EFOツールとは?導入するメリットやおすすめEFOツール5選を比較!

ホームページからのお問い合わせを獲得するために、導線として入力フォームは必要不可欠です。

ただし、顧客にとって使いやすいフォームでなければ、設置していても成果は期待できません。

そんな入力フォームの改善に役立つのがEFOツールです。

本記事ではEFOツールの概要から導入するメリットや選び方、おすすめのEFOツールまで徹底解説していきます。

EFOツールとは?

そもそもEFOとは、Entry Form Optimizationの略称で入力フォーム最適化のこと。つまりEFOツールは、入力フォームのユーザビリティを改善できるツールです。

入力フォームは、成約に直結する重要な導線部分であり、入力に手間やストレスを感じられると購入や登録を断念されかねません

そこでEFOツールは入力フォームを顧客が使いやすい設計にし、成約率の向上や離脱率の低下につなげるために活用されます。

なお、EFOについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。

EFOとは?実施のメリットから具体的な改善ポイントまで

EFOツールに搭載されている主な機能

EFOツールには、主に以下の4つの機能が搭載されています。

  1. 入力支援機能
  2. データ分析機能
  3. レポート機能
  4. 運用サポート

それぞれの機能について、見ていきましょう。

入力支援機能

入力支援機能とは、ある項目を入力したらその後の項目も自動入力される機能のこと。例えば、郵便番号を入力すると都道府県や市区町村まで自動で入力されるシステムを指します。

入力支援機能によって、ユーザーが入力する項目を減らし、負担軽減につながります

なお住所欄に限らず、メールアドレスの予測変換や入力成功サインなど必要に応じた機能もあるため、ユーザーに不便を感じさせないための工夫が施せるでしょう。

データ分析機能

データ分析機能とは、ユーザーの訪問数や離脱率など、Webマーケティングで必要な情報を測定・分析する機能です。

フォーム改善には分析業務は欠かせません。例えば、同じ顧客の離脱でも「未入力での離脱」と「入力完了したあとの離脱」では改善すべきポイントが異なります。

このようなデータを自身で収集し分析するのは手間がかかりますが、EFOツールなら円グラフや棒グラフで分かりやすく自動で可視化してくれます。

レポート機能

レポート機能とは、データ分析機能で分析した情報をレポート形式に出力できる機能です。

分析結果のレポート作成も手間がかかりますが、EFOツールの導入により自動出力してくれるので工数はかかりません。

項目の入力や選択などの直感的な操作で円グラフや棒グラフ、表を活用した分かりやすいレポートの作成が可能です。

レポート出力により、データ分析や社内の共有などをより手軽に行うことができるでしょう。

運用サポート

またEFOツールは、運用サポート機能も充実しています。

特にEFOツールを初めて利用する企業の担当者は、使い方をマスターするところから始めなければなりません。そんなときに便利なのが、ツールの活用方法から効果的な改善方法までレクチャーしてくれるサービスです。サポートがあるかないかで安心度合いは大きく異なるでしょう。

具体的なサポート内容は各EFOツールごとに異なるため、導入前に確認しておいてください。

EFOツールを導入するメリットは?

インフィード広告のメリット

EFOツールを導入するメリットには、以下の4つがあります。

  1. コンバージョン率アップが図れる
  2. 離脱率の低下につながる
  3. 効果測定がしやすくなる
  4. 専門的な技術は必要ない

それぞれのメリットを確認していきましょう。

コンバージョン率アップが図れる

EFOツールを導入する最大のメリットは、コンバージョン率アップが図れること。

フォームの入力に煩わしさを感じたりエラー回数が多かったりと、使いづらいと離脱につながりかねません。

EFOツールを導入することで、自動入力機能やエラーのリアルアラート機能などにより、入力の不便さを解消できます。それにより顧客がストレスフリーで入力作業を進められるので、コンバージョン率アップにつながります。

お問い合わせ件数の増加や売上アップといった、具体的な数字にも結果として表れるでしょう。

離脱率の低下につながる

入力の手間を削減することで、離脱率の低下にもつながります

例えば、入力欄に名前の候補を表示したり、郵便番号のみの入力で住所の大部分を記載したりする機能が多く採用されています。

このような入力支援機能や自動入力機能がついていないだけで不便に感じてしまい、場合によっては離脱に繋がることもあります。

可能な限りユーザーが感じる負担を減らし、快適に入力できる環境を整えることで離脱率の低下に大きく寄与するでしょう。

効果測定がしやすくなる

EFOツールでは、ただ入力しやすくするだけでなく、入力フォームの仕様を変更する前と後で起こった変化などの分析も可能です。

またどこで離脱しているかを把握できるため、改善案が見つかりやすくなります。

EFOツールを使用しなければ、専用のソフトをインストールして、自身で分析や測定をしなければいけません。そのためEFOツールを導入すれば、手間は格段に減らせるでしょう。

専門的な技術は必要ない

EFOツールは、誰でも使いやすい設計が施されているので専門的な知識は必要ありません

必要項目の入力やドラッグ&ドロップでの項目追加など、直感的な操作で扱えるうえにスマートフォンに対応したツールもあり、社内全体で手軽に使用できます。

また不明点があれば、ツール提供会社の担当者による説明やフォローといった手厚いサポートが受けられる場合が多く、すぐに課題を解決できるでしょう。

EFOツールの選び方は?

EFOツールを選ぶ際には以下の3点がポイントとなります。

  1. 機能面の比較
  2. サポート体制の比較
  3. 費用対効果の試算

それぞれのポイントについて、確認していきましょう。

機能面の比較

まず、EFOツールに搭載されている機能に注目しましょう。

例えば入力支援機能といっても、自動入力や入力候補の自動表示機能はもちろん、エラーのアラート機能や入力成功サイン表示など多岐にわたります。

こうした細かな機能の有無はサービスによって異なり、全てのツールに共通して導入されているとは限りません。

データ分析機能においてもページ別やデバイス別、用途別と解析可能な項目の数が異なる場合があるため、必要な機能があるツールを取り入れましょう

サポート体制の比較

サポート体制の比較も大切です。

サポートの一例としては、導入支援や操作方法のレクチャー、24時間受付の問い合わせ対応などがありますが、どこまでサポートしてくれるのかはEFOツールによって異なります。

特に、EFOツールを使ったことのない方はサポート体制が充実したツールを選ぶことで、安心して利用できるでしょう。

費用対効果の試算

一般的に、EFOツールの機能が多岐に渡るほど費用は高くなります。

しかし、単純な機能をメインに使う場合は、多くの機能があっても機能を持て余してしまう可能性があり、費用に見合った利用ができません。

そのため、どの機能を使うのかを把握し、費用とのバランスをよく検討したうえでどのツールを使うのかを選択することをおすすめします。

おすすめのEFOツール10選を比較!

最後に、おすすめのEFOツールを10社を紹介します。

  1. EFO CUBE
  2. Gyro-n EFO
  3. BOTCHAN EFO Premium
  4. スマートUPフォーム
  5. EFOcats
  6. formrun
  7. GORILLA EFO
  8. SiTest
  9. FormAssist
  10. Formy

それぞれの配信システムの特徴を見ていきましょう。

EFO CUBE

項目 内容
初期費用 0円
月額費用 50,000円/月 (5フォーム)
運営会社 株式会社エフ・コード
公式サイト https://www.efo-cube.info/

EFO CUBEは、入力支援機能の数が多いEFOツールで、2020年7月時点では日本トップの26種類を搭載しています。

自動で分析されレポートにて出力されるため、分析に手間がかからず、改善策をすぐに考えることが可能です。

また、スタッフからの改善策の提案など丁寧なサポートを受けられるので、初めて利用される方におすすめのEFOツールです。

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Gyro-n EFO

項目 内容
初期費用 0円〜
月額費用 15,000円(税別)〜
運営会社 株式会社ユニヴァ・ジャイロン
公式サイト https://www.gyro-n.com/efo/

Gyro-n EFOは、コンバージョン率の向上が期待できるEFOツールです。

要望に合わせておまかせで設定をしてくれる点や専門スタッフによるA/Bテストの提案をしてくれる点など、サポートが充実しています。

その結果、導入フォーム数は6,000以上と多くの企業から利用されています。

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BOTCHAN EFO Premium

 

項目 内容
初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
運営会社 株式会社wevnal
公式サイト https://botchan.chat/

BOTCHAN EFO Premiumは、チャット形式での入力フォームが特徴的です。

独自のノウハウに基づいたシナリオライティングをもとに作成されているため、高い効果が期待できます。

多数の入力支援機能も搭載しているため、離脱率の低下にも大きく寄与できるでしょう。

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スマートUPフォーム

項目 内容
初期費用 600,000円〜
月額費用 0円
運営会社 Vogaro株式会社・株式会社サイバーエージェント
公式サイト https://suf.jp/

スマートUPフォームは、スマートフォンに特化したEFOツールです。

平均3日程度と短期間での導入が可能であるため、すぐに利用することができます。

また、初期導入費用以外は無料となっており、ランニングコストがかからない点も魅力の1つです。

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EFOcats

項目 内容
初期費用 300,000円(税別)〜
月額費用 30,000円(税別)〜
運営会社 株式会社エフカフェ
公式サイト https://www.fcafe.com/efocats/

EFOcatsもスマートフォンに強いEFOツールです。

ステップ型のフォームであり、入力したらすぐに誤りを表示してくれるなど、入力支援機能が充実しています。

タグを設置するだけで、フォームが表示できるようになる手軽さも魅力の1つです。

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formrun

項目 内容
初期費用 無料トライアルあり
月額費用 3,880円(税抜)〜
運営会社 株式会社ベーシック
公式サイト https://form.run/home

formrunは、作成の容易さや業務の効率化に重点を置いたEFOツールです。

40種類以上のテンプレートから作成できるため、入力フォームの作成にかかる時間が従来より90%削減できます。

また、顧客管理やメール対応も一元化して行うことができるため、業務を効率化でき、従業員の生産性向上にもつながるでしょう。

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GORILLA EFO

項目 内容
初期費用 30,000円
月額費用 9,800円
運営会社 株式会社エフ・コード
公式サイト https://gorilla-efo.com/

GOLIRA EFOは、業界最安値の水準である月額9,800円で利用できるEFOツールです。

多彩な入力支援機能が搭載されており、1つのタグを導入するだけの簡単な操作で、売上を2倍以上にした事例もあります。

分析機能も利用できるため、効果的な入力フォームの作成がしやすくなるでしょう。

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SiTest

項目 内容
初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
運営会社 株式会社グラッドキューブ
公式サイト https://sitest.jp/

SiTestは、EFOのみならずヒートマップやA/Bテスト機能など、多様なツールを搭載したEFOツールです。

主にLP(ランディングページ)に対する効果測定から分析、改善までがワンストップでできるため、効率的な改善につながります。

アジアでの導入が70万サイトを突破するなど、多くの方に利用されているツールであり、LPの改善も必要な方は検討してみると良いでしょう。

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FormAssist

項目 内容
初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
運営会社 株式会社ショーケース
公式サイト https://efo.showcase-tv.com/formassist/

FormAssistは、導入実績が5,000社を超える人気のEFOツールです。

40種類以上の入力支援機能が搭載されているほか「WACA認定上級ウェブ解析士資格」を保有している専任の担当者が分析・サポートをしてくれます。

導入も大部分を担当者が代行してくれるため、EFOツールを使ったことのない方でも安心して利用できます。

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Formy

項目 内容
初期費用 無料
月額費用 6,600円(税込)
運営会社 株式会社リーピー
公式サイト https://formy.jp/

Formyは、簡単にEFO対策ができるように設計されたEFOツールです。

入力フォームは必要な項目を選択するだけとなっているため、簡単に作ることができます。

自動でデータを収集してわかりやすく表示してくれるので、分析も簡単に行うことが可能です。

簡単に操作できることが魅力的なEFOツールであるため、EFOに慣れていない方でも十分に使いこなせるでしょう。

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まとめ

EFOツールは、ホームページにおける重要な導線となる入力フォームの改善に役立ちます。ツールを導入して的確な分析と改善ができれば、コンバージョン率アップ、離脱率の低下につながるでしょう。

EFOツールの中には、機能面やサポート体制が異なる場合があるため、とりあえず導入するのではなく、しっかりと比較検討したうえで選択してください。