BtoBマッチングサービスおすすめ15選！選び方やメリットを解説

近年、人口減少に伴う国内市場の縮小により、企業の新規開拓が困難になっています。

BtoB企業においては、意思決定までのプロセスが長いことも新規開拓が難しい原因です。

新規開拓により顧客を獲得できなければ、売上の低迷により企業の存続が危ぶまれます。

こうした課題の解決には、BtoBマッチングサービスがおすすめです。

とはいえ、BtoBマッチングサービスにも種類があるため、何を基準に選べばいいか迷うこともあるでしょう。

そこで本記事では、BtoBマッチングサービスのおすすめ15選を紹介します。選び方やメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

BtoBマッチングの方法は3種類

BtoBマッチングの方法は、大きく以下の3種類に分類されます。

1. プラットフォーム
2. 交流会
3. 展示会

それぞれ特徴を見ていきましょう。

プラットフォーム

プラットフォームは、マッチングアプリやサービスを利用します。

企業プロフィールや案件を登録しておけば、商品やサービスを利用したい企業担当者が、条件に合わせて検索するとマッチングする仕組みです。

プラットフォーム上でのやり取りが可能なため、スムーズにアポイントや商談に進めるという特徴があります。

交流会

交流会は、経営者や個人事業主などが、情報交換や人脈作りを目的に集う場です。

企業や商工会議所などが主催しており、イベントの一環としてマッチングサービスを提供するケースがあります。

対面で交流できるのがメリットですが、コミュニケーションが上手く行かないとマッチングはかないません。

主催者がマッチングサービスを提供することで、ビジネスチャンスを広げる目的があります。

展示会

展示会イベントは、出店の準備に手間とコストがかかりますが、相手と対面で話ができます。

ブースに足を運ぶ相手は、自社商品やサービスに高い関心を持っていると考えられるので、商談につながりやすいのがメリットです。

複数の企業と交流を図れるため、マッチングの可能性は高いと考えていいでしょう。

BtoBマッチングサービスのおすすめ15選

それでは、BtoBマッチングサービスのおすすめ15選を紹介します。

1. AKEY会
2. 比較ビズ
3. アイミツ
4. 発注ナビ
5. Web幹事
6. リカイゼン
7. オンリーストーリー
8. 一括.jp
9. Linkers
10. EMEAO!
11. J-GoodTech
12. つなぎ屋本舗Web
13. earthkey
14. BOXIL
15. Biz-Create

AKEY会

AKEY会は、経営に関する課題を経営者間で解決し話し合う、経営者限定のコミュニティです。

上場企業経営者の参加も多く、毎月40回、朝・昼・夜と高頻度で開催しています。

参加費は年間24万円（月額2万円）ですが、入金以上の受注を獲得できなかった場合は、残額分を会社が発注するサポートがあるのも安心ポイントです。

エーキー会の詳細はこちら

比較ビズ

比較ビズは、無料で利用できるマッチングサイトです。

幅広い業種に対応しており、これまで10万社以上のビジネスマッチング支援実績があります。一括見積もりが可能なため、一社ずつ問い合わせる必要はありません。

見積もり後のサポートも充実しており、契約義務がないので安心して利用できます。

アイミツ

アイミツは、適切なプロに最短翌日に出会える、ビジネスマッチングサービスです。

累計30万件のマッチング実績があり、2,500社の優良パートナー企業から、希望に合わせて最適なプロを紹介しています。

受注企業からの広告掲載料で運営しているため、無料で利用できるのも嬉しいポイントです。

発注ナビ

発注ナビは、ITに特化したマッチングサービスです。

国内最大級を謳う6,000社以上の企業が登録しているので、理想的なパートナーを見つけられる可能性があります。

専門コンシェルジュの徹底サポートにより、ITの知識に不安がある方も安心です。料金は完全無料なので、成約手数料もかかりません。

Web幹事

Web幹事は、Web制作会社に特化しています。

• ホームページ制作会社の選び方がわからない……
• ホームページ制作会社を探す時間がない

このような悩みをサポートしてくれます。

専門のコンサルタントが要件をヒアリングして、発注準備から制作会社の紹介まですべて無料で対応してもらえるのもポイントです。

リカイゼン

リカイゼンは、専門企業コミュニティとつながり、企業課題を改善するサービスです。

16年の支援実績と、充実したサポート体制が整備されています。

先進的IT技術の専門会社も多数登録しており、見積以外の重要指標での比較も可能です。

オンリーストーリー

オンストーリーは、決裁者マッチングプラットフォームを運営しています。

7,000人以上の決済者が登録しており、決済者向けマーケティングを基軸とした、BtoB営業の総合支援も行っています。

経営者BARや経営層向けのイベントや、オフライン会を週1以上のペースで運営しているのも特徴です。

一括.jp

一括.jpは、業者探しを高速化したサービスです。

15年の実績で培ったノウハウを元に、最短2分で希望の業者を探して問い合わせまでサポートします。

累計掲載企業6,000社以上、相談件数11万件突破など、実績が豊富なのも安心できるポイントです。

Linkers

Linkersは、技術職に特化したマッチングサービスです。

全国の産業コーディネーターや中小企業ネットワーク、リンカーズ独自のデータベースから、最適なパートナーを検索できます。

専門チームが探索ルートをマネジメントするので、検索にかかる時間や労力を大幅に削減できるのも魅力です。

EMEAO!

EMEAO!は、コンシェルジュに相談すれば後は、希望にマッチした業者を紹介してもらえます。

登録しているのは、第三者機関の審査を通過した優良業者なので安心です。

各業界に精通した専任のコンシェルジュが、条件や要望を整理して最良の条件を引き出します。

J-GoodTech

J-GoodTechは、中小企業と、国内大手企業や海外企業をつなぐビジネスマッチングサービスです。

幅広い業種から、約37,000社の最良パートナーが登録しています。会員になると、国内外の取引に精通する専任のアドバイザーによる、手厚いサポートを受けられます。

商談成約にかかわる成果報酬は一切かかりません。

つなぎ屋本舗Web

つなぎ屋本舗Webは、自社サービスや商品を販売したい企業と、新規取引先をつなぐマッチングサービスです。

日本最大級のITモバイル交流会から派生しており、初期費用や月額費用はかかりません。

企業情報を一元管理できるので、営業活動に活かせるのも嬉しいポイントです。

earthkey

earthkeyは、スタートアップ企業向けのマッチングサービスです。

ターゲットとなる顧客とのマッチングにより、売上拡大の機会を最大化するサポートをしています。

オフラインイベントへの招待やターゲット企業案件の優先紹介など、サポート体制も充実しています。

BOXIL

BOXILは、掲載されている3,700以上の複数サービスをまとめて比較できます。

ビジネスの成長に役立つ、SaaSやBPOサービスなどあらゆる切り口で比較できて、選定までサポートしてもらえるのも特徴です。

会員登録が必要ですが、比較表は項目をカスタマイズできて、内容はリアルタイムに反映されます。

Biz-Create

Biz-Createは、株式会社三井住友銀行が運営するビジネスマッチングサービスです。

約16,000社の企業が利用しているので、さまざまな企業と出会える可能性があります、

チャットで簡単にコミュニケーションを図れるので、初めてでも利用しやすいでしょう。

BtoBマッチングサービスを選ぶ4つのポイント

では次に、BtoBマッチングサービスを選ぶポイントを4つ紹介します。

1. 実績が豊富なサービスを選ぶ
2. 専門分野に特化したサービスを選ぶ
3. 登録企業数が多いサービスを選ぶ
4. 料金形態と予算感で選ぶ

実績が豊富なサービスを選ぶ

まず、実績が豊富であるか確認してください。

実績が豊富であれば、ノウハウが蓄積されているので、精度の高いサービスを提供してもらえる可能性があります。

実績は、マッチングサービスを提供する企業のホームページで確認できます。ただし、公開されていない場合もあるので、確認できない場合は問い合わせてみてください。

専門分野に特化したサービスを選ぶ

専門分野に特化しているかも確認したいポイントです。

幅広い分野に対応するサービスは誰でも利用しやすい反面、ターゲットが少ないニッチな業種は成果につながらない恐れがあります。

専門分野に特化したサービスなら、専門的な知識がなくても、ノウハウを持つプロがサポートしてくれるので安心です。

登録企業数が多いサービスを選ぶ

そして、登録企業数も確認してください。

登録している企業が少なければ、なかなかマッチングせずに時間をロスする恐れがあります。

登録している企業が多ければその分マッチングする確率も高まるでしょう。

料金形態と予算感で選ぶ

BtoBマッチングサービスを利用する際には、料金形態と予算感の確認も重要です。

BtoBマッチングサービスの料金形態は以下の3通りあります。

• 成果報酬型：成果に達成すると費用が発生する
• 月額型：毎月一定費用を支払う
• 課金型：掲載料は無料でも案件発生時に費用が発生する

成果報酬型は、事前に設定した成果に到達したときに費用が発生しますが、成果に達しなければ費用は発生しません。

月額型は毎月一定額を支払いますが、成果がなくても費用が発生する場合があるので注意してください。

課金型は、掲載は無料でも案件が発生すると費用がかかります。

料金形態を選ぶ際は、予算感の他にも費用対効果を比較検討しながら決めるといいでしょう。

BtoBマッチングサービスを利用する4つのメリット

BtoBマッチングサービスを利用すると得られるメリットを4つ紹介します。

1. 効率よく受注できる
2. 広告コストをかけずに集客できる
3. アライアンス先のビジネスパートナーを見つけられる
4. 競合調査に使える

効率よく受注できる

効率よく受注できるのは、企業にとって非常に大きなメリットです。

通常、受注の獲得には、テレアポやメールなどで見込み顧客にアプローチしてから、フィールドセールスが商談の機会につなげるといった営業活動が欠かせません。

しかし、BtoBマッチングサービスを利用すれば、商談を獲得するための営業活動は不要です。

サービスを利用することで、効率よく受注できれば生産性が向上します。

広告コストをかけずに集客できる

広告は、集客に有効な施策ですが、コストがかかるのが留意点です。

BtoBマッチングサービスは、登録したら後は待つだけなので広告コストを削減できます。

広告予算の算出が難しい企業も、マッチングサービスを活用すれば、集客につなげられるでしょう。

アライアンス先のビジネスパートナーを見つけられる

BtoBマッチングサービスは、アライアンス先のビジネスパートナーを見つけられるのもメリットです。

たとえば、新事業の立ち上げに異業種企業との連携が必要になった場合は、人脈を活用しても理想のパートナーが見つからない可能性があります。

そこでBtoBマッチングサービスを活用すれば、これまで接点を持てなかった異業種の企業との連携も可能になるでしょう。

競合調査に使える

BtoBマッチングサービスを利用する目的は、パートナー企業を探すことですが、競合調査にも活用できます。

ポータルサイトの検索機能を利用すれば、競合が提供している商品やサービスの調査が可能です。

価格帯や他社の強みなどを把握できれば、競合との差別化に必要な施策を見出せます。

BtoBマッチングサービスを利用する際の注意点

では最後に、BtoBマッチングサービスを利用する際の注意点を3つ紹介します。

1. 必ず商談につながるとは限らない
2. 成果が出るまでに時間がかかる
3. 企業情報を詳しく調べる必要がある

必ず商談につながるとは限らない

まず、必ず商談につながるとは限らないことに留意しましょう。

マッチングサービスで条件にマッチする企業が見つかっても、そこから先は自社で対応する必要があります。

サービスはあくまでの出会いの場であり、それ以上のサポートは提供していません。

成果が出るまでに時間がかかる

マッチング後は、通常の営業活動と同じプロセスで進めるため、成果が出るまでには時間がかかります。

マッチングしても、商談が上手く行かければ成果にはつながりません。

BtoBマッチングサービスを利用したからといって、すぐに成果が出るわけではないことを理解する必要があります。

企業情報を詳しく調べる必要がある

マッチングサービスに情報を登録する際には、基本的に自己申告になります。

全ての情報を公開するとは限らないので、独自に企業情報を詳しく調べるようにしてください。

ただし、調べても全ての情報を入手できるとは限りません。

安心できるサービスを選びたいなら、厳しい審査基準を設けているところがおすすめです。

経営者とのマッチングを図るならAKEY会がおすすめ

経営者とのマッチングには、日本一費用対効果の高い「月額2万円」で参加し放題の経営者限定コミュニティの「AKEY会」をご検討ください。

Zoomを利用した、コンシェルジュへの無料相談も実施しています。最大で30分となりますが、希望の日程を選んでいただければ、申込みフォームを確認次第ZoomのURLをお送りいたします。

開催リストも限定公開中ですので、経営者とのマッチングを希望される企業様は、どうぞお気軽にご相談ください。

エーキー会の詳細はこちら

まとめ：BtoBマッチングサービスを活用して理想のビジネスを拡大しよう

ビジネスパートナーを見つけたくても、なかなか巡り会えないならBtoBマッチングサービスを活用しましょう。

主催者が出会いの場をセッティングするので、条件にマッチしたビジネスパートナーと出会える可能性が広がります。

本記事で紹介した情報を参考にしながら、BtoBマッチングサービスを活用してビジネスチャンスを拡大してください。