おすすめの有料のLP制作ツールは下記のとおりです。

  • STUDIO|STUDIO株式会社
  • ferretOne|株式会社ベーシック
  • Strikingly|Strikingly, Inc.
  • フォームメーラー|株式会社フューチャースピリッツ
  • HubSpotCMSHub|HubSpot, Inc
  • CVX|株式会社ポストスケイプ

STUDIO|STUDIO株式会社

STUDIOの特徴

  • ノーコードで作成可能
  • デザインの自由度が高い
  • 複数人でコンテンツ作成が可能

STUDIOは、STUDIO株式会社が提供するノーコードツールです。2018年にサービスを開始されて、デザインの自由度が高くおしゃれなサイトを制作できることから、多くの企業に導入され始めています。

STUDIOの大きな特徴は、サーバーの取得不要でノーコードで誰でも自由自在にデザイン可能なことです。0から自由にデザインすることが可能で、ピクセル単位の微調整でコンマ数秒までこだわれます。

またSTUDIOでは、リモートでのリアルタイムで共同編集が可能です。共同編集を行なうことで作業の時間短縮につながるでしょう。

永年無料のfreeプランもあり、お問い合わせフォームで100件までやSTUDIOバナー付きでの公開などさまざまな制限がありますが、デザインツールの全機能やアニメーションも利用できるためまずは無料プランから始めるのがよいでしょう。

ノーコードツールで、他サイトとの差別化をしたい企業にはおすすめのツールといえます

料金 Starter:1,280円/月
CMS:2,480円/月
Business:5,680円/月
無料トライアルの有無
テンプレートの種類 40種類ほど
サポート体制 チャット、動画など
機能 CMS、アニメーション、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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ferretOne|株式会社ベーシック

ferretOneの特徴

  • BtoBマーケティングに強い
  • ノーコードでWebサイトやLPの作成・更新が可能
  • リードを獲得するための機能が充実

ferretOneは株式会社ベーシックが提供しているLP作成ツールです。ferretOneは1,000社を超える導入実績があり、リード獲得〜ナーチャリングの一連の流れを設計する運用サポートも行っています。

ferretOneの大きな特徴は、BtoBマーケティングに強い機能が備わっていることが挙げられます。社内にBtoBマーケティングの知見がなく、施策の立案方法や進め方などがわからなくても、適切なツールやノウハウなどを提供してくれます。

また、ノーコードでWebサイトやLPの作成・更新ができるために、Webデザイナーやエンジニアに依頼する手間は発生しません。

メールマーケ機能、見込み顧客管理、SEO順位チェックツールなど便利なマーケティング機能が充実しているので、BtoBマーケティングを行いたい企業におすすめのツールです。

料金の詳細は、問い合わせが必要になるので、検討している企業は問い合わせて見ましょう。

料金 初期費用 10万円
月額費用 10万円〜
※問い合わせ要
無料トライアルの有無 問い合わせ要
テンプレートの種類 公表なし
サポート体制 テクニカルサポートなど
機能 メール配信・見込み顧客管理・アクセス解析、予約機能、決済機能、レスポンシブ対応など

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Strikingly|Strikingly Inc.

Strikinglyの特徴

  • おしゃれで使いやすいテンプレートが豊富
  • 動画の埋め込み機能が便利
  • 機能が充実している

Strikinglyは、アメリカのStrikingly Inc.が運用しているLP作成ツールです。Strikinglyはスタートアップ企業の経営者や起業家、クリエイターの方に支持されています。

Strikinglyの大きな特徴は、自社の業種・業態にあったおしゃれで使いやすいテンプレートが豊富なことです。また、インターフェースも好評で直感的操作で視覚的に分かりやすいことも人気の要因となっているといえるでしょう。

他にはアクセス解析機能、ECサイト、問い合わせフォームなどのさまざまな機能も充実しています。

さらにヘッダー部分に画面いっぱいの動画を埋め込むことが可能です。ヘッダー部分に大きな画像を埋め込むことでユーザーに大きなインパクトを与えることができるかもしれません。

海外のサイトに抵抗が無い方にはおすすめのツールです。

料金 LIMITED:8ドル/月
PRO:16ドル/月
VIP:49ドル/月
※年額プランの場合
無料トライアルの有無 有(14日間)
テンプレートの種類 1,000以上
サポート体制 メール、チャット ※日本語サポートなし
機能 背景動画、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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フォームメーラー|株式会社フューチャースピリッツ

フォームメーラーの特徴

  • 最短30分でフォーム作成からページ公開までを完了できる
  • データを外部サービスと連携
  • スマホでもフォーム編集が可能

フォームメーラーは、株式会社フューチャースピリッツが運営するLP作成ツールです。登録数40万アカウント以上の実績があり、個人事業主から大企業や官公庁など幅広い企業に利用されています。

フォームメーラーの大きな特徴は、HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップ操作で直感的にフォームを作成できることです。フォーム作成からページ公開まで最短30分で完了できるので、業務効率化につながります。

また、データをSlackやLTV-Salon、メールワイズなどの外部サイトにも連携可能です。さらにGoogle Analyticsを連携してページのアクセス解析も可能なので、運用の改善にも役立ちます。

無料プランもありますが、LPを作成するには有料プランの契約が必要になるので注意しましょう。

料金 Pro:1,375円/月
Business:約2,063円/月
※別途オプション料金あり
無料トライアルの有無 有(14日間)
テンプレートの種類 公表なし
サポート体制 メール
機能 タグ埋め込み、メルマガ配信、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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HubSpotCMSHub|HubSpot, Inc

HubSpotCMSHubの特徴

  • CMS Hub、Service Hub、Sales HubなどHubSpot間で連携して使うことができる
  • SEO対策ができる
  • 日本語のサポートが受けられる

HubSpotCMSHubは、アメリカのHubSpot Incが運営しているLP作成ツールです。HubSpotは、世界中で多くの企業や組織に利用されており、日本でもNTTデータやMoney Forwardなどの有名企業から中小企業まで多くの企業に導入実績があります。

HubSpotCMSHubの大きな特徴は、CMS Hub、Service Hub、Sales HubなどHubSpot間で連携できることでしょう。連携することでマーケティング機能を網羅できる他に、新規顧客の情報収集からアプローチまでできるといったメリットがあります。

また、SEO対策も容易に可能です。HubSpotCMSHubにはSEO推奨(アドバイス)という機能が搭載されていて、Webサイトのページごとに改善につながるヒントを提案してくれるので、検索上位に期待できるでしょう。

HubSpot Incはアメリカに本社のほかに、日本支社もあるために日本語でサポートが受けられます。初めての方でも安心して利用できるのでおすすめです。

料金 Starter:2,700円/月
Professional:43,200円/月
Enterprise:144,000円/月
無料トライアルの有無 あり(14日間)
テンプレートの種類 公表なし
サポート体制 電話、メール、チャットなど
機能 フォーム設置、メルマガ配信、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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CVX|株式会社ポストスケイプ

CVXの特徴

  • デザインテンプレートが約200種類を標準搭載
  • ノーコードで作成できて、レスポンシブにも対応
  • 制作から公開後の運用まで機能充実

CVXは、株式会社ポストスケイプが運営するLP作成ツールです。ドラッグ&ドロップ操作で穴埋めに近い感覚でLPを作成できることで、多くの企業に導入されています。

CVXの大きな特徴は、デザインテンプレートが約200種類を標準搭載されており、自社の業種・業態にあったデザインをかんたんに作成できることです。

また、制作から公開後の運用まで機能が充実しています。例えばCVXのA/Bテスト機能を活用することで、直編集やタグ設置をプログラマーに依頼する必要がありません。ストレスなく効率的にPDCAを回すことができるでしょう。

CVXは有料プランのみですが、14日間の無料トライアルがあります。気になる方はトライアルで使いやすさを確認してみるとよいでしょう。

料金 STARTER:10,000円/月
ECONOMY:25,000円/月
BUSINESS:40,000円/月
ENTERPRISE:要相談
無料トライアルの有無 有(14日間)
テンプレートの種類 約200種類
サポート体制 電話、メール、オンラインビデオ、対面など
機能 ABテスト、ヒートマップ機能、アクセス解析、予約機能、決済機能など

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LPを制作するときの4つのポイント・注意点

LPを制作するときの4つのポイント・注意点は下記のとおりです。

  • 競合サイトをリサーチする
  • UI/UXにこだわる
  • PDCAを意識する
  • LP制作のプロにアドバイスを受ける

さらに詳しくLPを制作するときのポイント・注意点を知りたい方は、下記の「LPOとは?実施の流れから具体的な施策まで徹底解説」の記事を参考にしてください。

LPOとは?実施の流れから具体的な施策まで徹底解説

競合サイトをリサーチする

LPを制作する上で、競合サイトをリサーチすることは非常に重要です。なぜなら、競合サイトをリサーチすることで、自社のLPの特徴や優位性を見出すことができるからです。

競合サイトのLPの構成やデザイン、コンテンツ、コール・トゥ・アクション(CTA)などを調査し、自社のLPと比較することで差別化を図ることができます。また、競合サイトがどのようなキーワードで上位表示されているのかを調べることで、自社のLPのSEO対策にもつながるでしょう。

さらに、競合サイトがどのようなターゲット層を意識しているのかを把握し、自社のLPのターゲット層に対するアピールポイントを見つけることもできます。競合サイトをリサーチすることで、自社のLPをより効果的に制作するためのヒントを得ることができるかもしれません。

UI/UXにこだわる

LPを制作する際、ユーザーのコンバージョンに繋がるためには、使いやすく、分かりやすいUI/UXにこだわったデザインが必要です。

UI/UXとは、ユーザーがページを見た際の直感的な感覚を形成し、コンテンツを見やすく、理解しやすくするための設計のこと。

ユーザーがページを閲覧する際のストレスを減らし、良いユーザーエクスペリエンスを提供することで、顧客の満足度を高め、リピート率を上げることが期待できるでしょう。例えば、フォントやカラースキーム、画像の配置など、細かいデザインの変更が、ユーザーに心理的な影響を与え、コンバージョンに影響を与えることがあります。

ユーザーの意図を汲み取り、使いやすく、魅力的なLPを制作することを意識しましょう。

PDCAを意識する

LP制作においても、PDCAサイクルを回すことで、改善点を見つけて改善を重ねることが大切です。

PDCAとは、「Plan(計画)- Do(実行)- Check(評価)- Action(改善)」の頭文字をとったもので、継続的な改善を目指すためのサイクルのこと。

まずは、計画段階でユーザーがどのような情報を求めているか、どのような行動を期待しているかを考え、LPの目的や訴求ポイントを明確にします。次に、実際に制作を行い、ユーザーにとってわかりやすく使いやすいUI/UXを意識したデザインにすることが重要です。

実行後にはかならず評価を行い、Googleアナリティクスなどを用いてLPの訪問数やコンバージョン率などのデータを分析し、改善点を洗い出します。最後に、改善を実行し、再度PDCAサイクルを回すことで、LPの改善を継続的に行います。

PDCAを意識することで、ユーザーにとってより使いやすいLPを作り上げることができるでしょう。

LP制作のプロにアドバイスを受ける

LP制作が難しくて困難な場合は、LP制作のプロにアドバイスを受けることを検討してみましょう。

LP制作のプロにはデザイン、コンテンツ、マーケティング戦略などの幅広い知識と経験があり、それらを活かしてLPを最適化することができます。また、自社で見落としているポイントや改善点を指摘してくれるため、より効果的なLP制作ができるでしょう。

ただし、LP制作のプロに依頼する際には、信頼できる人物であるか、自社のニーズに合った知識や経験を持っているか、費用対効果が見合っているかをしっかりと見極める必要があります。

LP制作のプロのアドバイスを受けることで、ユーザーにとってわかりやすく、使いやすいLPを制作することができ、結果的にコンバージョン率の向上につながるかもしれません。

まとめ|LP制作ツールを活用して効率よくWeb集客をしよう

今回は、LP制作ツールについて解説しました。

本記事のまとめ

  • LP制作ツールとは、ランディングページ(LP)を簡単に作成するためのツールのこと
  • LPの目的は、特定の商品やサービスを効果的に紹介し、ユーザーに購入や問い合わせなどのアクションを促すこと
  • LP制作ツールを活用するメリットは、制作や運用のコストが抑えられ、自社で素早く情報更新の対応ができること
  • LP制作ツールを活用するデメリットは、デザインや機能が限定的で制作ツールの提供が終了するおそれがあること
  • 専門的な知識は不要だが、成果につなげることが難しい場合がある
  • LP制作ツールを選ぶ際は、操作性、デザイン性、機能性、サポート体制を重視する
  • LPを制作するときのポイントは、競合サイトをリサーチし、UI/UXやPDCAを意識すること
  • 制作や運用が難しいようであれば、LP制作のプロにアドバイスを受けることを検討すると良い

この機会に、LP制作ツールを導入して効率的にWeb集客をしてみましょう。