スマートロックは後付けができ、手軽に自宅の防犯対策が可能です。
元からスマートロックが設置されていなくても後付けできるため、持ち家はもちろん賃貸物件にも取り付けができます。
しかし、選ぶスマートロックを誤ると、設置ができなかったり専用アプリの利用ができなかったりする恐れがあります。
そこでこの記事では、スマートロックの後付けにおすすめの7選と失敗しない選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
後付けできるスマートロックの選び方
後付けできるスマートロックの選び方を7つ紹介します。
- 賃貸でも手軽に取り付けられるか
- 自宅の玄関錠(サムターン)に対応しているか
- アプリの操作はしやすいか
- 解錠方法は利用しやすいか
- 電池の残量は確認できるか
- 合鍵のシェア機能はあるか
- マルチデバイスに対応しているか
賃貸でも手軽に取り付けられるか
賃貸住宅に取り付けるのであれば、貼り付けタイプのスマートロックが適しています。貼り付けタイプなら工事不要であるほか、取り付けに管理会社への許可が必要ありません。
貼り付けタイプでない場合は、工事を伴うため自身で設置する手間や業者への依頼が必要となります。
取り付け前に、必ず許可を取る必要があるので注意しましょう。
自宅の玄関錠(サムターン)に対応しているか
自宅の玄関錠に対応しているスマートロックを選ぶことが大切なポイントの1つです。なぜなら、スマートロックが自宅の玄関錠に対応していないと、設置できない可能性があるからです。
仮に、設置ができても接続がうまくいかずに故障の原因にもなりかねません。まずは、自宅の玄関錠を確認して、適したスマートロックを選びましょう。
アプリの操作はしやすいか
スマートロック購入前には、アプリの操作性も確認しておきましょう。
鍵の解錠方法はさまざまありますが、専用アプリによる自身の操作を必要とする場合があります。
しかし、アプリの操作が難しいと、せっかくスマートロックを後付けしても解施錠で不便に感じるかもしれません。
快適に利用するためには、アプリの操作がしやすいかは重要なポイントの1つになります。
解錠方法は利用しやすいか
解錠方法には、3つの種類があるので、自身が利用しやすいタイプのスマートロックを選びましょう。
解錠方法 | 特徴 |
---|---|
ハンズフリー | スマホを所持してドアに近づくと自動で鍵が開く |
スマホ操作 | 専用アプリを自身で操作する |
マルチデバイス | さまざまな解錠方法に対応している |
自宅で利用するのであれば、ハンズフリーまたはスマホ操作が適しているでしょう。
しかし、ハンズフリーは通信の接続状況によってはすぐに解錠しない、スマホ操作は毎回自身での操作が必要などの注意点もあるので、検討を重ねた上で選ぶことが大切です。
オフィスでの利用ならマルチデバイスを選ぶことで、さまざまな解錠方法に対応しており大人数での入退室が容易になります。
電池の残量は確認できるか
電池の残量が確認できるかは、スマートロックを後付けするならとても重要です。なぜなら、電池残量が確認できずに充電が切れてしまうと、解錠できず締め出されるからです。
そこで、電池残量の確認ができることは、スマートロック選びは必須と言えるでしょう。そのほか、電池残量通知機能があれば充電切れの状態を避けられます。
合鍵のシェア機能はあるか
合鍵のシェア機能があるか否かの確認もしておきましょう。合鍵シェア機能があれば、オンライン上で合鍵を発行して共有ができます。
家族や恋人とお住まいなら、合鍵シェア機能があることで誰一人実際の鍵を持ち運ぶ必要はなくなります。鍵紛失のリスクもなくなるでしょう。
マルチデバイスに対応しているか
マルチデバイスに対応しているかどうかの確認も大切です。マルチデバイスに対応していれば何かしらの鍵を紛失してしまっても、他の解錠方法で鍵を開けられます。
また、鍵の持ち忘れによる締め出しのリスク軽減にもつながります。しかし、解錠方法の追加にはオプションとして料金がかかる場合もあるので事前に確認しておきましょう。
後付けできるスマートロックのおすすめ7選
後付けできるスマートロックのおすすめ7選を紹介します。
- Akerun|Akerun Pro
- home hub|bitlock MINI
- SwitcBot|ロック
- Qrio|Qrio Lock
- August Home|Smart Lock pro
- Candy House|セサミ5
- SADIOT LOCK|SADIOT LOCK 2
Akerun|Akerun Pro
利用料金 | 初期費用:0円 月額費用:要問い合わせ |
---|---|
取り付けタイプ | 貼り付けタイプ |
解錠方法 | ICカード スマホ |
合鍵のシェア機能 | 〇 |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | Akerun |
Akerunは、強力な両面テープを使用しているため後付けが可能なスマートロックです。工事は不要なので、届いたその日から利用できます。
サポート体制にも優れており、24時間の問い合わせ対応や本体不具合時の連絡、電池切れ前の郵送を行っています。そのため、不便はなく締め出しなど万が一の時でも安心して利用できるでしょう。
home hub|bitlock MINI
利用料金 | 月額550円または年額5,980円 |
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取り付けタイプ | 貼り付けタイプ |
解錠方法 | スマホ Apple Watch |
合鍵のシェア機能 | 〇 |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | home hub |
bitlock MINIは、オートロック機能を搭載しているスマートロックです。鍵閉め忘れの心配は、ドアが閉まると自動で鍵を閉めてくれるため気にする必要はないでしょう。閉まるまでの時間は、すぐ・3秒・5秒・10秒と設定することも可能です。
また、サブスク型を採用していることが特徴で、月額550円または年額5,980円から選択して契約できます。
SwitchBot|ロック
利用料金 | 11,980円 |
---|---|
取り付けタイプ | 貼り付けタイプ |
解錠方法 | 音声コントロール リモートボタン スマホ Apple Watch ウィジェット NFCタグ 遠隔操作 物理キー |
合鍵のシェア機能 | ― |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | Switch Bot |
SwitchBotロックは、3M両面テープで取り付けできる後付け可能なスマートロックです。アレクサなどの音声による解施錠も含め8つの解施錠方法が利用できます。
本体の充電が切れた時は物理キーの使用もできるため、締め出しに合わずに安心して利用できます。
Qrio|Qrio Lock
利用料金 | 25,300円 |
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取り付けタイプ | 貼り付けタイプ |
解錠方法 | スマホ カードキー リモコンキー |
合鍵のシェア機能 | 〇 |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | Qrio |
Qrio Lockは、自身の生活スタイルに合わせて希望する解錠方法を利用できるスマートロックです。スマホ操作はもちろん、リモコンキーや暗証番号にも対応しています。
別途カードキーの購入もでき、数分の外出時でもオートロック機能により締め出しに合う心配がありません。また、ハンズフリー機能も搭載しているため、両手がふさがった状態でも解錠が楽に行えます。
August Home|Smart Lock pro
利用料金 | 48,131円 |
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取り付けタイプ | シリンダー交換タイプ |
解錠方法 | スマホ 音声コントロール カードキー |
合鍵のシェア機能 | ― |
マルチデバイス対応 | ― |
公式サイト | August Home |
August Smart Lock proは、ドアセンサーにより鍵がしっかり閉まっているかの確認ができるスマートロックです。そのため、鍵の閉め忘れのリスクをかなり減らせるでしょう。
アレクサやSiriなどの音声にも対応しており、話すだけで解施錠できるので両手がふさがっていても問題ありません。
Candy House|セサミ5
利用料金 | 3,980円 |
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取り付けタイプ | シリンダー交換タイプ |
解錠方法 | スマホ 音声コントロール Apple Watch |
合鍵のシェア機能 | 〇 |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | Candy House |
セサミ5は、日本でよく見られるサムターンに対応しており色々なドアで利用できるスマートロックです。そのため、スマートロックを購入したけど対応していなくて取り付けができないといったリスクはなくなるでしょう。
カラー展開やコスパにも優れており、ブラック・ホワイト・グレーの3種類から最安値3,980円で購入できます。
SADIOT LOCK|SADIOT LOCK 2
利用料金 | 13,200円 |
---|---|
取り付けタイプ | 貼り付けタイプ |
解錠方法 | スマホ 音声コントロール リモコンキー Apple Watch |
合鍵のシェア機能 | 〇 |
マルチデバイス対応 | 〇 |
公式サイト | SADIOT LOCK |
SADIOT LOCKは、鍵が開くまでの時間を短縮することに努めているスマートロックです。最先端のloT技術を組み合わせており、解施錠の速度は平均5秒を実現しています。接続が悪くドアの前で待たされるといったストレスはかかりません。
また、独自のクラウドシステムを構築し日々アップデートを重ねているため、セキュリティ体制も万全です。
後付けできるスマートロックを活用するポイント
後付けできるスマートロックを活用する際のポイントは以下のとおりです。
- スマホの充電切れに注意する
- 定期的に電池の交換をする必要がある
スマホの充電切れに注意する
後付けできるスマートロックを活用する際は、スマホの充電切れに注意しましょう。専用アプリの操作やスマホをポケットに入れたままハンズフリーで鍵を開けられるのがスマートロックです。
ですが、スマホの充電が切れてしまうと自宅の鍵を開けることができません。締め出しに合わないためにも、外出時はスマホの充電が切れないようにする必要があります。
定期的に電池の交換をする必要がある
定期的な本体の電池交換がスマートロックでは必要です。
本体の電池が切れてしまっては防犯性の高いスマートロックが役割を果たしません。電池が切れる前に定期的な交換をしておき、常に万全の防犯体制を整えましょう。
また、長い期間利用するために、電池の持ちについても確認しておくことが大切です。
スマートロックを後付けするメリット
スマートロックを後付けすると、以下3つのメリットが得られます。
- 賃貸住宅でも取り付けができる
- 鍵の閉め忘れや空き巣の防止につながる
- 解施錠の履歴を確認できる
賃貸住宅でも取り付けができる
スマートロックを後付けするメリットは、賃貸住宅でも取り付けられることです。
スマートロックは、製品の取り付け方法によっても異なりますが、両面テープで貼り付けるだけで設置できるタイプもあります。
工事が不要であるため、業者への依頼と賃貸住宅の管理会社や大家さんへの許可を取る必要もありません。そのため、手間をかけることなく自宅のセキュリティを高められます。
鍵の閉め忘れや空き巣の防止につながる
スマートロックの後付けをすると、鍵の閉め忘れや空き巣の防止につながります。
スマートロックにはオートロック機能が搭載されており、ドアを閉めると自動で鍵を閉めてくれます。そのため、自身で鍵を閉め忘れても、自宅に鍵を閉めに戻る必要や空き巣の心配はありません。
スマホを家に忘れてしまうと鍵が開けられなくなるので注意が必要です。「合鍵を家族に渡しておく」「ドアをとじてから鍵が閉まるまでの時間を長めに調節しておく」などの工夫をしましょう。
解施錠の履歴を確認できる
解施錠の履歴が確認できることは、スマートロックを後付けするメリットです。
実際の鍵を使用している場合は、解施錠の履歴はできません。
しかし、専用アプリにすべての履歴を残せるのがスマートロックです。そのため、鍵を閉め忘れても気づくことができるほか、合鍵シェアをしていれば誰がいつ解施錠したかの確認もできます。
まとめ:スマートロックの後付けで防犯対策を強化しよう
スマートロックは後付けが可能で、設置の手間をかけずに自宅の防犯対策が行えます。
賃貸物件でも取付が可能で、鍵の閉め忘れ防止にもつながります。
空き巣が入る心配もなくなり、安心して生活をおくれるようになるでしょう。この記事で紹介した内容を参考にスマートロックの後付けをして、防犯対策を強化してください。