2024年最新|Web接客ツールのおすすめ7選と選び方を解説

2023年最新|Web接客ツールのおすすめ7選と選び方を解説

Webサイトでの商品・サービスの購入が一般化した現在において、購買やお問い合わせをサポートするWeb接客ツールの重要性は高まっています

しかし、多くのWeb接客ツールがリリースされているため、どのツールを選べばよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、Web接客ツールのおすすめ7選をご紹介します。ツールの選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Web接客ツールとは?

Web接客ツールとは、Webサイト上での接客をサポートするツールです。

Webサイトにアクセスしたユーザーに対し、実店舗にいる接客スタッフのようにアプローチや対応をしてくれます。具体的には、すぐに使えるクーポンの提示やおすすめ商品のピックアップ、チャットでのサポートなどが挙げられます。

Web接客ツールを導入することで、商品の購買率やユーザー満足度の向上などの効果を得られるでしょう。

Web接客ツールには2種類ある

Web接客ツールには、大きく分けて以下の2種類があります。

  1. チャット型
  2. ポップアップ型

中には両方の機能を搭載したハイブリッド型もありますが、それぞれについて詳しく紹介していきましょう。

チャット型

チャット型のWeb接客ツールとは、ホームページ内でチャット対応ができるツールのこと。主にサイトの右下に表示されますが、ユーザーからの質問にチャット形式でボットが自動応答したり、オペレーターと会話することができたりします。

リアルタイムでのやりとりができるため、カスタマーサポートとして利用されることが多いです。

顧客がページを遷移することなくその場で操作して課題を解決できるので、顧客満足度の向上につながるでしょう。

ポップアップ型

ポップアップ型のWeb接客ツールとは、顧客の画面上におすすめの商品やクーポンなどをポップアップ形式で表示するツールのこと。

例えば、ユーザーがサイト内に一定時間滞在したときにクーポン情報が表示されたり、ページの離脱前に資料請求のポップアップが出現したりと、柔軟に活用できます。

主に商品やサービスの成約率を高めるために、導線の一つとして活用されるケースが多いです。

Web接客ツールを導入するメリットは?

続いて、Web接客ツールを導入する5つのメリットを紹介していきます。

  1. 成約率アップにつながる
  2. リピート顧客の増加が期待できる
  3. 顧客ニーズに合った提案ができる
  4. 営業業務の効率化が図れる
  5. 今後のマーケティング施策に活かせる

成約率アップにつながる

まずWeb接客ツールの導入により、成約率アップにつながります。

Web接客ツールのチャットを活用したオンライン接客やポップアップ形式での訴求により、成約率や購入前の相談率向上を実現できます

事実として、チャット型ツールの「チャネルトーク」を導入したKURANDは、オンライン接客により購入前の相談件数が約600%アップしたとPR TIMESで発表しています。

このように、実際の事例からもWeb接客ツールは成約率向上につながるとわかるでしょう。

リピート顧客の増加が期待できる

Web接客ツールは一度きりの購入だけでなく、購入後の事細かな接客によりリピート顧客の獲得にも有効です。

例えば、クーポン配布やお気に入り登録機能、試着機能など、良質な体験をもたらすことでユーザーに感動を与えられます。

ユーザビリティの高いWebサイトへと改良できれば「2回目も購入したいな」と感じてもらいやすく、継続的な購入につながるでしょう

顧客ニーズに合った提案ができる

また顧客データや購入履歴などの情報をもとに、顧客ニーズに沿った情報提供ができます。

例えば購入履歴からAの商品が人気だとわかった場合、クーポンを発行してポップアップで表示させると、ユーザーの目を惹き購入の可能性を高められるでしょう。

アクセス情報や行動パターンの分析から、オンラインでの接客を改良できるのもメリットの一つです。

営業業務の効率化が図れる

チャット型のWeb接客ツールでは、自動応答にも対応しているケースが多くあります。

こうした自動応答機能を利用すれば顧客の質問対応は自動化できるため、対応にかかる手間を削減でき、営業業務の効率化が図れます。

営業業務の効率化ができれば、他業務に割くリソースも増えるため、企業内全体での業務効率化にもつながるでしょう。

今後のマーケティング施策に活かせる

Web接客ツールでは、ユーザーのアクセスや行動履歴、離脱ポイントなどの顧客データを収集できます。

性別や年齢、職業などのユーザー属性や商品購入、問い合わせの履歴などから、顧客の行動を分析することで、的確なマーケティング施策が打てるようになるでしょう。

このように、Web接客ツールを利用することで今後のマーケティング施策に活かすことが可能です。

Web接客ツールを選ぶ際の判断基準は?

Web接客ツールを選ぶにあたり、以下4つの判断基準を踏まえて選択しましょう。

  1. 目的に合った機能が搭載されているか
  2. 導入費用が適切か
  3. サポート体制が充実しているか
  4. ツールの使いやすさ

目的に合った機能が搭載されているか

まずWeb接客ツールに課題解決に繋がる機能があるかをチェックしてください。

営業の効率化を図るならチャットボットによるお問い合わせ機能は必要ですし、成約率を高めるならポップアップ表示できる機能も導入すべきでしょう。

また、Web接客の改善には効果検証も欠かせません。ABテスト機能をはじめとする分析機能の充実度もチェックすべきでしょう。

このように、目的に合った機能が搭載されているのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

導入費用が適切か

Web接客ツールの導入にあたり、コストも重要なポイントです。

いくら高機能であっても、コストが割高では導入に踏み切ることが難しいことも。費用も加味したうえで検討する必要があります。

ツールの中には、月額や年間契約、買い切りのものもあれば、複数プランが提供されており、フリープランのように無料で利用可能なツールもあるでしょう。

費用面もチェックして、高い費用対効果が見込めるツールを選択してください。

サポート体制が充実しているか

サポート体制の充実度も大きな判断材料です。

特にWeb接客ツールを初めて導入する場合は、使いこなせるか不安を抱くこともあるでしょう。その際は導入や運用サポートが充実しているツールであれば、安心して利用できます。

中でもコンサルティングやチャット、Zoomサポートなどの支援体制が整っていると、スムーズに導入できるでしょう。

ツールの使いやすさ

また、ツール自体の使いやすさも確認すべきポイントです。

せっかく機能が揃っていても、使いこなせなければ社内にうまく浸透させられません。効果的な利用ができず、導入を後悔してしまうこともあるでしょう。そのため、担当者が使いやすいツールであるかを事前に確認しておきましょう。

無料トライアルのあるツールであれば、ノーリスクでお試し利用ができるため、じっくりとシミュレーションしたうえで決断できるので安心です。

おすすめのWeb接客ツール7選

それでは、おすすめのWeb接客ツール7選を紹介していきます。

  1. KARTE
  2. Flipdesk
  3. Zendesk chat
  4. BOTCHAN Payment
  5. Sprocket
  6. Repro
  7. CODE Marketing Cloud

KARTE

項目 内容
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社プレイド
公式サイト https://karte.io/

KARTEは、無料で利用できるチャット型のWeb接客ツールです。

導入がとても簡単で自動応答やテンプレートの用意もあるため、手軽に利用できます。

また接客ツールだけでなく、サイト管理やアプリマーケティングなどの多くの機能を利用できるため、より効果的に活用できるでしょう。

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Flipdesk

項目 内容
初期費用 ライトプラン:0円
スタンダードプラン:50,000円
月額費用 ライトプラン:8,800円(税込)
スタンダードプラン:55,000円(税込)
運営会社 株式会社フリップデスク
公式サイト https://flipdesk.jp/

Flipdeskは、ポップアップ型の接客ツールとチャットボット、データプラットフォームが1つになったツールです。

ポップアップ型とチャット型の両方を取り入れているため、高い効果を得られるでしょう。

蓄積したデータを元に一人一人の顧客に対して適切なアプローチが取れるため、訴求効果が高まります。

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Zendesk chat

項目 内容
初期費用 0円
月額費用 Suite Team:$49〜
Suite Growth:$79〜
Suite Professional:$99〜
Suite Enterprise:$150〜
運営会社 株式会社Zendesk
公式サイト https://www.zendesk.co.jp/

Zendesk chatは、カスタマーサービスを包括的に管理・運用できるツールです。

チャット型のWeb接客ツールでは自動応答が利用できるため、営業業務の効率化が図れます。

1つのワークスペースで様々な機能への対応ができるため、管理がしやすい点も特徴の1つです。

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BOTCHAN Payment

項目 内容
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社wevnal
公式サイト https://botchan.chat/product/payment

BOTCHAN Paymentは、ECサイトでの決済をチャットでサポートするツールです。

チャット形式での一問一答であるため入力の手間を感じづらく、顧客のストレスを軽減することができます。

決済フォームの利用ができず離脱してしまう可能性を減らせるため、成約率のアップに大きく寄与するでしょう。

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Sprocket

項目 内容
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社Sprocket
公式サイト https://www.sprocket.bz/

Sprocketは、ポップアップ型のWeb接客ツールであり、顧客の行動に基づいたプラットフォームを提供しています。

プラットフォームの提供のみならず、運用代行を含めたコンサルティングも提供しているため、プロの意見に基づいた接客が可能です。

300社以上の豊富な実績を持つため、安心して利用できるでしょう。

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Repro

項目 内容
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 Repro株式会社
公式サイト https://repro.io/

Reproは、Web接客ツールと運用支援が一体化したサービスであり、世界66カ国で7,300以上のサービスで利用されています。

Webサイトのみならずアプリ内でのコンバージョン改善にも対応しています。

洋服の青山やスシローなどの大手企業でも導入実績があるなど、豊富な実績も魅力の1つです。

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CODE Marketing Cloud

項目 内容
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
運営会社 株式会社エフ・コード
公式サイト https://codemarketing.cloud/

CODE Marketing Cloudは、簡単に利用できる点が特徴のWeb接客ツールです。

タグを設置するだけで利用でき、専門知識も不要であるため、やりたいことが決まっていればスムーズに運用できます。

もちろん、簡単に利用できるだけでなく、精度の高い分析により適切なアプローチが取れるため、成果も上がりやすいでしょう。

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まとめ

Web接客ツールの活用により、Webサイトへアクセスしたユーザーへのアプローチを最適化でき、購入率や顧客満足度の向上につながります

しかしそれは、適切なWeb接客ツールを導入できてこそです。自社に合わないツールでは、業務や売上の改善に結びつきません。

本記事で紹介したおすすめツールや選び方のコツを参考に、ぜひWeb接客ツールを導入してみてください。