経営者マッチングサービスのおすすめ13選！メリットや活用術を詳しく解説

営業活動において成約率を上げるには、決裁権を持つ経営者へのアプローチが重要となります。

経営者と接点を持つには、知り合いからの紹介や交流会への参加といった方法もありますが、必ずしも経営者につながるとは限りません。

効率よく経営者とつながりたいなら、経営者マッチングサービスを利用するといいでしょう。

とはいえ、経営者マッチングサービスにも種類があるため、選び方や活用ポイントをおさえておく必要があります。

そこで本記事では、経営者マッチングサービスのおすすめ13選を紹介します。メリットや活用術についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

経営者マッチングサービスとは ？

経営者マッチングサービスとは、自社商材を売りたい経営者と、課題解決に役立つ商材を求める経営者同士をつなぐサービスのことです。

経営者同士が接点を持てるため、ニーズがマッチすれば商談までスムーズに進むという特徴があります。

経営者マッチングサービスは、以下のような目的でも活用されています。

• 決裁者へのアプローチ
• ビジネスパートナーの発掘
• 専門家のコンサルティング
• 販路拡大やアウトソーシングの開拓

このようにさまざまな目的に対応している他にも、オンラインで完結する手軽さも特徴です。

経営者マッチングサービスを利用する5つのメリット

それでは、経営者マッチングサービスを利用するメリットを5つ紹介します。

1. 営業活動の労力を削減できる
2. 普段は接点のない経営者と出会える
3. 確度の高いアポイントを獲得できる
4. 経営者目線でのフィードバックをもらえる
5. リソースを節約できる

営業活動の労力を削減できる

営業活動の労力を軽減できるのは、組織にとって大きなメリットです。

通常の営業活動であれば、担当者が時間と労力をかけて、決裁権を持つ経営者とのアポイントを獲得します。

経営者マッチングサービスは、経営者同士をマッチングするので、営業活動の労力を削減できます。

ニーズがマッチすれば、意思決定までのプロセスもスムーズに進むため、営業コストや人件費の削減にもつながるのもメリットです。

普段は接点のない経営者と出会える

知り合いから経営者を紹介してもらうには人脈が必要ですが、経営者マッチングサービスなら人脈は必要ありません。

さらに、普段は接点のない経営者と出会えるのもメリットです。

異業種や他地域の経営者と出会える可能性も広がるので、事業を拡大できるチャンスも広がるでしょう。

確度の高いアポイントを獲得できる

そして、確度の高いアポイントを獲得できるのもメリットです。

そもそも、経営者マッチングサービスに登録するのは、成長意欲や行動力が高い経営者と考えられます。

ニーズがマッチすれば、課題解決に向けて最適な提案ができるため、確度の高いアポイントを獲得できるでしょう。

経営者目線でのフィードバックをもらえる

経営者マッチングサービスによっては、フィードバック機能を活用できる場合があります。

経営者目線でのフィードバックは、自社の課題を客観的に把握できるのもメリットです。

自身では気付かない課題を把握できれば、最適な解決策を立案できます。

また、フィードバックに基づき課題を解決していけば、社内ノウハウが蓄積されるので、組織力の強化にも役立つでしょう。

リソースを節約できる

通常の営業活動では、アポイント獲得までに多くのリソースを消費します。商談からアポイント獲得までスムーズに進んでも、複数回は顧客先を訪問しなければなりません。

経営者マッチングサービスは、マッチングからアポイントまでオンラインで完結するので、リソースを最適化できます。

アポイント獲得まで顧客先に出向く必要がないため、リソースの最適化により業務効率や生産性の向上にもつながります。

経営者マッチングサービスのおすすめ13選

それでは、経営者マッチングサービスのおすすめ13選を紹介します。

1. AKEY会｜株式会社AEY
2. チラCEO｜株式会社オンリーストーリー
3. Bowers｜株式会社ポロック
4. Linker｜株式会社ディーノシステム
5. LeadPool｜株式会社Mer
6. CXOバンク｜CXOバンク株式会社
7. 顧問バンク｜株式会社顧問バンク
8. COLABO｜株式会社キーパーソンマーケティング
9. BizOn｜WizBiz株式会社
10. MATCHING.CEO｜株式会社 C.D.UNITED
11. GMOコネクト｜GMOコネクト株式会社
12. アポレル｜株式会社アライアンスクラウド
13. COBコネクト｜株式会社セールスコムズ

AKEY会｜株式会社AEY

AKEY会は、毎月40回もの交流会を開く経営者限定コミュニティです。

上場企業経営者が多く参加しており、朝・昼・夜の高頻度で経営者会を開催し続けているのも特徴です。

新規と出会える独自の仕組みや、唯一無二のキャンペーンなども開催しており、有名社長との出会いや会員同士の受発注なども日々生まれています。

月額2万円で参加し放題ですが、万が一入金以上の受注が得られなかった場合は、運営会社が残額分を発注するので安心です。

エーキー会の詳細はこちら

チラCEO｜株式会社オンリーストーリー

チラCEOは、国内最大級を謳う決済者マッチングプラットフォームです。

7,000人以上が登録しており、各社平均で月間6～10件の商談が実施されているのも特徴です。

プラットフォームの利用には審査がありますが、「社員数10名以上の法人決済者」であれば申し込めます。

Bowers｜株式会社ポロック

Bowersは、経営者限定のマッチングプラットフォームです。

2,500社が登録しており、ITやコンサルなど幅広い業種に対応しています。

利用には月額費用がかかりますが、メンバーは1日5件まで完全無料でマッチング依頼ができるのも特徴です。

さらにメンバー限定のイベントにも参加が可能なため、出会いのチャンスを広げられるでしょう。

Linker｜株式会社ディーノシステム

Linkerは、完全審査制の社長・役員・フリーランス専用のマッチングアプリです。

マッチング数は44,000回を突破しており、経営実績のない企業や経営者以外は登録できないので安心して利用できます。

すべての機能を無料で利用できますが、多くの経営者にマッチング申請したい場合は、破格の有料プランも用意されています。

LeadPool｜株式会社Mer

LeadPoolは、AIによって統合されたデータベースから、経営者を検索・連携できるサービスです。

CRMとの外部連携も可能であり、キーパーソンと直接コンタクトを取れるので、1to1のアプローチもできます。

SNSを介して構築したネットワークを、資産として活用できるのも魅力です。

CXOバンク｜CXOバンク株式会社

CXOバンクは、経営者限定のダイレクトネットワーキングサービスアプリです。

厳選された3名を毎日レコメンドするので、マッチングが成立したらやり取りを開始できます。

24時間で消えるものの、140文字以内ならリリースやPRなどを自由に投稿できます。完全審査制なので、安心して利用できるのも嬉しいポイントです。

顧問バンク｜株式会社顧問バンク

顧問バンクは、スポット起用から長期まで、課題に合わせて自由に選べる顧問マッチングサービスです。

9,000人超の知見や経験、人脈を活用できるので、即戦力になる顧問に出会えます。

プロフィール検索から気になるターゲットが見つかったら、直接アプローチが可能です。

COLABO｜株式会社キーパーソンマーケティング

COLABOは、5,000名以上の経営者が利用するマッチングアプリです。

完全審査制で厳選された経営者を、AIが紹介します。プロフィール以外にも、他者評価や行動履歴を元に判断するので、精度の高いマッチングが期待できるでしょう。

経営者は無料で利用できますが、経営者以外も利用できる有料プランが登場しています。

BizOn｜WizBiz株式会社

BizOnは、完全無料で利用できる、経営者・役員・フリーランス専用のマッチングアプリです。

サービス開始から2年間で、21万組ものマッチングが成立しています。

毎日5人、毎月150人のおすすめ経営者を無料で紹介してもらえるサービスもあります。

MATCHING.CEO｜株式会社 C.D.UNITED

MATCHING.CEOは、経営者マッチングプラットフォームです。

必要事項を入力すれば、後は自動でマッチング率の高い経営者をピックアップしてくれます。

ニーズに合わせた検索も可能であり、メッセージやイベントなどの機能も充実しています。

GMOコネクト｜GMOコネクト株式会社

GMOコネクトは、ビジネスマッチングサービスです。

ビジネスマッチングを目的とした、コネクトミーティング （オンライン交流会）という独自のシステムがあります。

2～3分の交流タイムでは、自社商材のアピールの他にも、新たな課題を発見するきっかけ作りに活用できます。GMOが支援してくれるので、初めてでも安心して利用できるでしょう。

アポレル｜株式会社アライアンスクラウド

アポレルは、完全審査制の決済者アポ獲得支援SaaSです。

イベントでは、各社が与えられた持ち時間内にプレゼンを実施します。決済社へのダイレクトメッセージ機能を活用して、直接コンタクトできるのも特徴です。

思うようにマッチングしない場合は、コンシェルジュからの仲介サポートも受けられます。

COBコネクト｜株式会社セールスコムズ

COBコネクトは、会員制の決済者マッチングサービスです。

これまで全国360万社以上のマッチングをサポートしています。無料からスタートできますが、有料会員になると1日5名までリクエストが可能です。

登録者の9割が決済者なので、マッチングすればスムーズに商談まで進められるでしょう。

経営者マッチングサービスの選び方

では次に、経営者マッチングサービスを選ぶポイントを5つ紹介します。

1. サービスに登録する企業社数で選ぶ
2. 運営実績で選ぶ
3. 利用目的で選ぶ
4. 料金体系で選ぶ
5. サポート体制の充実度で選ぶ

サービスに登録する企業社数で選ぶ

まず、サービスの規模や利用者数を確認してください。

規模が小さく利用者数が少なければ、選択肢が限られるため最適なマッチングは叶いません。

サービスの規模が大きく利用者が多いほど、選択肢が増えるのでマッチング精度も向上します。

運営実績で選ぶ

サービスの規模が大きく利用者数が多くても、実績に乏しければマッチングしない恐れがあります。そもそも運営実績がなければ、人も集まらないでしょう。

また、特定の分野に特化したマッチングサービスもあるので、自社ニーズにマッチしているかも確認したいポイントです。

マッチング実績が豊富で、自社ニーズにもマッチしているなら、安心して利用できるでしょう。

利用目的で選ぶ

経営者マッチングサービスは、サイトやアプリによって傾向が異なるため、利用目的に合わせて選ぶことも大切です。

• 投資家とのマッチング
• BtoBマッチング
• コンサルタントマッチング

このように、特化型のサービスも多くあります。利用目的を明確にしてから選べば、最適なマッチングを実現できるでしょう。

料金体系で選ぶ

決済者マッチングサービスは、料金形態でコストが変わってきます。

• 月額制：毎月一定の費用を支払う
• マッチング課金制：マッチング成立時に費用が発生する

料金形態はサービスによって異なります。自社予算と費用対効果を考慮しながら比較検討してください。

サポート体制の充実度で選ぶ

経営者マッチングサービスには多くのメリットがありますが、マッチングが成立しないケースもあります。

このような場合は、運営元が希望に合う経営者を紹介してくれる、仲介サポートサービスがあると安心です。

また、定期的にセミナーやイベントを開催して、マッチングに役立つ情報を発信しているサービスもあります。

サポート体制が充実していると安心して利用できるでしょう。

経営者マッチングサービスを利用する際の注意点

経営者マッチングサービスを利用する際は、以下に紹介する5つの注意点をおさえておく必要があります。

1. マッチングが確約されているわけではない
2. マッチングしても成果につながるとは限らない
3. 相手のニーズを理解する必要がある
4. 地域でマッチング格差がある
5. 費用対効果の高さを検討する必要がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

マッチングが確約されているわけではない

経営者マッチングサービスは、あくまでもニーズにマッチした経営者同士の出会いを提供する場です。

マッチングが確約されているわけではないため、利用してもマッチングしないケースもあります。

仲介サービスを利用できる場合もありますが、サポートがあっても先方が納得しなければマッチングは成立しないことに留意しましょう。

マッチングしても成果につながるとは限らない

マッチングが成立しても、そこから先のプロセスは自社の営業力に左右されるため、成果につながるとは限りません。

ただし、経営者マッチングサービスを利用すれば、確度の高いアポイントを獲得できる可能性はあります。

成果につなげるためにも、商談に向けた入念な準備や営業力の強化が欠かせません。

相手のニーズを理解する必要がある

相手のニーズを正しく理解することも大切です。

商談まで進んでも、ニーズにマッチした提案ができなければ、成果にはつながらないでしょう。

商談の前に、今一度相手が抱える課題やニーズを深堀りして、正しく理解できるようにしてください。

地域でマッチング格差がある

全国に対応しているマッチングサービスでも、地域でマッチング格差があるのは否めません。

都市部では登録者数が多いものの、地方ではビジネスパーソンが少ないため、登録者数も限定されます。

マッチング率が低いと感じた場合は、地元の交流会やイベントに参加して機会を増やすといいでしょう。

費用対効果の高さを検討する必要がある

無料の経営者マッチングサービスは、コストをおさえられる反面、機能が限定されることに留意しましょう。

有料なら機能やサポート体制も充実してきますが、必要のない機能やサポートが多いと、無駄にコストを消費する恐れがあります。

自社予算や目的にマッチしているかを確認しながら、費用対効果の高いサービスを検討してください。

経営者マッチングサービスを導入する手順5ステップ

では最後に、経営者マッチングサービスを導入する手順として、5つのステップを紹介します。

1. 利用する目的を明確にする
2. マッチングしたい人物像を明確にする
3. 自己紹介の内容を決定する
4. 下準備をする
5. 経営者とコミュニケーションを取る

ステップ1.利用する目的を明確にする

まず、利用する目的を明確にします。目的が不明瞭だと、マッチング精度が下がりミスマッチが起きる恐れがあります。

ビジネスパートナーを探したい
経営者目線での意見交換がしたい
専門分野のコンサルを受けたい

このように、目的を明確にしてからサービスを選べば、適したサービスを選べるので精度の高いマッチングが期待できるでしょう。

ステップ2.マッチングしたい人物像を明確にする

次はマッチングしたい人物像を明確にします。

人物像を明確にするには、ペルソナ設定が役立ちます。人物像を具体化することで、ユーザーニーズを把握しやすくなるのがメリットです。

経営者という役職は決まっているので、後は業種や企業規模、抱えている課題なども設定しておくといいでしょう。

ステップ3.自己紹介の内容を決定する

人物像が明確化されたら、マッチングサービスに登録する際に必要となる自己紹介の内容を決定します。

• プロフィール写真
• これまでの実績
• 自社ノウハウ
• 自社商品やサービスの強み
• 解決できる課題

上記は一例ですが、プロフィールを充実させるほど興味を持ってもらいやすくなります。

なお、実績や自社商品やサービスの強みは、別途ポートフォリオを作成しておくと説得力が増します。

ステップ4.下準備をする

自己紹介の内容を設定できたら、利用するサービスを決めてプロフィールを登録します。

さらに、目的とペルソナにマッチする経営者を検索して、相手のプロフィールを確認する下準備をしましょう。

最初から1人に絞るのではなく、複数人の候補を選出して比較検討しながら、最終的にアプローチする経営者を決めます。

ステップ5.経営者とコミュニケーションを取る

マッチングに成功したら、経営者とコミュニケーションを取ります。

サービス内のDMでやり取りを開始しますが、マナーとして挨拶や簡単な自己紹介を済ませてから本題に入りましょう。

迅速なレスポンスや丁寧な対応を心がけながら、相手との関係性を構築するのもポイントです。

まとめ：経営者マッチングサービスを利用してビジネスチャンスを広げよう

経営者マッチングサービスは、普段は出会えない経営者と出会える可能性があります。

ターゲットの検索から商談のアポイントまで、全てオンラインで完結するため、営業活動の労力やリソースを削減できるのもメリットです。

必ずマッチングするとは限りませんが、入念に下準備をして目的にマッチしたサービスを選べば、成約につながる可能性は高いでしょう。

本記事で紹介した内容を参考にしながら、経営者マッチングサービスを活用してビジネスチャンスを広げてください。